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やすらぎの里、創業30周年。変わったこと、変わらなかったこと

1996年8月11日。

やすらぎの里は、
八ヶ岳の小さな施設から始まりました。

そして今日、2026年8月11日。

おかげさまで、
創業30周年を迎えることができました。

30年。

振り返ると、
本当にいろんなことがありました。

八ヶ岳から伊豆へ移り、
施設も増え、
食事やプログラムも少しずつ変わってきました。

でも、こうして30年続けてこられたのは、
やすらぎの里に来てくださったゲストのみなさん、
現場を支えてくれたスタッフ、
そして家族のおかげです。

本当に、
感謝しかありません。

30年前、最初に迎えたゲストのみなさん

この写真は、30年前、
最初に迎えたゲストのみなさんです。

懐かしいなぁ。

この日のことは、
今でもはっきり覚えています。

息子はまだ0歳。
娘は3歳でした。

アルバイトの涼ちゃんが、
抱っこしている赤ちゃんが、息子の玄。

僕も若い(笑)

小さな施設で、
家族もスタッフも一緒になって、
目の前のゲストを迎えるところから始まりました。

30年続けようと思って、始めたわけではありません

創業したときから、
「30年続く施設をつくろう」
なんて考えていたわけではありません。

ただ、目の前のゲストに喜んでもらいたい。

疲れている人に、
少し元気になって帰ってもらいたい。

「来てよかった」

そう思ってもらえる場所にしたい。

その気持ちで、
一人ひとりのゲストを迎えてきました。

うまくいったこともあります。

失敗したことも、たくさんあります。

それでも、その都度考えて、
変えた方がいいことは変え、
残したいことは残してきました。

30年を目指して歩いてきたというより、

目の前の一人を大切にする。

それを一日、一日、続けてきたら、
30年になっていた。

そんな感じがしています。

八ヶ岳から伊豆へ。変わり続けた30年

30年の間に、
やすらぎの里もずいぶん変わりました。

八ヶ岳で始まり、伊豆へ。

施設も変わり、滞在のスタイルも、
ゲストのみなさんに提供するものも
少しずつ変わってきました。

断食のやり方も
少しずつ変えてきました。

ヨガや瞑想、施術、散歩、温泉。

コロナ禍の頃から、
オンラインの朝ヨガを通して、
滞在していないときにも、
みなさんと一緒に体を動かすようになりました。

30年前には想像もしていなかったことです(笑)

時代も変わりました。

来られる方の悩みも変わりました。

だから、やすらぎの里も変わってきました。

大切なものを守るためには、
時代に合わせて変わっていくことも必要なんだと思います。

それでも、変わらなかったもの

プログラムは、
ずいぶん変わりました。

それでも、30年間、
変わっていないことがあります。

疲れている人に、
少し元気になって帰ってもらいたい。

という思いです。

日常から少し離れる。
頭も、お腹も休ませる。
温泉に入る。
体を動かす。
丁寧に食事を味わう。
よく眠る。

そして、ときには何もしない。

特別なことをたくさんするというより、
日常では後回しになっていた自分の心と体に、
もう一度目を向ける。

そして少し軽くなって、
また日常へ帰っていく。

振り返ってみると、
30年間ずっと、
そんな時間を提供してきたんだと思います。

そして今は、
そこにもう一つ、

安心して力を抜き、
自分のペースを取り戻してもらいたい。

という思いも重なっています。

言葉や方法は変わっても、
根っこにあるものは、
あまり変わっていないのかもしれません。

30年続けて、ようやく分かってきたこと

僕自身、30年前とは、
健康に対する考え方も少し変わりました。

若い頃は、
「健康になるために、何をすればいいのか」を
一生懸命伝えようとしていた気がします。

もっと運動する。
もっと食事に気をつける。
もっと正しい知識を身につける。

もちろん、それが必要なときもあります。

でも30年間、
たくさんのゲストと接してきて、
最近は少し違うことを感じています。

何かを足すことより、
いったん、手放すこと。

頑張って自分を変えることより、

安心して、力を抜けること。

それが大切だなと思うようになりました。

僕たちは、知らないうちに頑張っています。

仕事のこと。
家族のこと。
人間関係。
健康のこと。

「ちゃんとしなきゃ」
「もっと頑張らなきゃ」

そうやって、心だけでなく、
体にも力が入っている人が多い。

だから、やすらぎの里に来たときくらい、

「頑張らなくてもいい」
と思える時間があっていい。

温泉に入って、ふ〜っと息を吐く。
施術を受けて、体の力を抜く。
テラスで海を眺めながら、ぼ〜っとする。

安心して過ごしていると、
ふっと体の力が抜けたり、

「思っていたより疲れていたんだな」
と気づいたりすることがあります。

そんな時間も、回復には、
大切なのだと思うようになりました。

もっと強くなることだけではなく、
疲れたら、きちんと休めること。

頑張り続けるのではなく、
ときには力を抜いて、
自分のペースを取り戻すこと。

30年間、
たくさんの方と過ごしてきたからこそ、
そんなことを感じるようになりました。

やすらぎの里を育ててくれた人たち

そして、30年を振り返って、
あらためて思うことがあります。

やすらぎの里は、
僕がつくった場所ではないなと。

もちろん、施設を始めたのは僕たちです。

でも、この場所を30年間育ててくれたのは、
ここに来てくださったみなさんでした。

初めて、
不安そうな顔で来られた方。

最終日に、
「来てよかった」
と笑顔で帰っていった方。

毎年のように来てくださる方。

何度も何度も通ってくださっている方。

そして、
歴代のスタッフ。
家族。

本当に、
たくさんの人に育ててもらいました。

ちょうど30周年を迎える今週も、
滞在されている方のほとんどがリピーターです。

毎年、この時期に来られる方も多く、

「あら、今年も会えたね〜」

なんて声が、
あちこちから聞こえてきます。

まるで同窓会(笑)

こういう光景を見ていると、
施設をつくったのは僕たちでも、

「やすらぎの里」という場所をつくってくれたのは、
ここに集ってくださったみなさんなんだな。

と、しみじみ感じます。

31年目も、目の前の一人から

30周年。

数字だけを見ると、
とても大きな節目です。

だけど、今日からやることは、
30年前とそんなに変わりません。

目の前の一人に、ゆっくり休んでもらう。

美味しく食べてもらう。
体をゆるめてもらう。
たくさん笑ってもらう。

そして、
「また来たいな」
と思ってもらえる場所であり続ける。

30年前の写真を見ていると、
初心に戻ります。

あの頃と同じように、
一人ひとりのゲストを大切に迎える。

それを、31年目も
続けていきたいと思います。

そしてこれからは、
滞在中だけ整って終わるのではなく、
ここで感じたことが日々の暮らしにつながり、
その人なりの心やすらぐ人生につながっていく。

そんなやすらぎの里でありたいと思っています。

ととのう。
つづく。
しあわせに。

30年間、
本当にありがとうございました。

今日から、31年目。

これからも、
疲れたときにふと思い出してもらえる場所。

必要なときに、
また訪れてもらえる場所。

そして、「来てよかった」
と思ってもらえる場所であり続けられるように。

これからも、
一人ひとりのゲストを大切に迎えていきます。

これからも、
やすらぎの里をどうぞよろしくお願いします。

やすらぎの里について

 お電話でのご予約は

TEL:0557-55-2668

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4件のコメント

  1. 読んでいて涙が出ました。私は3度ほどお世話になりましたが、いつもやすらぎの里を訪れたときに、穏やかなリラックスした気持ちで過ごすことができるのは、大沢さんやスタッフみなさんの、ゲストに対する変わらない温かい思いがあったからなのだと改めて感じました。本当にありがとうございます。

    1. うさぎさん、ありがとうございます😊

      そんなふうに感じていただけて、とても嬉しいです。

      30年間、いろいろなことが変わりましたが、
      「来てくださった方に、安心してゆっくり過ごしてもらいたい」
      という思いは、これからも変わらず大切にしていきたいと思っています。

      やすらぎの里を大切に思ってくださって、本当にありがとうございます。

      またいつでも、ゆっくりしに帰ってきてください😊

  2. 30周年おめでとうございます!!!
    初回ゲストの写真を見て、そして大沢先生のブログを読みすすめていくうちに、30年の歴史と重み、深い想いを感じ感激し、ウルウルきています。

    やすらぎの里という場をつくり、提供してくださっていることに改めて感謝いたします。ゲストの私たちにとっての大いなるやすらぎです☺
    これからもどうぞよろしくお願いいたします。
    ますますのご活躍とご健勝を心からお祈りいたします。

    1. えりっちさん、コメントありがとうございます😊

      記事を読みながら、そんなふうに感じてもらえて、とても嬉しいです。

      30年続けてこられたのは、えりっちさんのように、何度も足を運んで、やすらぎの里を大切に思ってくださるみなさんのおかげです。

      僕たちがつくったというより、みなさんと一緒に育ててもらった場所なんだなと、30周年を迎えて改めて感じています。

      これからも、疲れたときに「また帰ろう」と思ってもらえる場所であり続けたいと思います。

      またお会いできるのを楽しみにしています。😊

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