2007 12/2 (日曜日)

料理ネタ その1 スパイスとしての砂糖

久しぶりのお料理話です。

ここやすらぎでは、お客様の食事の料理に
砂糖を使っていません。
日本酒とみりんを使用しています。
使わなくても美味しかったら、嬉しいですよね。

ちなみに、マロングラッセって、お砂糖の塊のようですが、
洋食も最近までは全く砂糖を使わなかったのです!
(ガロンチュール・レギュ-ムという只1つの料理を除いては。)

ガロン・・?聞きなれませんね。
ガロンチュール・レギュームとは、お料理のつけあわせのこと。
たとえば、ハンバーグ等の横に付いている甘い人参など
を指します。
だから、フランス料理のデザートは甘く作られているのです。
お料理のフィナーレに、こってりと甘いデザートを頂くことで
おなかもこころも満ち足りる・・
お砂糖による、至福の時の演出なのです。

日本では、砂糖がまだ高くて貴重だった頃には
トマトなどにかけて食しておりました。
今でも、中国の内陸部のレストランでは
砂糖がけトマトにお目にかかることがあります。

スパゲッティなどを作る際、味がのらないと感じた時には
ほんの一つまみの砂糖を加えると良いですよ。
それでもまだもう少し・・という方は
チーズを削って入れてみて下さい。
ハンバーグなどのソースには、最後にバターを加えると
一味違った仕上がりになります。

そう、私は藤田です。

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