※この記事は、やすらぎの里の
元養生館館長・小針先生が以前書かれた文章を
現在のサイト用に再編集したものです。
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断食中につらい症状が出るのは、なぜ?――断食反応の種類と、乗り越え方
こんにちは、こはりです。
やすらぎの里のゲストから
こんな質問をいただきました。
「断食や少食をしていて、
一番キツイのが好転反応を乗り切ることです。
対処方法を教えてください」
つらいですね。
滞在中も、頭痛や吐き気などの症状が出て
心細くなってしまう方がいます。
その気持ち、よくわかります。
まずお伝えしたいのは
断食反応は
体が悪くなっているサインではない、
ということです。
むしろ、
体が本来の力を取り戻そうとしている証です。
そのことを知っているだけで
反応が出たときの
受け止め方がずいぶん変わります。
断食反応は、大きく3つに分けられる
① 排泄反応
食べすぎやストレスによって
機能が低下していた内臓が、
断食によって回復し、
排泄力が高まることで起こる反応です。
ふけ・あか・目ヤニ・舌の苔が増える、
尿の色が濃くなる、普段と違う便が出る、
おりものが増える、
といった変化として現れます。
これは体の中の不要なものが
外へ出ようとしているサインです。
② 治癒反応
内臓の機能が回復するとともに
自然治癒力が高まり、
体が治ろうとする過程で一時的に起こる反応です。
発熱・炎症・痛みとして現れることがあります。
「症状即療法」という言葉があるように
細胞が修復される過程で
このような症状が一過性に現れる場合があります。
③ 低血糖症状
普段から精製糖を含む
甘いものを頻繁に食べていたり、
精製炭水化物に偏った食生活を送っている方は、
断食中に血糖値が下がりすぎてしまうことがあります。
血糖値を急激に上げる食品に
体が依存していることが原因と考えられます。
だるさ・無気力・悪寒・眠気・
動悸・吐き気・頭痛など、
多彩な症状として現れます。
反応が出ても、焦らなくていい
多くの場合、滞在の後半に差し掛かるにつれて
症状は軽減し、
「むしろすっきりした」とおっしゃる方が多いです。
断食反応が出ても、
それは悪いことではありません。
自分の体や生活習慣を振り返り、
好転していくチャンスととらえていただければ、
つらさの意味が変わってきます。
やすらぎの里では、
反応が出たときのための
対処グッズをいくつか用意しています。
ショウガ湯・梅酢水・梅干し・あめです。
今の自分の体が甘みを欲しているのか、
塩気を欲しているのかを感じながら
適宜取り入れてみてください。
来所前の3日間が、快適な滞在を決める
断食反応は、入所前の生活が乱れているほど
強く出る傾向があります。
やすらぎの里にお越しになる3日前から、
以下の点を心がけていただくと、
より穏やかに、効果的に滞在できます。
- ・間食や食後の甘いもの・スナック菓子を
新鮮な果物やナッツに替える - ・ごはんとみそ汁におかずという、
シンプルな和食を心がける - ・お酒を飲みすぎないようにする
- ・通勤時や休日に、いつもより少し多く歩く
- ・寝る前にゆったりと深い腹式呼吸を行い、
十分な睡眠をとる
断食反応は体の自然な働きであり、
悪いことではありません。
ただ、体をいたずらに動揺させ、
せっかくの滞在を妨げるのはもったいない。
穏やかに体の変化を受け取れるよう
3日前からの準備を大切にしてみてください。
断食についてさらに詳しく知りたい方は
こちらもご覧ください。
→ 断食とは何か
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TEL:0557-55-2668