糖質が主成分のごはんやパン、めん、いも類などの摂取量を制限することにより、血糖値を安定的に保つことで、高血糖によってもたらされる動脈硬化や糖尿病の合併症を防ぐことができます。

また、血糖値が上がらないことで、脂肪の代謝がよくなり、しっかり食べても痩せやすい体になり、ダイエットにも効果的です。

そのような方には、
普通食のコースをおすすめします。

糖質制限食は、血糖値や高脂血症など、メタボの方や、何度もダイエットをしているが、リバウンドしてしまう方におすすめです。
また、たんぱく質をしっかり摂るので、運動と合わせると代謝を上げる効果もあります。

お米や麺類、パンなどの炭水化物や甘いものが大好きで、つい食べ過ぎるという人は、糖質の過剰摂取で、糖質依存の状態になっています。

まずは、専門家の指導のもとで、一番大変な一週間理想的な糖質制限食をしっかりやって、その後はアドバイスに従って、自分に合わせた方法で継続していくと、どんな人でも無理なくできます。

朝食は少量の玄米ご飯がつき、夕食は主食のご飯の代わりにお豆腐や厚揚げなどが付く「ゆるやかな糖質制限食」です。
野菜もたっぷりついて、結構ボリュームがあり、主食がなくても満足できる食事です。

たんぱく質もお豆腐や豆などの植物性とお魚や卵などの動物性のたんぱく質もついて、バランスの取れた食事になっています。

１食あたりの糖質量は４０ｇ以下で、約４００kcal。
朝食に少量の玄米ご飯や果物が付きますが、一般的な食事の1/3以下の糖質量。
「ゆるやかな糖質制限食」は、自宅でも無理なく続けやすい食事です。