こんにちは、こはりです。
先日、ゲストの方から「いつもブログ拝見してますよ、次回の更新楽しみにしています。」
と声をかけていただきました。
こんなにうれしいことはありません。
初めてお目にかかりましたが、ブログを介して心がつながり合えているという親近感。
心があたたまりました。
改めて見ていただきありがとうございます。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
今日は瞑想のお話。
瞑想は「今ここにいる」感を取り戻す営みのように感じます。
ただでさえせわしない普段の生活。
心はどうしてもあちらこちら散漫に、または周囲に流されるままに、
「今ここで起きていること」を十分に味わい尽くすことが出来ていないように思います。
「過去に対する後悔」「将来に対する不安」が心身の緊張を生みます。
日頃お体のコリに触れさせていただいてつぶさに感じることです。
「食べる瞑想」を行いました。
みかんを手に取ります(これからおいしい季節です)
よく見ます。どんな形、色をしているのか。
触ってみます。ひんやりと冷たく、ツルツルとしています。
このみかんがなっていた木をイメージします。
一粒の種から、芽が出て枝となり木となり。
夏に白い花を咲かせ、今こうやって実を結んでいる。
このみかんを丹精込めて作った人々を想像します。
日に焼けたやさしい顔が浮かぶようです。
皮をむきます。パーッと香りがひろがりました。
ひと房とって口の中に含みます。
まだ噛みません。
舌や口で感じます、ざらついた感じ、ところどころ中の果汁が滲み出しているところもあります。
噛みます、一気に中の果汁がはじけました。
甘味が口中に広がり、唾液もたくさん出てきます。
飲まずに味わいます。
飲み込みます。
口から食道に流れていくことを感じます。
こうやって過程をスローダウンさせながら味わってみる。
ゆっくりやる→いろいろな気付きが生まれる。
こうして食べている時、「今ここにいた」というわけです。
往々にして心は味わう前に先に行きたがります。
私たちの心は焦っているのです。
瞑想によって心を一ヶ所においてみる。
すると「自分への理解」「世界への理解」がグッと深まっていくのを感じます。
過去にも未来にも執着しないあり方。
瞑想はそのための心のトレーニング。
きわめて科学的です。
ままならない心を“今”に引き戻すべく今宵も瞑想しよう、豊かな人生のために。
コメントをどうぞ