(ゲストさん到着間際でもゆるっゆるなうみさん)
こんにちは、高原館のくさむらです。
自分の気持ちを
「書く」「書かかない」では
どのように違うのでしょうか。
たとえば「むかつく!」と感じた時。
書かない場合、
頭の中で「むかつく!」と思い、
あれこれ考えます。
あることないこと考えてしまいます。
「むかつく!」と紙に書いた場合どうでしょうか。
書いた時点で、
「あっ、ムカついてるんだなぁ~・・・」
というようにフッと怒りの鎮まることが多いです。
ただ「むかつく!」という気持ちを
書くか書かないかの違いだけなのに、
頭の中で「むかつく!」と思っている場合、
むかつき続けてしまうのに対し、
書くだけで「むかつく!」から
「むかついてるんだな。」に変化します。
この時何が起こっているのかを考えてみました。
「むかつく!」というのは、
「今わたしはむかついている!」という感じですが、
「むかついているんだな。」は、
そのように表現した時点で
ちょっと前のことになります。
どちらかといえば、
「あの時わたしはむかついていたんだな。」
という感じです。
ちょっと前のことになると、
今の私はむかついた状態ではないことになります。
実際むかつくことが起こったのはそう感じる前。
何かが起こった「後」に感情が湧き上がります。
そう考えると、書くことには
「起こった出来事がちゃんと過去のものになる」
という効果がありそうです。
言い方を変えれば、多くの出来事は、
過去に起きた現象なのに
過去として認識されていないのかもしれません。
しっかり過去の出来事として認識できれば、
感情もそこで終わります。
「むかついてたんだな。あのときは。」
というように、感情もそこで終わりやすいです。
わたしの場合書かないままでいると
頭の中ではそのむかついた時の出来事が
リピート機能をONにしたかのように、
繰り返し繰り返し生々しい映像で思い出されます。
思い出してはまた「むかつく!」と感じる。
思い出している瞬間というのは、
実際に起きているのと
ほとんど変わらないのかもしれません。
「書く」だけで、
あらゆる出来事はちゃんと過去のものとして
脳内で整理されるみたいです。
脳の中では過去や現在、そして未来まで、
けっこうゴチャゴチャで
分からなくなっているような気がします。
これを「書く」ことでちゃんと
「過去」「現在」「未来」に分けて整理できます。
むかつき続けていたこと、
悲しみ続けてきたこと、
不安で心配なこと。
書いてみると脳が「今」ではないことを
しっかりと認識できて、
脳の過剰な興奮はおさまっていくように思います。
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