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2014 4/27 (日曜日)

カレンデュラのハーブチンキを作りました

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治療スタッフの笹原です
今回は、カレンデュラのハーブチンキを二週間無水エタノールに漬け込んで作りました。 そして、いつものクレイ入りの石鹸に入れてみました。

カレンデュラは「皮膚のガードマン」とも呼ばれ、傷ついた皮膚や粘膜、血管を修復し、保護してくれます。外用薬として用いると、その優れた殺菌力・消炎力で傷や火傷の回復を助けたり、日焼けや皮膚の炎症を鎮めたりといった効果を発揮します。
これから、紫外線が強くなる時期です。
毎日ウオーキングで紫外線浴びても大丈夫ですよ!

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2014 4/27

野菜販売

こはりです。

日曜日の8時30分から、地元の農家さんによる有機栽培野菜の販売があります。

新鮮な野菜や果物。

ゲストの方に喜ばれています。

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2014 4/27

断食の意義

「断食をして痩せたのはいいけれど、帰ったらまた元に戻ってしまいました」

体は変わったかもしれませんが、心は以前とまったく変わっていないことを表しています。

食べないことによって、日頃酷使されていた内臓に休息が与えられ、また、蓄えていたエネルギーが消費され、ある程度、肉体的な変化、改善が見られることでしょう。

これは野生動物が異常のある場合に、本能的に断食をして回復していることと同じことです。

「痩せたい」「治りたい」こうした悩み、苦痛から逃れたい一心で行う断食があり、こうした要求に応える断食施設が乱立し「断食すれば痩せる」「キレイになる」「病気が治る」と耳障りの良い言葉で、断食依存症を量産していきます。

断食施設に専門の指導者が存在するということは、こうした要求を偽らざる人情と心得つつも、断食の本当の意義を啓蒙し、肉体の変化にとらわれることなく精神的な変化へと誘導していくことなのだと思います。

断食が原初的、本能的な療法であるとともに、動物とは違い精神的に高度に発達した人間が断食を行う場合、古今東西の宗教に採用されていることがその証左となりますが、それは心の変革を伴う精神修養的な意味合いも帯びてくるということです。

実際に、断食をすることで、自らの内にある食欲、いわば本能的な欲求、生き延びようとする強烈なエネルギーに向き合うことがあります。

かえって食欲が強調されるので、とかくそれを卑しいものと思いがちで、自己否定的な感情を植えつける嫌いがありますが、断食は無欲であること、つまり、食べることの否定でもなければ、食欲の否定でもないことを確認しておきたいのです。

一切の無欲では、この現代社会での社会性が欠如してしまうことに気づかれるでしょう。

反対に、欲望を肯定したところの、ダイエットしたい、キレイになりたい、健康になりたい、病気を治したい、いずれの「~したい」はそれぞれ別の次元のものが混在しているように思いますが、結局「我良し」「利己的」に過ぎず、結局、心身ともに行き詰まってくることは経験されるところです。

つまり、経年劣化という自然法則に抗ったり、特別な何かを外側に求めても満たされることなく、「もっともっと」とまた次々に新たな欲望が生まれるということです。

生きるために食べることは必要であり、そのために食欲があるのですから、全く否定されるものではありませんが、それが心身を崩壊させるまで食べてしまうのは、欲求の方向性が誤っているということなのです。

自己に内在する強大なエネルギーの方向性を、生きるために必要な欲求を満たすことは自明として、それに飽き足らず、より高次に昇華していくことが、食べ過ぎることを避けるという消極的な意味も含みこんだ、きわめて人間的なあり方なのだと思います。

「人間的」であるために、その役割、使命を果たすため、長所伸長として「学ぶこと」活動を支える「体を整え鍛えること」精神力の発露として「人の幸せを祈る」ことに、精力を円満に費やすことが、欲望を肯定しつつ社会性を維持することにつながるはずです。

現代人の心が病み、社会性を失い、今までの生活を変更せざるを得なくなるのは、単に心が疲弊したのではなく、煽られるままに、自らの判断を放棄し、求め続け、不必要なものまで抱え過ぎた飽和状態から、なんとか救い出そうと、心の暴走を食い止める生命の尊い救命処置ではないかと思うのです。

いわば強制終了、日常からの離脱は、改めて日常を、ひいては自己を見つめ直す機会になるはずです。

人間には良くも悪くも「慣れる」という働きがあります。

嫌味な上司の度重なる小言も、慣れてしまうとストレスに感じなくなるのは「慣れる」ことの都合の良い面でしょう。

一方で、ビギナーの時は「ありがたい」と思えたことが、年月を経ることで感動が薄れ、感謝の気持ちを持てなくなってしまうことがあります。

これは「慣れる」ことの良くない面でしょう。

やすらぎの里で行うことは、この自分の中にある、いわば「ありがとうセンサー」の感度を本来の状態に戻していくということなのです。

食べられること、寝られること、体を動かせること、働けること、そんな日常のあたりまえのことにも感謝の気持ちを持てたら、こんな幸せなことはないわけです。

そのためにできることが「非日常」を体験するということなのです。

「食べない」ことで「食べる」ことが鮮明になります。

つまり「非日常」を体験することで「日常」が鮮やかに蘇ってくるのです。

難しい理屈抜きに、旅の途上、センチメンタルにホームシックになるだけでも良いと思います。

「やっぱりウチが一番だ」「お母さんの作ったご飯がおいしい」「この布団と枕が落ち着くんだよね」

日常が際立った瞬間です。

自分にとって何が大事なのか。

モノや情報が氾濫する現代社会に生きていると、外ばかりに視線を向けることになってしまい、自分の感性で生きるということができなくなっていきます。

時間に追われ、煩雑に過ぎていく1日の中で、どれだけ自分と向き合う時間が作れるでしょうか。

「ありがたい」は、いつでも自分の足元にあるのです。

ところが、それに気づく感性を、「慣れる」ために、いつしか鈍らせてしまっているのです。

断食はあくまでも断食であって、無食でも絶食でもないのです。

「断」そこには日常性、習慣性を断つという意味合いがあります。

現在、流行する「断捨離」思想の根源にヨガ指導者、沖正弘の哲学があります。

沖はこう述べています。
『ヨガでは、断食、断性、断財、断家庭(出家)断社会(独居冥想)の行法があるのである。時々、離れてみる、別れてみる、無いつもりになって生きてみると、正しい観方、受取り方が生まれてくる。物の価値、ありがた味、必要性、恩、自己への協力、自分の位置、自分の責任などしみじみと味わうことができる。』

普段置かれている環境からから離れ、断食をしてみる。

当初は軽い気持ちで行ったことも、思いのほか、多くの気づきをもたらすものとなるでしょう。

ゲストの方々にとって、日常を鮮やかに蘇らせる契機になることを、ささやかに見守り、お祈りする、立会人となれれば、僕の使命も果たされるというものです。

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2014 4/25 (金曜日)

『 やすらぎ通信 』 食後の眠気の対処法

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『 やすらぎ通信 』 第495号 週刊 2014.4.25

~ 断食のプロが教える・からだをリセットする方法 ~
やすらぎの里・ホームページ https://y-sato.com/kougenkan/
高原館・ホームページ https://y-sato.com/kougenkan/
日記ブログ https://y-sato.com/kougenkan/diary/

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伊豆高原は、すっきり晴れて、
気持ちのいい青空が広がっています。

いや~、新緑がまぶしいですね。

ゲストのみんなもテラスで、
本を読んだり、ぼ~っとしたり、
ほんと気持ちよさそう。

ソラ君も気持ちよさそうに、
テラスでゴロゴロしています。

爽やかな風が流れる伊豆高原から、
やすらぎ通信をお送りします。

【目次】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━

【1】食後の眠気の対処法

【2】ペイフォワードでつなぐ

【3】寄せ書きから

【4】編集後記

■ やすらぎの里の空き室状況はこちら

空き室状況

■ 高原館の空き室状況はこちら

空き室状況

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 【1】食後の眠気の対処法
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先週に引き続き、食後の眠気について。
今週は、食後の眠気の具体的な対処法を紹介しますね。

まずは、先週のまとめで、
食後の眠気の原因については、下記の4つがあります。

1、糖質が多いものを食べ過ぎている
2、睡眠時無呼吸がある
3、自律神経が乱れている
4、低血糖症

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「糖質が多いものをたくさん食べない」

ご飯や麺類などの炭水化物は、
食べた後に血糖値を上げます。

その後で血糖値が下がる時に眠気を生じます。

特に、お昼にラーメンとチャーハンとか、
うどんとご飯、パスタとデザートのように、
一度の食事で二重に炭水化物を摂ると、
血糖値が乱高下しやすい。

食後に眠くなる人は、
食事の中の糖質だけを減らせば、
眠気はだいぶ違ってきます。

昼食で炭水化物を摂るときは、
小さいサイズにして、サラダや冷奴など、
サイドオーダーを組み合わせて、
糖質量を減らすようにしましょう。

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「睡眠時無呼吸がある」

昼に猛烈な眠気があって、
肥満の方、たくさんお酒を飲む方は、
このパターンが多いです。

特に、大人になってから急激に太っている場合、
鼻腔や咽頭も狭くなっています。

そのため、寝ている間に呼吸が止まって、
睡眠が浅くなるので、
慢性的な睡眠不足になります。

根本的な改善は、痩せること。

ただし、急には難しいというは、
むくまないようにする。

特に、夜に味の濃いものを食べて、
お酒をたくさん飲んでいると、
太っているだけじゃなくて、
むくみで無呼吸になる場合もあります。

夜はお酢や鰹節を使って、
薄味でも美味しく食べられる工夫をしましょう。

また、サラダはカリウムの働きで、
むくみを取るので、
たっぷり食べたいですね。

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「自律神経を整える」

季節の変わり目は、自律神経が乱れやすい時期なので、
普段よりもたっぷり睡眠をとるようにしましょう。

また、不規則な生活の方は、
寝る前に、寝る前のパターンを決めておくと、
体が自然に切り替わりやすくなります。

いつもの音楽とか、香りとか、
ストレッチ、本を読むなど。

寝る前の儀式のようなものがあると、
自律神経も切り替わりやすくなります。

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「低血糖症」

血糖値が下がり過ぎると、
だるくなったり、眠くなったりします。

改善のためには、血糖値を安定させる、
良質な油(オリーブオイルや亜麻仁油)や、
たんぱく質のものをしっかり摂るようにしましょう。

また、食事を分散させてもいいので、
一度の食事を分けて、
お菓子じゃない、間の食事をとるのもいいです。

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それぞれのタイプ別に、
いろんなことを書きましたが、
ほんとは一番いいのは、
短時間のお昼寝ができたら理想です。

この頃、お昼寝を推奨する会社もあるみたいですね。

体の声もきちんと聴いてあげられる、
そんな働き方ができたらいいですね~。

■ 断食コース
https://y-sato.com/kougenkan/course.html#danjiki

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 【2】おすすめの本
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「50代から健康体に生まれ変わる!」
桐山秀樹著 扶桑社

著者の桐山さんは、糖質制限食を実践して、
2か月で20kgの減量に成功して、
糖尿病も改善した体験をもとに、
糖質制限食の本を何冊か書かれています。

この本では糖質制限食だけではなく、
それ以外の信頼性のある食事法や、
運動を続けていくコツ、睡眠、男性ホルモンなど、
幅広い分野から健康になる、
具体的なアドバイスがたくさんあります。

若い時の生活のままだと、
ガクッと体力が落ちたり、
病気になりやすくなる50代。

自分の健康に不安を感じている方におすすめの本です。

■ 糖質制限食コース
https://y-sato.com/kougenkan/course/low-carbohydrate.html

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 【3】 寄せ書きから
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やすらぎの里では来ていただいた方がお帰りの際に、
寄せ書きを書いてもらっています。

滞在中の感想から感謝の声まで、
すべてスタッフみんなの活力になっています。

その中の一部をご紹介させていただきます。

——————————————-

一週間ありがとうございました。

断食に耐えられるか、とても心配でしたが、
なんとかふらつきながらも、
乗り越えることができました。

仕事のストレスや家族のことも気にせず、
リラックスでき、すっきり解消しました。

今度は主人や家族と
リセットしに来たいと思います。

40代 女性

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夫婦で初めて断食に参加しました。

想像していた以上に、
充実した一週間を過ごすことができました。

数々のプログラムや飲み物で、
空腹感も辛くなかったです。

この一週間で今までの生活を見直すことができ、
これからの生活のヒントも沢山いただけました。
良い老後が過ごせそうです。
感謝!!

60代 男性

■ やすらぎの里の体験談

お客様の声・体験談

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 【5】 編集後記
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先日、東京で暮らす子供たちと会いに、
東京に行ってきました。

久しぶりにみんなが揃ったので、
かみさんも大喜び。

息子もこの春からひとり暮らしだったので、
どうしているかちょっと心配していましたが、
元気に暮らしているようです。

家では料理なんかしたことないのに、
食事も自分で作っているようで、
「俺、女子力高いし」なんて自慢していました。

子供って、親元から離れると、
大人になるな~って、改めて感じてます。

■ やすらぎ日記
https://y-sato.com/kougenkan/diary

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2005 (C) Yasuraginosato

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  • お手軽プラン

    2泊3日 32,340円

  • 基本プラン

    3泊4日 48,510円

料金には、宿泊、食事、面談、マッサージ、カッピング、温泉、講座、ヨガや瞑想などが含まれています。

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