食事療法や運動療法だけではなかなかやせない人がいます。
いわゆる「やせにくいタイプ」。
その原因は自律神経の乱れにあります。
脂肪燃焼は脂肪細胞に蓄えられた中性脂肪の分解→遊離脂肪酸→燃焼
という過程を経ます。
このとき重要なのがUCP(脱共役たんぱく質)。
遊離脂肪酸の燃焼を促進する働きがあります。
このUCPと自律神経は密接な関係があるそうです。
しかし、自律神経が乱れているとUCPの働きが悪くなり、
脂肪が燃焼しにくい体になってしまいます。
では、現代人はどのように自律神経の乱れを起こしてしまっているのでしょうか。
オフィスはもちろん、自宅、交通機関、行く先々の施設に冷暖房が完備し、
寒いときには暖かく、熱いときには涼しい快適な生活。
夜になっても明るい繁華街。
昼夜を問わず明るい光の中にいると、交感神経が1日中休みなく働くことになります。
また、言わずと知れた過度のストレスや不規則な生活などは
自律神経の調子を狂わせてしまう。
例を出したらきりがないくらい現代社会には
自律神経を乱れさせる要因がたくさんあります。
ダイエットにも健康維持にも自律神経の働きが必要なんです。
理想的な生活、それは田舎の農家さんの生活。
これが健康にいいんですよね。
皆さん、体に目を向けて正しい生活をしましょう。
昔は月の明かりを頼りに生活してた。
これが体にいい。
高村