する贅沢から、しない贅沢へ

2014 8/4 (月曜日)

上虚下実の体現

筋肉を効果的に鍛える方法を研究しています。

とはいえ、外見的な強健さを求めているのではありません。

体質改善に貢献すればとの思いからです。

多くの女性のお話を伺う中で、共通するものとして、冷えやむくみ、便秘があげられます。

一概には言えませんが、そのめぐりの悪さは運動不足による筋力低下に起因するところもあるのではないかと考えました。

もちろん精神的なストレスも看過できません。

それを踏まえても、しなやかな心身を練り上げていくことは無駄ではないと思うのです。

古来、東洋思想においては、「体が変われば心が変わる」と考えられてきました。

そして、特に、丹田の充実が心身に影響することを見抜いていたように思います。

現代人はもっぱらデスクワーク中心であり、長時間固定的な姿勢で拘束されています。

その上、公共交通機関の発達で、ほとんど歩かなくなりました。

さらに家電の普及によって、家でも全身を伴う運動を行うことも少なくなりました。

「動物」はその字のごとく、動くものです。瞬発的な運動もしくは長距離の移動の末に、食べ物にありついてきました。

ところが、現代人、特に日本人を含めた先進国の人間は、動物としての基本である、動いてから食べるということすらままならなくなりました。

その結果として生活習慣病が増大したとも言えるでしょう。

とすれば、生活習慣病を克服するための方法は二つということになります。

「動く」か「食べる量を減らす」かです。

入ってくるエネルギーよりも出ていくエネルギーが少なければ、当然余剰が発生するので在庫として抱えるようになります。

考えてみれば、ごくシンプルなことなのです。

その余剰エネルギーの使われ方が人によって、体重増加に利用されたり、過剰な欲求になったり、病気になったり、悩みや怒りになったりするわけです。

健康的な心身をつくり、有意義な人生を歩む上で、適度な運動と食事は欠くことができないことなのです。
さて、それでは今日から食事を運動量に見合った量に制限できるでしょうか。

難しいと思います。

食事量の制限はかなりのストレスが伴います。

一時期は意志の力で抑えつけることができても、そのうち暴発するのが目に見えています。

そこで提案なのが、運動を先行させてはどうかということです。

たくさん食べてしまったら、その後の運動で帳尻を合わせればいい。

美味しそうなスイーツが食べたくなったら、運動を先にして、そのご褒美として食べるという発想です。

不純な動機かもしれませんが、よっぽど中長期的な体重目標よりもモチベーションになるはずです。

そのうち運動が習慣化すればしめたものです。

もし体が運動を必要としていれば、そこに快感が伴っているはずなのです。

その頃には、食事も今まで漫然と食べていた時よりも、ずっと美味しく感じられるようになっていると思います。

運動を続けているうちに、体の機能が正常化し、味覚がクリアになって、食欲が安定し、食事量が適正に落ち着いてくる。

こうしたあり方を目指すべきではないでしょうか。

やみくもな食事制限は代謝を落とし、ますます痩せづらい体に変えていきます。

同様に、運動もイヤイヤやったのではストレス以外の何物でもありません。

自分の好きなものを手始めに行い、興に乗ってきたら、多少筋肉に負荷のかかるようなものを取り入れてみてはいかがでしょうか。

運動の基本としてはウォーキングがすすめられます。

さほど技術がいらない上に、今すぐにでもできるものだからです。

とはいえ、夜遅く仕事を終えてから、ある程度の時間をかけて歩くというのは、なかなか骨の折れることではないでしょうか。

通勤でうまく歩ける人はいいのですが、そうでない人はウォーキングは週末などにまとまってするとして、普段は自宅でできる簡単で短時間でも効果的なものがいいでしょう。

おすすめは「スクワット」です。

キングオブエクササイズと呼ばれ、臀部や大腿部を中心とした、体の中でももっとも大きな筋肉を効果的に鍛えられ、なおかつ、姿勢の維持のための腹筋や背筋を鍛えられることから、最も基本にして、最も重要なトレーニングなのです。

筋トレといっても、べらぼうな筋肥大を求め、ボディビルダーを目指すのではありませんので、死に物狂いで行う必要はありません。

必要な筋肉がつくことで、産熱器官として体温を維持し、血流が潤沢となって、基礎代謝を向上させることができます。

冷えやむくみの改善を期待できます。

東洋医学的にみても下肢と内臓は直結していると考えますので、内臓機能を向上させ、便秘を始めとした内科系、婦人科系疾患の予防改善にもつながるでしょう。

また、下半身の充実は、気の観点からも「上虚下実」「頭寒足熱」を体現することにもなり、心身の安定感を醸成することでしょう。

ストレッチやヨガなどの柔軟性を高める運動も同じくらい大切と考えますが、行い方に偏りがあると、往々にして柔軟性の追求に傾く嫌いがあり、ふにゃふにゃと柔らかいだけで姿勢維持が心もとないバランスに欠けた体を作りかねない面があります。

陰と陽の調和を目指す東洋思想にならえば、柔軟性と強靭性を兼ね備えた心身を練り上げることが必要でしょう。

もっといえば、特定の運動法がいらなくなるような生活様式、つまり普段の生活においても、良い姿勢、呼吸、効率的な体の使い方、動きを実践することで、必要な筋肉が鍛えられるあり方が理想的でもあります。

養生は薬によらず尋常の身持心のうちにこそあれ

この言葉を胸に、とにかく、今から実践です

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