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ゲストとの面談で教えられたこと

やすらぎの里の大沢です。

夜、寝る前。
つい何かをしてしまって、
気がついたら遅い時間になっている。

そんなこと、ありませんか?

先日、帰りの面談で、
こんなお話を聞かせていただきました。

「寝室に入ってから本を読んでいると、
気づいたら深夜になってしまうんです」

朝はなかなか起きられず、
午前中がつらい。

最初に私は、こうお伝えしました。

「寝室では本を読まない方がいいですね。
リビングで読んで、眠くなってから寝室に行くと、
ぐっすり眠れるようになりますよ」

でも、その方の表情が、
少し曇ったんです。

なぜだろうと思い、
もう少しお話を聞かせてもらいました。


その方は、長年、
3人の介護をされてきた方でした。

いつ呼ばれるか分からない日々。

ずっと気を張り続けてきた時間。

「本を読んでいる時だけは、
ほっとできたんです」

その言葉を聞いたとき、
私は最初に言った自分の言葉を、
少しだけ後悔しました。

この方にとって、
寝室で本を読む時間は、

単なる「悪い習慣」ではなく、

“自分を守るための時間”

だったのだと思います。

そこで、私はこうお伝えしました。

「夜の本読み、どうぞ楽しんでください。
その代わり、朝は無理に早起きしなくてもいいので、
起きたら少し外の空気を吸ってみましょう」


私たちの習慣には、

“やめた方がいいもの”と、
“守った方がいいもの”があります。

一見すると同じように見えても、

・ただ疲れを紛らわせるもの
・自分を回復させているもの

その違いは、とても大きい。

やすらぎの里に来られる方の多くが、
長い間、頑張り続けてきた方たちです。

その中で、知らず知らずのうちに、
自分を守るための“習慣”を持っています。

それは、
弱さではなく、

“これまで生き抜いてきた知恵”

なのかもしれません。


もし今、
「やめた方がいいかな」と思っている習慣があれば、

一度だけ、こう問いかけてみてください。

「これは、本当に悪いものだろうか?」と。

もしかしたらそれは、

あなたがこれまで、
自分を守るために続けてきた、

大切な時間かもしれません。

無理に手放すのではなく、
少しずつ整えていく。

そのほうが、
体も心も、やさしく変わっていきます。

やすらぎの里は、
そんな“整え直す時間”を、
そっと支える場所でありたいと思っています。


👉 やすらぎの記憶|人生の節目には、いつもやすらぎの里があった>>

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