こんにちは、こはりです。
本館で企画された「プチ断食とヨガ・瞑想リトリート(合宿)」が予約段階で大好評のようです。
ヨガブームがひと回りして、本当の「やすらぎ」を求める機運が高まってきたのでしょうか。
断食施設に対する期待も、より本質的なものになってきたように思います。
実際、高原館でも意欲的な方々ばかりです。
「より自分を高めていきたい」そんな受け身ではない自主自立の気概を肌身で感じるのです。
リトリートという言葉もだいぶ浸透してきました。
都会の雑踏を掻き分け、ひとときの静寂を味合うべく通うヨガ教室。
そこで手に入れた自然な身体は、いよいよ“自然”を求めてきたのではないでしょうか。
環境としての自然はもちろんのこと、食やライフスタイルに至るまで、地球規模の持続可能性と個人の健康が直結してきたように思います。
競争原理に疲れた心身を癒すためのヨガが、またしても隣を見て我を奮い立たせる優劣の世界に終始してしまうことへの嫌気。
本当のやすらぎとは?
ポーズができることよりもむしろ「今なにを感じているか」が大切だと気づくのです。
釈尊は苦行の末に悟りはないと喝破しました。
「もっともっと…」と外側に求めていけばいくほど、貧しくなっていく自分を発見します。
内面を見つめ、そこに可能性を見出せる機会を、今後とも提供できればと考えています。