こんにちは磯崎です。
8月6日は幼少の頃、広島で育った私にとって特別な一日です。
遠足で行った平和記念資料館の展示物を見たときの衝撃は、
いまでも忘れることができません。
今回は最近読んだ本の中でおススメの一冊を紹介します。
『夕凪の街、桜の国』(こうの史代著)というマンガです。
映画化され公開されているところもあるので、
知ってる人が多いかも知れません。
3部構成になっていて、
第1部夕凪の街は、
昭和30年、原爆が落とされて10年後の広島が舞台です。
主人公平野皆実は、昭和20年8月6日「水をください、助けてください」
という悲鳴を聞きながらも、その人たちを救えなかったことに罪悪感を持ち、
自分だけ生きていていいのか、人生を楽しんで良いのかと考えています。
恋心をいだく同僚に告白されても、そのことで最初は拒みますが
「生きとってくれてありがとうな」の言葉で心が開かれ、
生きている幸せを再び感じます。
その後は…。
手元にハンカチかティッシュを用意して、読んでみてください