暑い日が続くと、どうしても冷たいアイスが食べたくなりますよね。
「たまに食べるくらいならいいけれど、毎日2〜3個も食べてしまう」「アイスを食べないと落ち着かなくて、やめられない……」
そんなふうに、ついつい食べすぎてしまって自己嫌悪に陥っていませんか?
わかっているのにやめられないのは、決してあなたの意志が弱いからではありません。実は、アイスには人間が「依存しやすい要素」がいくつも隠されているのです。どうかご自身を責めず、からだの中で何が起きているのかを知ることから始めてみましょう。
クリックできる目次
毎日アイスがやめられない脳とからだの仕組み
アイスを食べると幸せな気持ちになりますが、そこには脳を錯覚させる落とし穴があります。
冷たいものは甘みを感じにくく糖分が多すぎる
食品は、温度が冷たいと人間の舌には甘みを感じにくくなるという特徴があります。
そのため、冷たい状態で「ちょうどいい甘さ」に感じるアイスには、他の甘いお菓子よりもはるかに大量のお砂糖(糖分)が使われています。私たちは知らないうちに、かなりの糖分を摂ってしまっているのです。
急激な血糖値の上昇が脳に快楽として記憶される
糖分がたくさん含まれるものを食べると、からだの中で血糖値が急激に跳ね上がり、脳内に「ドーパミン」という物質が分泌されます。これが、脳に強い「快楽」として記憶されてしまうのです。
すると脳は、その快楽の刺激をもう一度味わいたいがために、お腹が空いているわけでもないのに「もっと食べたい!」という強いサインを出します。これが、アイスを食べないと落ち着かなくなる「アイス依存症」のような状態を作ってしまうのです。
冷たくて甘いものが夏バテを引き起こす理由
さらに、甘くて冷たいものの食べすぎは、夏のからだの疲れを長引かせる原因にもなります。
糖分を燃やすためのビタミンが不足してしまう
アイスのような甘いものは、食べた直後は血糖値が上がって元気になった気がしますが、その後急激に下がります。するとまた食べたくなってしまうという悪循環に陥ります。
実は、からだの中で糖を「動くためのエネルギー」に変換するときには、ビタミンB1が大量に消費されます。
アイスばかり食べていると、次第にからだの中のビタミンB1が不足してしまい、「糖分はたっぷりあるのに、それを燃やすためのビタミンが足りず、結果としてエネルギー不足になる」という状態になります。これこそが、だるくて動けない「夏バテ」の大きな原因なのです。
アイスや冷たいおやつに関するよくあるご質問
Q. 冷たいものが良くないとわかっていてもやめられません。
A. 無理に我慢せずヨーグルトや冷やした果物に置き換えましょう。
「絶対に食べない!」と禁止するとかえってストレスになります。アイスのような依存しやすい甘さを少しずつ減らすために、プレーンのヨーグルトに置き換えるのがおすすめです。どうしても甘みが欲しい時は、砂糖不使用のジャムを少しかけたり、スイカやメロンなど冷やした旬の果物を食べたりすると、からだも心も満足してくれますよ。
Q. これからアイスは一切食べてはいけないのでしょうか?
A. 普段は控えて週に一度だけ特別に味わうのがおすすめです。
好きなものを完全に断つ必要はありません。普段はヨーグルトや果物でからだをいたわり、「一週間に一度だけ、本当に美味しいお気に入りのアイスをゆっくり味わって食べる」というルールにしてみてはいかがでしょうか。節度をもって楽しむことで、美味しさも格別になりますよ。
無理に我慢せずからだが喜ぶ冷たいおやつへ
暑い夏を乗り切るためには、冷たいものを上手に取り入れることも大切です。自分を縛りすぎず、からだが喜ぶ自然な甘みを味方につけていきましょう。
やすらぎの里で乱れた食生活をやさしくリセット
「どうしても自分一人では甘いものがやめられない」「食欲が落ちて生活が乱れてしまった」という方は、ぜひ一度やすらぎの里へいらしてください。自然の恵みを活かした美味しい養生食を食べることで、狂ってしまった味覚がリセットされ、本来の心地よい感覚を取り戻すことができますよ。
甘いものの食べすぎや、胃腸の疲れを整えるための「養生食」の考え方について、もっと詳しく知りたい方はこちらの記事も読んでみてくださいね。
毎日の食事で、心と体をやさしく「ととのえる」ヒント
やすらぎの里でゲストの皆様にお出ししている、
胃腸を休め、エネルギーを満たす「養生食」の秘密をご紹介しています。
本当に好きなものは、我慢するのではなく、からだと対話しながら美味しく楽しみたいですね。焦らず、ご自身の心地よいペースを見つけていってください。
お電話でのご予約は
TEL:0557-55-2668