伊豆高原の澄んだ空気と
豊かな大自然に囲まれたやすらぎの里では、
日常の疲れを手放し、
心身を本来のすっきりとした状態へ導くための
滞在プログラムをご用意しています。
日頃お出ししている養生食では、
過度な調味料に頼るのではなく、
食材そのものが持つ力や
丁寧にとったお出汁の旨味を
大切にしています。
今回は、ご自宅で作るには
少しハードルが高そうに見えて、
実はコツさえつかめば
驚くほど簡単にできる
「茶碗蒸し」のレシピをご紹介します。
胃腸に優しく、消化吸収にも優れているため、
心と体をじんわりと温めたい日の
食卓にぴったりです。
クリックできる目次
茶碗蒸しを失敗なく美しく仕上げる黄金比
「茶碗蒸しを作ると、
表面に気泡(す)が入ってしまう」
「固まらなかったり、
逆に固くなりすぎてしまう」
というお悩みをよく耳にします。
茶碗蒸しの出来栄えを大きく左右するのは、
卵とお出汁の配合比率です。
やすらぎの里でお伝えしている
失敗しない黄金比は、
卵液1に対して出汁3(1:3)の比率です。
卵の量を計量カップで計り、
そのちょうど3倍の量の
お出汁を合わせることで、
どなたでも口に入れた瞬間に
とろけるような、
なめらかな極上の食感に
仕上げることができます。
一番出汁の豊かな風味が美味しさの決め手
茶碗蒸しの味付けは、
お塩、薄口醤油、みりん、お酒と
ごくシンプルです。
だからこそ、味のベースとなる
「お出汁」の香りと旨味が
とても重要になります。
昆布と鰹節から丁寧にひいた
一番出汁を使うことで、
調味料の塩分を控えめにしても、
奥深く滋味あふれる味わいになります。
ひと手間かけてとった
お出汁の香りに包まれる時間は、
料理をする人自身の心をも
優しく癒してくれます。
なめらか茶碗蒸しの作り方
卵液をしっかりと裏ごしすることと、
蒸し器の火加減を適切に保つことが、
すの入らない美しい
茶碗蒸しを作るポイントです。
材料(作りやすい分量)
- 卵:3個(約180cc)
- 一番出汁:540cc
- 塩:小さじ1/2
- 薄口醤油:小さじ1
- みりん:大さじ1
- 酒:大さじ1
- お好みの具材
(ホタテ、銀杏、長芋、椎茸、桜エビ、
しめじ、生麩、絹さや等):適量 - 三つ葉(飾り用):適量
作り方
- 1、ボウルに卵を割り入れ、泡立てないように白身を切るように優しく溶きほぐす。
- 2、冷ましておいた一番出汁に、塩、薄口醤油、みりん、酒を加えて混ぜ合わせ、
溶き卵と静かに合わせる。 - 3、卵液をザルや茶こしを使って丁寧に裏ごしし、滑らかな状態にする。
- 4、耐熱の器に、飾り用の三つ葉以外の具材を入れ、
裏ごしした卵液を静かに注ぎ入れる。表面に泡があればスプーンなどで取り除く。 - 5、蒸気の上がった蒸し器に器を入れ、蓋をして中火で約12分蒸す。
- 6、竹串を刺して透明な出汁が出てきたら、三つ葉を上にのせ、
さらに1〜2分蒸して火を止める。
※卵のサイズによって容量が変わるため、
卵を割った後に計量カップで正確な量を計り、
その3倍量のお出汁を用意すると確実に成功します。
また、蒸し器の蓋から水滴が落ちないよう、
蓋に清潔な布巾を巻いておくと
表面がより綺麗に仕上がります。
体調や季節に合わせた具材のアレンジ
茶碗蒸しは中に入れる具材を自由に変えることで、
季節の移ろいや体調の変化に合わせた
養生食へとアレンジすることができます。
- 胃腸を労わりたい時:長芋やカブ、
すりおろしたレンコンなどを入れると、
消化を助けて胃壁を保護する優しい一杯になります。 - 体を温めたい時:薄くスライスした生姜や、
葛粉でとろみをつけた温かいあんを上からかける
「あんかけ茶碗蒸し」にすると、
保温効果がより高まります。 - 手軽に作りたい時:椎茸やしめじなどの
キノコ類と、彩りの絹さやや三つ葉だけでも、
キノコから芳醇な出汁が出て
十分に美味しく仕上がります。
長年のゲストとの時間から感じる食の温もり
伊豆高原の地で長年にわたり、
多くのゲストの皆様の
体と心を見つめてきたやすらぎの里では、
温かく消化の良い食事をゆっくりと味わうことが、
自律神経を整える
最も身近なセルフケアであると考えています。
蒸したての温かい茶碗蒸しを口に運ぶと、
豊かなお出汁の香りが広がり、
緊張していた体がふっと緩んでいくのを
感じていただけるはずです。
ご自身のペースで、丁寧に出汁をとって
蒸し料理を作る穏やかな時間を
ぜひ日常の中に取り入れてみてください。
皆様の食卓が、優しい笑顔と
温かな安らぎで満たされますように。
忙しい日々の歩みを緩めて、心と体を深く癒してみませんか?
伊豆高原の豊かな自然に包まれたやすらぎの里では、お一人おひとりの体調に合わせた断食や食養生のプログラム、源泉かけ流しの温泉、心を静めるリトリート体験をご用意しています。日常の喧騒から離れ、ご自身を大切に労わる贅沢な時間をお過ごしください。
お電話でのご予約は
TEL:0557-55-2668