やすらぎ日記

2023 12/10 (日曜日)

「断食の効果~内臓の休息~」

断食で内臓が休まるということは、
想像しやすいですよね。

たまに内臓をからっぽにしたら、
スッキリしそう!

この感覚、
断食をしたことのないみなさんにも、
わかっていただけるのではないでしょうか。

とても便利な世の中になりました。

からだを使わなくても
機械が代わりに何でもしてくれます。

食べることに関しては、
スーパーやコンビニの普及で、
いつでも、どこでも、安く美味しいものが手に入ります。

このような社会で暮らす現代人。
疲れているのはどこでしょうか。

からだを使わないのに、
たくさん飲み食いする現代人の多くは、
内臓を大変酷使しています。

もっとも疲れているのは内臓ではないでしょうか。

からだをたくさん動かすと疲れますよね。

それと同じように、
内臓も働きすぎると疲れてしまいます。

体が疲れたらみなさんはどうしますか?

きっと、横になって休む、早く寝る、
そういったことで疲れをとると思います。

つまり「何もしない」ことが効果的。

でも、
これが内臓だとどうでしょうか。

「昨日食べ過ぎたのに、今日も食べ過ぎてしまった…」
「食べ過ぎが連日続いているなぁ…」
「もう食べ過ぎるのが日常になっている…」

そんな人もいると思います。

内臓はなかなか休ませてもらえないのです。

疲れたからだを動かし続けると、
いずれ筋肉の痛みが出てきます。

さらに深刻化すれば、
筋肉が腫れて炎症がおきます。

内臓もそれと同じです。

内臓を酷使すれば、
内臓に炎症が生じてきます。

炎症が続くと内臓の働きが悪くなります。

そしてその状態を放置すれば、
治療が必要な状態にもなりかねません。

治療が必要な段階へ進んでしまうと、
元の状態に戻すのには、
ある程度の時間が必要です。

「そうなる前に休ませる」

これをするだけで、
あらゆる内臓疾患のリスクを下げることができます。

でも、
内臓の疲れはわかりにくいので、
症状が出るまでそのことに気が付きません。

定期的に「断食ケア」ができれば、
日常で多少内臓に無理をさせても、
軽やかな状態を保つことができます。

実際多くのゲストは、
年に数回時期を決めて、
定期的に断食をしに来ています。

良く眠ると翌朝回復するのと同じように、
内臓も休ませてあげれば回復します。

断食はあなたの内臓を効果的に休め、
元気な状態へもどしてくれます。

断食でサクッと軽くなる。

一度体験してみてみませんか?

まずは、どんなところか見てみたいという方は、
本館に1泊して、プチ断食が体験できる、
土曜1泊プランもあります。

3館の違いや詳しい料金は、
下記の資料をご覧ください。



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    2023 12/4 (月曜日)

    断食で得られる効果7選

    これまで断食の効果を紹介するブログは
    何度か上げていますが、
    記事を分けて書いているので、

    「つまり何がいいの?」

    とわからなくなっている方がいるかもしれません。

    今回はシンプルにわかりやすく、
    断食の効果をまとめてみました。


    断食をしたことがない方にも、
    すでに体験したことがある方にも、

    「なるほどこんな効果があるんだ!」

    と感じていただけると思います。

    断食の効果をまとめると、
    以下の7つになります。

    1、内臓に休息を与えて機能を回復させる効果

    2、からだに溜まった老廃物の排泄と血液の浄化効果

    3、脂肪燃焼しやすいからだに改善する効果

    4、食生活を意識改善できる効果

    5、精神的なリフレッシュ効果

    6、摂りすぎているカロリーのマイナス効果

    7、からだのサインへ敏感になる効果

    7つもあるので、
    まとめてもわかりにくいかもしれませんね。


    もっとざっくりまとまれば断食は、

    からだもこころも、マイナスからゼロへ戻し、
    さらにプラスの方へ向かわせてくれる効果があるということです。

    これまで不健康の方向へ矢印が向いていたとしても、
    断食をすれば短期間で矢印の方向が変わります。

    誰でも簡単に健康の方へ歩み始めることができます。

    実は、
    この矢印の方向の切り替えでみなさん苦戦します。

    矢印の方向を変えるには相当な気力が必要だからです。

    これはひとりで行おうとするとだいたい失敗してしまいます。

    でも、
    一度矢印の方向を切り替えてしまえば、
    そのあとはすんなり進めることが多いんです。

    断食は、
    悪い流れを良い流れに変えるパワーが強力です。

    一度良い流れを作ってしまえば、
    あとはその流れにのっていくだけでOK。

    断食でサクッと軽くなる。

    一度体験してみてみませんか?

    まずは、どんなところか見てみたいという方は、
    本館に1泊して、プチ断食が体験できる、
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    2023 12/3 (日曜日)

    味付の濃い物は脳が欲している

    今回ご紹介するのは、
    4月17日から養生館に滞在した、
    30代女性みか子さん(仮名)のご感想です。

    「気づけて良かった」

    今まで暴飲暴食をして身体に負担をかけてたのかな
    と思いました。あまり食べなくても生活できるし
    味が濃くなくても平気なことに気づけて良かったです。

    養生講座にて、
    味付の濃い物は脳が欲しているだけで、
    体が欲している訳ではないことを
    教えていただいたのが大変刺さりました。

    ケミカルなものばかり選んでいたので
    今後は見直そうと思います。

    みか子さん、ご感想ありがとうございます!

    たくさんの気づきを得ていただいたようで、
    わたしたちも嬉しく思います。

    そうなのです、
    実は私たちって、
    そこまでたくさん食べなくても動けるし、
    薄味でも満足できる。

    でも日常ではそれをすっかり忘れてしまいます。

    味の濃いものが美味しく感じる。

    これは人間のつくりが
    そうなっているから仕方ないところもあります。

    味の濃いものを食べると、
    脳は「もっと!もっと!」と興奮しはじめます。

    もっとたくさんの量をたべたくなり、
    もっと味の濃いものを求めてしまうのです。


    でもみか子さんが書いておられる通り、
    味の濃いものを求めているのは脳であり、
    体ではありません。

    やすらぎの里へ来るとみなさん最初は、
    「えっ…味うすい…」と感じるはずです。

    でも日を追うごとに今度は、
    「素材の味がして美味しい!」
    と感じるようになります。

    そしてやすらぎの里から帰宅後、
    市販の食品を口へ運ぶと…

    「味が濃くて食べられない!」

    ここまで変化することだって少なくないです。


    これが味覚のリセットです。

    味覚がリセットされると、
    それに伴って食欲もリセットされます。

    チョコレートが食べたい!
    ポテチが食べたい!
    ラーメンが食べたい!

    という欲求が減って、

    ご飯とお味噌汁が食べたいなぁ~…
    お刺身が食べたいな~…
    わかめときゅうりの酢の物もいいなぁ~…

    こんな欲求に変化していきます。

    欲するものがまるっと変わるのです。

    一定期間刺激の強い食べ物から離れたことで、
    軽い中毒状態から抜け出せるからです。

    味覚のリセットは
    心身を整える大きなきっかけになってくれます。

    みか子さん、
    改めてご感想ありがとうございました。


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    2023 12/1 (金曜日)

    良い習慣を身につける方法とは?

    なぜ習慣化は難しいの?

    悪習慣はすぐに身につく

    「習慣化」と聞いただけで、
    耳を防ぎたくなってしまいませんか?

    人は誰でも、
    「わかっちゃいるけどやめられない!」
    という習慣があると思います。

    例えば、

    ・食べ過ぎ&飲みすぎ
    ・甘いものの間食
    ・夜更かし
    ・スマホの見過ぎ
    ・たばこ

    これらのことが、
    自分の心身に悪影響を与えてしまうことは、
    十分わかっている。

    でもやめられない。

    悪習慣と言われるものは、
    すぐ身につきます。

    それなのに、
    やめようとするとすごく難しい、
    やっかいなものです。

    良い習慣はなかなか身につかない

    それでは良い習慣はどうでしょうか。

    ・腹八分目
    ・甘いものはごくたまに
    ・早寝早起き
    ・スマホより読書
    ・毎日の運動

    これらのことは、
    自分の心身を整えてくれます。

    でも、
    なかなか身につかないですよね。

    悪習慣がすぐ身につく一方で、
    良い習慣はなかなか身につかないものです。

    2019年の厚生労働省調査では、
    20代の女性約9割が習慣的な運動を行っていないという、
    生活習慣の問題が指摘されています。

    <参考>
    厚生労働省. 令和元年国民健康・栄養調査. 健康局健康課; 2019.

    習慣化が難しい理由

    なぜわたしたちは、
    良い習慣をなかなか身につけられないのでしょうか。

    それは良い習慣というものが、
    思いのほかエネルギーを必要として、
    手間がかかるからです。

    腹八分目やお菓子控えめを実現するには、
    「もっと食べたいのに!」という気持ちを
    抑える必要がありますが、
    これが想像以上に気力を使います。

    早寝早起きもそうです。
    「まだ起きていたいのに!」
    「もっと寝ていたいのに!」
    といった気持ちに逆らって
    行動しなければなりません。

    毎日の運動も同じ。
    「暑い(寒い)から外に出たくない!」
    「運動なんてめんどくさい!」
    という気持ちを振り切る必要があります。

    悪習慣は反対に、
    エネルギーを消費しない、
    もしくはエネルギーを補給する要素があります。
    そのため簡単に習慣化します。

    生き物は基本的に、
    無駄な動きを嫌うように出来ています。

    飢餓の時代でも長く生きられるように、
    「省エネ機能」が備わっているからです。

    つまり、
    悪習慣が身についてしまうことも、
    良い習慣が身につかないことも、
    ごく当然のことなのです。

    どうしたら習慣化できるの?

    習慣化したければ一回に一つだけ

    例えば、
    「良い食習慣を身につけたい!」
    と思ったとします。

    あなたならどうしますか?

    ・1日の摂取カロリーを守る
    ・食事のバランスを整える
    ・緑黄色野菜をふんだんに摂取
    ・食物繊維を増やす
    ・糖質や脂質を摂りすぎない
    ・お菓子を食べない
    ・夜食をやめる
    ・揚げ物を控える

    色々な案が出てくると思いますが、
    実はここに落とし穴があります。

    色んなことをやればやるほど、
    効果が出そうなので、
    たいていの人が一度に多くのことに着手します。

    たとえば上記の項目を、
    一度にやろうとしたらどうでしょうか。

    3日坊主…
    いえ、むしろこれだけ多くのことを、
    3日できれば超優秀!ですよね。

    多くのことを一度にはじめると、
    挫折してしまう可能性が高いです。

    人は無意識に変化を拒み、
    いつもと同じことを好みます。

    変化が大きければ大きいほど、
    元に戻ろうとする力も大きくなります。

    これを回避する方法は、

    「習慣化は一回に一つだけ」

    これを守ればOKです。

    食事の改善なら、
    まず最初の一週間は、
    「緑黄色野菜をたくさん食べる」
    だけ意識する。

    そして二週目からは、
    「1日の摂取カロリーを守る」を追加する。

    そんな風に、
    一個一個ゆっくり増やしていけば、
    大きな変化と認識しないので、
    習慣化しやすくなります。

    シンプルな方法で行う

    例えば、
    食事のバランスを整えたいとき、

    「糖質は〇g、タンパク質は〇g、脂質は〇g、
    ビタミンB1が〇mg、ビタミンB2が〇mg…」

    といったように、
    細かく複雑にしてしまうと、
    これもまた挫折要因になります。

    細かいルールや設定は、
    大まか習慣化できてからが良いと思います。

    最初のうちは、
    「糖質控えめ、野菜たっぷり」
    くらいにざっくりとしたルールではじめてみてください。

    ゆるく気長に続ける

    習慣化するのに必要な期間はご存じですか?

    一般的には3か月と言われています。

    この90日を短いと思うか、長いと思うか、
    人それぞれだと思いますが、
    やってみると意外に長期戦だと感じます。

    そんな90日を乗り越えるために
    必要なマインドが、

    「ゆるく気長に」です。

    でも頑張り屋さんな方は、
    つい完璧を目指してしまいます。

    完璧にやることは、
    すごく心身へ負担をかけます。

    良い習慣を身につけて心身を整えようとしているのに、
    完璧にやろうとして心身をすり減らしてしまう。

    その結果途中で燃え尽き、
    反対に「どうにでもなれ~!」
    とやけになってしまう。

    食事改善を例にすれば、

    一汁三菜を一か月間完璧にこなしてきたけれど、
    一度飲み会へ参加して好き放題飲み食いしたら、
    糸がプツリと切れてしまって、翌日から、
    我慢してきた糖質や脂質まみれの食事になってしまう。

    そのようなパターンです。

    それならば最初から、
    「ゆるく」やったほうが良いのです。

    「一週間のうち3日、
    一汁三菜出来たら100点!」

    これくらいの気持ちでいると、
    いつの間にか90日経っていて、

    「じゃあ今度は平日の週5日は、
    一汁三菜にしてみようかな?」

    と、思えるようになって行きます。

    まとめ

    [word_balloon id=”1″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]やす子さん、いかがでしたか?[/word_balloon]

    [word_balloon id=”2″ size=”M” position=”R” name_position=”under_avatar” radius=”true” avatar_effect=”swing” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]なるほど!でした。だから私はチョコやめられなかったんだ…。[/word_balloon]

    [word_balloon id=”1″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true” ]まずは一日おきにする、みたいな簡単なルールを作ると良いかもしれませんね。[/word_balloon]

    [word_balloon id=”2″ size=”M” position=”R” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]あぁ…昨日ファミリーパックをまとめ買いしたところだったのに~![/word_balloon]

    [word_balloon id=”1″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]フ、ファミリーパックをまとめ買い…。[/word_balloon]

    習慣化ならやすらぎの里

    やすらぎの里では、
    良い習慣を身につけるための、
    様々なプログラムを用意しています。

    ・朝のお散歩
    ・朝のヨガ
    ・夜のヨガ
    ・食べ方の講座
    ・セルフ整体
    ・アロマの手作り講座

    などなど…

    滞在型の体験プログラムなので、
    一日だけのセミナーとは別物です。

    食や運動を体感して身につけることが可能です。

    しっかり効果を出したいという方は、
    初めてでも一週間プランがおすすめです。

    ひとりではできない断食も誘惑のない環境で、
    専門家のサポートを受けながら、
    同じ目的の仲間と一緒だと不安なくできます。

    一週間プランは「本館」と「養生館」で体験できます。

    一週間のお休みは取れない、家を空けられないという方は、
    週末を使った3泊と2泊のプランがおすすめ。

    3泊で2日断食、2泊で1日の断食ができます。

    週末プランは「高原館」と「養生館」で体験できます。

    まずは、どんなところか見てみたいという方は、
    本館に1泊して、プチ断食が体験できる、
    土曜1泊プランもあります。

    体験してみると分かりますが、
    断食だけでなく、マッサージやカッピング、
    ヨガや瞑想、温泉や岩盤浴、
    海が見える伊豆高原の景色・・・。

    日常から離れて、心と体をリセットできる、
    理想的な環境があります。

    3館の違いや詳しい料金は、
    下記の資料をご覧ください。



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    2023 10/30 (月曜日)

    間欠ファスティング(16時間断食)

    間欠ファスティング(16時間断食)

    健康やダイエットに関心を持つ人々の間で、
    「間欠ファスティング」が注目を集めています。

    日本では「16時間断食」が有名ですね。

    海外では「16:8ファスティング」と呼ばれ、
    8時間の間だったら、食事の制限はないので、
    無理なく取り組みやすいと人気の方法です。

    興味はあるけど、まだやったことがない。
    自宅で「16時間断食」をやっている方。
    うまく続いて効果が出ている方。
    やってみたけど、続けられなかったという方。

    そんな方のために、
    今回は、間欠ファスティング(16時間断食)を詳しく紹介します。

    16時間断食とは

    一日のうち16時間は何も食べずに、
    水分だけを摂る食事法です。

    残りの8時間は、
    通常通りに食事をします。

    例えば、夜8時に夕食を食べたら、
    翌日の午後12時まで何も食べません。

    16時間を空けて食事をすることで、
    体内の代謝やホルモンの働きが変化し、
    健康やダイエットに効果があります。

    やすらぎの里の食養生コースは、
    朝食が10時、夕食が18時の2食で、
    食事の間隔が16時間空いています。

    食事を食べながらでも、
    16時間断食をしているコースなのです。

    16時間断食のメカニズム

    通常、食事をすると、
    体は糖質をエネルギー源として使いますが、
    糖質がなくなると、
    次に脂肪を分解してエネルギーに変えます。

    この状態を「ケトン代謝」と呼びます。

    16時間断食では、8時間の食事時間に糖質を摂っても、
    16時間の断食時間にはケトン代謝に入ることができます。

    例えば、昼12時から夜8時まで食べて、
    それ以降は水分だけにするというパターンです。

    このように、16時間断食は、
    体の代謝を変えて脂肪を効率的に燃やす健康法です。

    16時間断食の効果

    1. インスリン感受性の改善

    2. 脂肪燃焼の促進

    16時間断食は、
    脂肪をエネルギー源として利用できるようになります。

    これは、断食中にグリコーゲン(肝臓や筋肉に貯蔵される糖質)が減少し、
    代わりに脂肪酸が分解されてケトン体という物質が生成されるからです。

    ケトン体は、糖の代わりに、
    脳や筋肉などのエネルギーになることができます。

    3. 食欲制御の改善

    16時間断食は、
    食欲を抑えるホルモンである、
    レプチンの分泌を増加させます。

    このホルモンは、
    満腹感や満足感を与えることで、
    過食や間食を防ぎます。

    また、空腹感を引き起こすホルモンの、
    グレリンの分泌を減少させることもあります。

    4. 炎症の低減

    16時間断食は、炎症を引き起こす物質である、
    サイトカインを減少させることが分かっています。

    これは、断食中にオートファジーという、
    細胞内の不要な物質や異常な物質を分解する働きが活性化されるからです。

    オートファジーは、細胞の老化や損傷を防ぎ、
    免疫システムを強化することで、
    炎症や感染などの疾患に対抗することができます。

    これにより、細胞の機能が向上し、
    病気の予防や若さを保つ効果につながると考えられています。

    5. ミトコンドリア機能の改善

    16時間断食は、ミトコンドリアという、
    細胞内のエネルギー産生装置の機能を改善するという研究もあります。

    これは、断食中にケトン体が生成されることで、
    ミトコンドリアの数や活性が増加するからです。

    ミトコンドリアは、エネルギー代謝や抗酸化作用などに関与しており、
    その機能が低下すると老化や神経変性疾患などのリスクが高まります。

    16時間断食のやり方

    1、断食と食事の時間帯

    一般的には夜の8時から、
    翌日の12時までが断食期間であり、
    12時から8時までが食事期間となります。

    食事時間は、個人の生活に合わせて調整できます。
    重要なのは、連続して16時間の断食を守ることです。

    8時間の食事時間以外でお腹が空いたら、
    ナッツだったら食べていいことになっています。

    ナッツは良質な脂肪を含み、
    糖質も少ないため、
    代謝の改善効果に影響が少ないので、
    空腹はナッツで乗り越えましょう。

    2、水分摂取

    断食期間中には水分をしっかり摂ることで、
    脱水症状を防ぐことができます。

    水だけでなくコーヒーや紅茶も大丈夫です。

    ただし、砂糖やカロリーのある飲み物は、
    断食期間中に摂取しないようにしましょう。

    3、睡眠をしっかりとる

    十分な睡眠をとることで、
    体内の代謝やホルモンバランスが正常に保たれ、
    食欲や食事制御がしやすくなります。

    4、食事も気をつけよう

    食事期間では、栄養バランスの取れた食事を摂ることができれば、
    さらに16時間断食の効果が高まります。

    野菜、果物、タンパク質源(肉、魚、豆類)、
    良質な脂質を十分に摂取しましょう。

    16時間断食のデメリット

    1、過食のリスク

    16時間の断食期間の後、食事制限が解除されると、
    一部の人は過食傾向が生じることがあります。

    過食が続くと健康に健康に悪影響を及ぼす可能性があります。

    2、栄養不足になる人がいる

    胃腸が弱く栄養の吸収が悪い方の場合、
    必要な栄養素を摂取できなくて、
    栄養不足になる場合があります。

    16時間断食はやらない方がいい人

    1、健康状態がかなり悪い人

    重度の糖尿病や低血糖症、摂食障害、
    栄養不良、極度のやせ、
    妊娠中や授乳中の女性など、
    特定の健康状態を抱えている場合はやめましょう。

    2、過度のストレスや過労

    高度なストレスや過労状態にある場合、
    16時間の断食は体への負担になる可能性があります。

    3、摂食障害

    摂食障害の傾向がある場合、
    摂食障害のリスクを増加させる可能性があります。

    自信がない方は専門の施設で

    16時間断食を自分でする自信がない方や、
    過去にやったがうまくできなかった方は、
    専門の施設を指導を受けながらすることをおすすめします。

    やすらぎの里で16時間断食

    やすらぎの里では、
    本格断食ができる「断食コース」と、
    健康的な食事を食べながら16時間断食をおこなう、
    「養生食コース」が用意されています。

    「養生食コース」は、
    必要な栄養がしっかり摂れる健康食なので、
    疲れ切っている方やストレスが大きい方でも、
    無理なく16時間断食ができます。

    一週間、健康食を食べながら、
    16時間断食をおこなうことで、
    ケトン体代謝になり、
    脂肪が燃えやすい体になります。

    帰る前には生活習慣を改善する講座もあるので、
    専門家のアドバイスを受けながら、
    無理のない生活改善もできると好評です。

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    • お手軽プラン

      2泊3日 32,340円

    • 基本プラン

      3泊4日 48,510円

    料金には、宿泊、食事、面談、マッサージ、カッピング、温泉、講座、ヨガや瞑想などが含まれています。

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