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『 やすらぎ通信 』 第524 週刊 2014.11.26
~ 断食のプロが教える・からだをリセットする方法 ~
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伊豆高原は、小雨が降るしっとりした朝。
紅葉で色づいた木々の葉が、
雨に濡れて晩秋を感じさせます。
雨も寒いのも嫌だけど、
こんな日は暖かい部屋で、
丁寧に入れたコーヒーをゆっくり飲みながら、
本を読みふけるのが最高だな。
大室山が色づいてきた伊豆高原から、
やすらぎ通信をお送りします。
【目次】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━
【1】断食中の空腹感
【2】やすらぎのレシピ
「大根と春菊のサラダ」
【3】寄せ書きから
【4】編集後記
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【1】断食中の空腹感
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断食してみたいんだけど、
お腹が空くのに耐えられるのか自信がありません。
普段よく食べるのですが、
こんな私でも断食できますか?
断食したことがない方から聞かれる質問です。
専門の施設で断食したことがある方なら、
分かると思いますが、
断食中って、思っているよりお腹が空かないんです。
断食を始めて、空腹のピークは、
初日の夜、いつも晩ご飯を食べている頃です。
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体の中にはグリコーゲンとして蓄えられた糖が、
8~12時間分位あります。
この糖がなくなると血糖値が下がって、
食事を摂れよというサインが出ます。
それが「お腹が空いたな~」という空腹感。
ところが、それでも食べないと、
体は空腹のサインを出すのをあきらめて、
体内にある脂肪を分解してエネルギーにします。
この切り替えがスムーズにいくと、
断食しても、それほどお腹が空きません。
普段の生活では、
この空腹のピークを越えたことがないので、
空腹がどんどん強くなって、
そのうち空腹で気が狂うんじゃないかって、
心配する人がいますが、大丈夫です。
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私たちが感じている空腹感は、
脂肪が燃える前の確認サイン。
「ここから先は予備タンクよ、
脂肪を燃やしてもいいの?」って、
体が聞いているだけです。
うまく脂肪燃焼モードに切り替わると、
もっと食べなくても平気だってなります。
ただし、そのままずっと断食する必要はありません。
あくまでも、脂肪も使えるように、
体を切り替えてあげる、リセットが目的です。
この切り替えがスムーズにいくようになると、
普段の生活でも空腹に強くなり、
間食をしなくなったり、小食になれるのです。
■ 断食とは
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【2】やすらぎのレシピ
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調理スタッフ浜田です。
週末に埼玉の自宅近くに、
地元野菜を販売するお店が、
2か所オープンしたので出かけてきました。
ちょっと珍しいオレンジ色のカリフラワー、
ロマネスコというブロッコリー、
スイスチャードなどの野菜も置いてあってワクワク。
里芋、さつま芋、人参など、
それぞれ種類がたくさんあって、
はやる気持ちを抑えるのに苦労しました。
どれも生産者のお名前が書いてあります。
正に地産地消で旬の野菜。
なかでも大根が元気いっぱいでした。
葉つきの大根が値段も手頃で売られています。
元気な野菜を美味しく頂いて、
これから来る冬を乗り切りたいですね。
今回は大根と春菊のシンプルなサラダです。
上に飾った黄色い菊が、色鮮やかです。
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「大根と春菊のサラダのレシピ」
●材料(4人分)
大根(太いものだと、8cm位)、春菊 1袋
食用菊(黄)少々
粒マスタード 大さじ1、白ワインビネガー 大さじ1
醤油 大さじ 1、塩、白醤油 少々、ごま油 大さじ2
●作り方
1、大根は皮をむき、繊維に沿って千切りにし、
冷水にさらし水きりをする。
2、春菊の葉の柔らかい部分を食べやすい大きさにちぎり、
冷水にさらす。
茎は使わないので、別に茹でて、
お味噌汁や和えもの等に利用する。
3、ボウルに調味料を合わせドレッシングを作る。
大根と春菊を加え、手早く混ぜ合わせ器に盛る。
4.食用菊を上に飾る。
* 大根に含まれるビタミンCは水溶性で、
長時間水にさらすと流れ出てしまうので、
短めにするか、あるいは生のままでもOK。
■ 体で覚える食養生
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【3】 寄せ書きから
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やすらぎの里では来ていただいた方がお帰りの際に、
寄せ書きを書いてもらっています。
滞在中の感想から感謝の声まで、
すべてスタッフみんなの活力になっています。
その中の一部をご紹介させていただきます。
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今回も本当にスッキリ&リラックス
させていただきました。
4回目になりますが、
毎回新鮮で新たな気づきがあります。
初めてお世話になったのがもう13年前・・・。
それがなければ今の健康はないと思っています。
また来ますので、
今後ともよろしくお願いします。
30代 女性
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苦しいアトピーを治すためにこちらに来ました。
体のバランスを整えるプログラム、
疲労した心身の治療も
すべて私に活力を与えてくれました。
心のこもったお食事とおもてなしは、
私の不安を取り除き、癒してくれました。
おかげ様でかゆみがなくなりました。
本当に、本当に感謝です。
先生、スタッフのみなさんありがとうございました。
今の状態を維持し、今度は体に優しい食事のコースで、
再び訪れたいと思います。
50代 女性
■ やすらぎの里の体験談
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【5】 編集後記
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この頃、禅の勉強をしています。
って言っても、ネットで動画を見たり、
本を読んだりしているだけですが。
それなりの年齢の方から若い人まで、
いろんな立場の方が、自分の境地から、
禅の真髄を教えてくれます。
お寺で座禅をするだけが禅ではなく、
自分の毎日の生活ひとつひとつを、
心を込めて丁寧にする。
本当に大事な学びは、
日常のいたるところにありますね。
喫茶去。
まあ、お茶でも一杯飲みながら、
肩の力を抜いて、楽しむか。
■ やすらぎ日記
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2005 (C) Yasuraginosato
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