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2014 8/5 (火曜日)

『 やすらぎ通信 』 いのちを養う場所

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『 やすらぎ通信 』 第508号 週刊 2014.8.5

~ 断食のプロが教える・からだをリセットする方法 ~
やすらぎの里・ホームページ https://y-sato.com/kougenkan/
高原館・ホームページ https://y-sato.com/kougenkan/
日記ブログ https://y-sato.com/kougenkan/diary/

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伊豆高原は、朝から快晴。
夏の日差しが照りつけています。

四国では大雨が降っているようですが、
伊豆はカラカラ天気がもう10日位続いています。

そろそろ雨が降ってくれないと、
畑の野菜が干からびそう・・・。

青い海の上に入道雲が湧いている伊豆高原から、
やすらぎ通信をお送りします。

【目次】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━

【1】いのちを養う場所

【2】やすらぎのレシピ
「とうもろこしのスープ

【3】寄せ書きから

【4】編集後記

■ やすらぎの里の空き室状況はこちら

空き室状況

■ 高原館の空き室状況はこちら

空き室状況

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 【1】いのちを養う場所
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やすらぎの里は「断食」で、
取り上げられることが多いので、
断食をしなきゃいけないと思っている方もいます。

いいえ、
そんなことありませんよ。

じゃあ、やすらぎの里って、
何のための施設なんですか?

やすらぎの里は、
「養生」のための施設です。

「生命・いのち」を養う場所。

そのための断食であり、
食養生であり、
ヨガ、温泉、
自然に囲まれた環境です。

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自然の中で暮らしている動物は、
あまり余計なことを考えず、
いつも空腹で、
食べ物を得るために体を動かしています。

それに比べて、
人間はどうか?

自然からかけ離れた、
コンクリートの中で暮らし。

頭は常に心配事で一杯。

いつも何か食べているので、
本当の空腹を感じることもなく、
体を動かすことも少ない。

こんな状態では、
自然治癒力も働きようがありません。

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しかし、都会の生活を捨てて、
自然の中で暮らすというのは、
普通の人には難しい。

そんな方のために、
一週間だけ、自然に戻ってもらうのです。

緑の多い自然の中に滞在し、
早寝早起きの生活をして、
頭を空っぽにして、体を動かす。

お腹も思いっきり空かせて、
シンプルな食事をゆっくり味わって食べる。

温泉に浸かって、たっぷり寝れば、
浮世のストレスと体に溜め込んだ毒が抜けて、
イキイキとした「いのち」が、蘇えります。

生を養い、
命を蘇らせる場所、
それが「やすらぎの里」です。

■ やすらぎの里について

高原館について

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 【2】やすらぎのレシピ
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「とうもろこしのスープ」

キッチンのスタッフの濱田です。

夏野菜の美味しさも増してきています。

今年は特に、とうもろこしの甘さが、
際立っているように思います。
 
私も自宅で毎週のように頂いています。

やすらぎの里でも金曜日の夜のメニューに、
とうもろこしのスープが登場しています。

とうもろこしの甘さを
ダイレクトに感じられる一品です。

とうもろこしは炭水化物が主ですが、
胚芽部分に脂質、ビタミン、ミネラルを
バランスよく含んでいます。

また、食物繊維も豊富に含まれているので、
便秘の改善、美容の面からも、
積極的に摂りたい野菜です。

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「とうもろこしのスープのレシピ」

● 材料(3~4人分)
とうもろこし1本、玉ねぎ1/4個、オクラ1本
小麦粉 小さじ2杯、一番だし 500ml、
塩小さじ 1/2杯、胡椒 適量
ごま油 適量、片栗粉 適量

● 作り方
1. とうもろこしを蒸し、実を包丁でそぎ落とす。
  芯も使うので半分に切る。

2.厚手の鍋にごま油をひき、薄くスライスした
  玉ねぎを炒める。小麦粉を加えさらに炒める。

3.一番出汁の半量ととうもろこしの芯を2の鍋に 
  入れて20分~30分煮る。芯は取り出す。

4.冷めたら、とうもろこしの実と残りの出しを
  足しながらミキサーにかける。
  つぶつぶの食感が、少し残るくらいにします。

5.4.を鍋にもどし、塩、胡椒で味をつける。
  水溶きした片栗粉でとろみをつけ、仕上げに  
  茹でてスライスしたオクラを飾る。

■ 体で覚える食養生
https://y-sato.com/kougenkan/diet.html

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 【3】 寄せ書きから
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やすらぎの里では来ていただいた方がお帰りの際に、
寄せ書きを書いてもらっています。

滞在中の感想から感謝の声まで、
すべてスタッフみんなの活力になっています。

その中の一部をご紹介させていただきます。

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来て本当によかった!

日を増すごとに自分の中から、
柔らかい気づきが出てきて、
肩の力も抜け、
こんな自分をずっと続けたいと
心から思いました。

朝日とともにスタートする贅沢な一日。
目覚めのヨガ、気功体操、
すべてが心の中に深く、
良い思い出として残るに違いありません。
ありがとうございました。

50代 女性

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50歳のご褒美に、
念願かなってやってきました。

やっぱり来てよかった~。
心も体も十分に満たされました。

人生でこんな経験をするのは初めて!
仕事と家事と処々の心配事から離れ、
リセットできました。

ヨガも食事もみんなみんな大満足!!
伊豆の環境もすばらしかったです。
また来たいです。

50代 女性

■ やすらぎの里の体験談

お客様の声・体験談

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 【5】 編集後記
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昨夜、神奈川で暮らしている
息子が帰ってきました。

思い立って、
バイクを飛ばして来たらしい。

久しぶりに見る息子は、
とってもたくましく見えた。

来るなり、
「俺、風呂入ってくるわ~」と
屋上の露天風呂へ。

しかし、親元を離れて暮らすと、
やっぱり大人になるな~。

夏の伊豆とかみさんの手料理を
満喫していってもらうか。

■ やすらぎ日記
https://y-sato.com/kougenkan/diary

2005 (C) Yasuraginosato

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2014 8/4 (月曜日)

上虚下実の体現

筋肉を効果的に鍛える方法を研究しています。

とはいえ、外見的な強健さを求めているのではありません。

体質改善に貢献すればとの思いからです。

多くの女性のお話を伺う中で、共通するものとして、冷えやむくみ、便秘があげられます。

一概には言えませんが、そのめぐりの悪さは運動不足による筋力低下に起因するところもあるのではないかと考えました。

もちろん精神的なストレスも看過できません。

それを踏まえても、しなやかな心身を練り上げていくことは無駄ではないと思うのです。

古来、東洋思想においては、「体が変われば心が変わる」と考えられてきました。

そして、特に、丹田の充実が心身に影響することを見抜いていたように思います。

現代人はもっぱらデスクワーク中心であり、長時間固定的な姿勢で拘束されています。

その上、公共交通機関の発達で、ほとんど歩かなくなりました。

さらに家電の普及によって、家でも全身を伴う運動を行うことも少なくなりました。

「動物」はその字のごとく、動くものです。瞬発的な運動もしくは長距離の移動の末に、食べ物にありついてきました。

ところが、現代人、特に日本人を含めた先進国の人間は、動物としての基本である、動いてから食べるということすらままならなくなりました。

その結果として生活習慣病が増大したとも言えるでしょう。

とすれば、生活習慣病を克服するための方法は二つということになります。

「動く」か「食べる量を減らす」かです。

入ってくるエネルギーよりも出ていくエネルギーが少なければ、当然余剰が発生するので在庫として抱えるようになります。

考えてみれば、ごくシンプルなことなのです。

その余剰エネルギーの使われ方が人によって、体重増加に利用されたり、過剰な欲求になったり、病気になったり、悩みや怒りになったりするわけです。

健康的な心身をつくり、有意義な人生を歩む上で、適度な運動と食事は欠くことができないことなのです。
さて、それでは今日から食事を運動量に見合った量に制限できるでしょうか。

難しいと思います。

食事量の制限はかなりのストレスが伴います。

一時期は意志の力で抑えつけることができても、そのうち暴発するのが目に見えています。

そこで提案なのが、運動を先行させてはどうかということです。

たくさん食べてしまったら、その後の運動で帳尻を合わせればいい。

美味しそうなスイーツが食べたくなったら、運動を先にして、そのご褒美として食べるという発想です。

不純な動機かもしれませんが、よっぽど中長期的な体重目標よりもモチベーションになるはずです。

そのうち運動が習慣化すればしめたものです。

もし体が運動を必要としていれば、そこに快感が伴っているはずなのです。

その頃には、食事も今まで漫然と食べていた時よりも、ずっと美味しく感じられるようになっていると思います。

運動を続けているうちに、体の機能が正常化し、味覚がクリアになって、食欲が安定し、食事量が適正に落ち着いてくる。

こうしたあり方を目指すべきではないでしょうか。

やみくもな食事制限は代謝を落とし、ますます痩せづらい体に変えていきます。

同様に、運動もイヤイヤやったのではストレス以外の何物でもありません。

自分の好きなものを手始めに行い、興に乗ってきたら、多少筋肉に負荷のかかるようなものを取り入れてみてはいかがでしょうか。

運動の基本としてはウォーキングがすすめられます。

さほど技術がいらない上に、今すぐにでもできるものだからです。

とはいえ、夜遅く仕事を終えてから、ある程度の時間をかけて歩くというのは、なかなか骨の折れることではないでしょうか。

通勤でうまく歩ける人はいいのですが、そうでない人はウォーキングは週末などにまとまってするとして、普段は自宅でできる簡単で短時間でも効果的なものがいいでしょう。

おすすめは「スクワット」です。

キングオブエクササイズと呼ばれ、臀部や大腿部を中心とした、体の中でももっとも大きな筋肉を効果的に鍛えられ、なおかつ、姿勢の維持のための腹筋や背筋を鍛えられることから、最も基本にして、最も重要なトレーニングなのです。

筋トレといっても、べらぼうな筋肥大を求め、ボディビルダーを目指すのではありませんので、死に物狂いで行う必要はありません。

必要な筋肉がつくことで、産熱器官として体温を維持し、血流が潤沢となって、基礎代謝を向上させることができます。

冷えやむくみの改善を期待できます。

東洋医学的にみても下肢と内臓は直結していると考えますので、内臓機能を向上させ、便秘を始めとした内科系、婦人科系疾患の予防改善にもつながるでしょう。

また、下半身の充実は、気の観点からも「上虚下実」「頭寒足熱」を体現することにもなり、心身の安定感を醸成することでしょう。

ストレッチやヨガなどの柔軟性を高める運動も同じくらい大切と考えますが、行い方に偏りがあると、往々にして柔軟性の追求に傾く嫌いがあり、ふにゃふにゃと柔らかいだけで姿勢維持が心もとないバランスに欠けた体を作りかねない面があります。

陰と陽の調和を目指す東洋思想にならえば、柔軟性と強靭性を兼ね備えた心身を練り上げることが必要でしょう。

もっといえば、特定の運動法がいらなくなるような生活様式、つまり普段の生活においても、良い姿勢、呼吸、効率的な体の使い方、動きを実践することで、必要な筋肉が鍛えられるあり方が理想的でもあります。

養生は薬によらず尋常の身持心のうちにこそあれ

この言葉を胸に、とにかく、今から実践です

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  • お手軽プラン

    2泊3日 32,340円

  • 基本プラン

    3泊4日 48,510円

料金には、宿泊、食事、面談、マッサージ、カッピング、温泉、講座、ヨガや瞑想などが含まれています。

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