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頑張らない「夏の養生」のすすめ
今年の夏も、厳しい暑さが続いています。
朝から30℃を超え、
夜になっても気温が下がらない。
冷房なしでは眠れず、
外へ出るだけで体力を奪われる。
そんな毎日が続くと、
「なんだか体が重い」
「朝から疲れている」
「食欲がない」
そんな不調を感じる方も
多いのではないでしょうか。
でも、それは「体力がないから」ではありません。
体が、休みたがっている
サインなのかもしれません。

東洋医学では、
夏は自然界のエネルギーが
最も盛んになる季節と考えます。
だからこそ、人も無理をしやすい。
でも実際には、
暑さや湿気、冷房による冷えで、
体は思っている以上に消耗しています。
夏は、楽しむだけでなく、
回復する時間も大切な季節です。
その視点を持つだけで、
夏の過ごし方は大きく変わります。
夏バテは「体力不足」ではなく「回復不足」
夏バテというと、
「体力が落ちたから」と思いがちです。
でも実際には、
暑さ。
寝苦しい夜。
冷たい飲み物。
室内外の温度差。
こうした負担が毎日少しずつ積み重なり、
体が回復しきれなくなっている状態です。
例えば、
朝から体が重い
食欲がない
頭がぼんやりする
足がつりやすい
めまいや立ちくらみがある
夜ぐっすり眠れない
こんな症状はありませんか。
それは、
「もう少し休んで。」
という体からのメッセージかもしれません。
夏の養生は、全部やる必要はありません
養生というと、
「あれもやらなきゃ。」「これもやらなきゃ。」
と思ってしまいます。
でも、それではかえって疲れてしまいます。
この夏は、一つだけ。
今日の自分が
心地よいと思えることを選んでみてください。
① 水分と塩分を、体調に合わせて補う
夏は汗と一緒に、水分だけでなく塩分も失われます。
たくさん汗をかいた日は、
梅酢を薄めた「梅酢水」や、
梅干しを添えた水分補給もおすすめです。
やすらぎの里でも、
夏は「梅酢水」が大人気です。
ほんのり塩味と梅の酸味が、
体にやさしく染み渡ります。
② 胃腸をいたわる
夏は、つい冷たいものが増えます。
アイス。
冷たい飲み物。
そうめん。
冷やし中華。
もちろん、すべて、
我慢する必要はありません。
でも、一日中冷たいものばかりでは、
胃腸も疲れてしまいます。
そんな日は、
温かい味噌汁を一杯。
温かいお茶を飲む。
豆腐や納豆、卵など、
消化のよいものを少しずついただく。
食べ過ぎた翌日は、
少し軽めにする。
そんな小さな調整だけでも、
胃腸はずいぶん楽になります。
夏バテは、
胃腸から始まることが少なくありません。
だからこそ、
胃腸を休ませることも、大切な養生です。
③ 睡眠を最優先にする
夏の疲れは、
眠っている間に回復します。
暑さを我慢して眠れない夜は、
冷房を上手に使いましょう。
一方で、
朝、冷えすぎるようなら、
設定を見直してみる。
その日の気温に合わせて、
調整することが大切です。
そして、シャワーだけで済ませず、
時には半身浴もおすすめです。
冷房で冷えた足腰をゆっくり温める。
お風呂で体の深部体温が上がると、
その後ゆっくり体温が下がり、
自然な眠気につながります。
眠ることは、
今日の疲れを
明日に持ち越さないための一番の養生です。
④ 涼しい時間に、気持ちよく体を動かす
暑い昼間に無理をする必要はありません。
朝の散歩。
軽いストレッチ。
ラジオ体操。
スワイショウ。
汗をかくことより、
「気持ちいい。」
そう感じる程度で十分です。
体を少し動かすことで、
血流も良くなり、
冷房でこわばった体もゆるみます。
全部やらなくても大丈夫
ここまで四つご紹介しましたが、
全部やる必要はありません。
今日は、汗をたくさんかいたから、
「梅酢水」を飲んでみる。
温かい味噌汁を飲む。
早めに寝る。
朝、五分だけ歩く。
どれか一つだけで十分です。
養生とは、
頑張ることではありません。
自分にやさしくすること。
その積み重ねが、
夏を元気に過ごす力になります。
回復できる体を育てる
日常の中で、少し早く眠る。
温かいものを一杯いただく。
そんな小さな養生は、
とても大切です。
それでも疲れが抜けないときは、
日常から少し離れ、
休むための環境に身を置く方法もあります。
やすらぎの里では、
食事、温泉、施術、
自然の中で過ごす時間を、
心と体が休まる一つの流れとして用意しています。
自分で何もかも決めず、
深く休める流れに身をゆだねる。
この夏は、
そんな「回復する旅」も選択肢の一つです。
今年の夏が、
心と体をいたわる時間になりますように。🌿

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