こんにちは、小針です。
この日のためにあつらえた長靴、麦わら帽子、軍手を装備して、枝豆を植えました。
今はまだひょろりと頼りない苗。
それはさながら、おさなごを旅に出させる親心に似たり。
「雨にも負けず、風にも負けず、元気に育つんだよ!」
土をかぶせる手にも力が入ります。
来週になれば、見違えるようにしっかりと地に根を張っていることでしょう。
植物のもつ旺盛な生命力を見習って、僕も地に足つけて生きていこうと決意したのでした。
こんにちは小針です。
今日は大沢先生にタケノコ狩りに連れていってもらいました。
何を隠そう生まれも育ちも東京、コンクリートジャングルに囲まれて育ったものですから、
まったく初めての体験です。
軍手、長靴、シャベルを装備して、いざ竹林に分け入っていきます。
孟宗竹という外来種で成長が早いのだそうです。
日に十数センチも伸びる旺盛な生命力。
自然のダイナミズムです。
育ちすぎたものは硬くて食べられないとのことなので、小さめのを探します。
とはいっても薄暗い竹林の中、ぬかるんだ足元をやっと歩くのに精一杯で、
食べごろのタケノコを見つけ出すなんて至難の技です。
手間取っていると、先生が
「ここにあるよ!」
初心者向けのかわいらしいタケノコです。
「まかせてください!」
意気揚々地面にシャベルを突き立てます。
ゴリゴリ…
岩にぶつかったのかと思いました。
タケノコの強靭な根が行く手を阻みます。
「入りやすい角度があるからそこを狙うんだよ」
先生のアドバイスを受け、狙いをつけて一気にしゃくりあげます。
ザクッ
…取れたことは取れたのですが、なんだか途中でちぎれた感じです。
その間先生は気持ちのいいほどに収穫していました。
かくいう僕はといえば汗の量に全く比例しない収量でした。
情けない…
タケノコ“狩り”なんて勇ましいものではなく、
タケノコに遊ばれてしまったような…
修行が足りません!
次回は修練を積んでリベンジします。
なので先生懲りずにお供させてください~
(写真は先生の農園、青空の下お昼をいただきました。狩りの後のご飯は格別!?)