こんにちは、こはりです。
道具を使わず手だけで施術する仕事上、手の持つ可能性を幅広く求めていきたいと思うのです。
それが気でも波動でもエネルギーでも、結局なんでもよくて。
ただ思いが、愛が、どうかこの手を通じて相手に届いてほしい…という痛切な願いがあります。
もちろん修得すべき技術はあります。
技術の探求を怠ることは治療家としての責任放棄です。
ただ同時に、いかなる高度な技術もかなわない原初的な愛の営みが、人を癒すことを忘れてはならないでしょう。
『指圧は知識でなく思想であり、技術でなく精神である。』
知識も思想も技術も精神も、血みどろの努力で徹底的に極めた師の言葉だけに、異様な説得力があります。
それはさながら「二人禅」
療法が治すのではない、人と人との間で治っていく。
人間治療。
支え合いこそ“支圧”
そこにギルド的な技があるでしょうか。
治療家がいなくなる社会こそ愛に満ちた理想社会。
うつ、ひきこもり、摂食障害…
人と人の間で起こる愛の奇跡。
“人間”治療こそ。
まずは「手当て」から。