2006 5/24 (水曜日)

高原館での出来事

「先生、緊急の患者です」

びっくりして向かうとそこには小鳥の赤ちゃんが

おそらく「ひよどり」の赤ちゃんです。

スタッフが外で作業をしているとき偶然発見したそうです。

こんなとき、高原館ではスタッフ全員で緊急会議

飛ぶ練習をしているときに落ちたんじゃないか
右足を骨折しているんじゃない?
親と喧嘩して逃げてきた?

色々な憶測が飛び交います。

とりあえず名前はオスなら「サブ」、メスなら「ピーコ」と決まりました。

しかしながら、おかゆや水を与えても食べてくれません。

断食施設だから?
そんなのんきなことは言っていられません。

地元出身のスタッフが

「私の旦那は骨折した鹿を治したことがあるよ」
「知り合いに動物博士がいるから電話で聞いてみようか」

実に頼もしいです。

結局、スタッフの高橋さんの知り合いに詳しい方がいるということで
診てもらうことになりました。

これが東京の真ん中での出来事だったらどうでしょうか?
見てみぬふりをしていた?
考えさせられます。

伊豆の片田舎の出来事でした。

NEC_0291.JPG

サブです。
早く元気になってね。

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“高原館での出来事” への2件のフィードバック

  1. 158号 より:

    心がほんわかしました。
    サブくん、はやく元気になるといいですね。

  2. 高原の住人 より:

    158号さんへ
    書き込みありがとうございます。
    つい先日は鳩が窓ガラスに激突。
    しばらく気を失ってました。
    高原館は色々なお客さんが来ます。
    ここにいると野鳥も動物も虫達までみんな友達なれますね。 

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