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2010 2/8 (月曜日)

この胸に真実の花を咲かせよう!

こんにちは、こはりです。

妊娠力向上合宿が無事に終了いたしました。

「来る前は不安があったけど、やっぱり来てよかった」
そんな言葉をゲストの方から聞きました。

とかく知識や観念に押しつぶされて、不安ばかりが募るのが人間というものでしょうか。

だからこそ、「とにかくやってみる」ことが大事なのかもしれません。

実際、体験してみることで、文字通り“身にしみて”“身につく”ことがあるのでしょう。

「治療法が治すのではない、自分が治すんだ」

生活習慣や心の持ち方を変えたいと思ったら、まず実践してみる。

本当に心身が欲し、なおかつ自然の理にかなうものであれば、それは心地よく持続可能であるに違いありません。

ただ軌道に乗せるまでに、ネガティブな感情やこびりついた悪癖が行く手を阻むだけなのです。

責任主体は自分。

とはいえ最先端の高度な治療法を否定するのではありません。

その上で優秀な種をもって、発芽までこぎつけても最終的には肥沃な土壌なくして生育はないと思っているのです。

そして、その土壌こそまぎれもなく自分自身の心であり身体であることに気がつくのです。

今回、妊娠力向上合宿に立ち合せていただいて感じたことは、やすらぎの里が人と人とを結びつけつる場、そして実践の場、足り続けることの重要性と使命感でした。

どんなに科学が進歩しても、やすらぎの里は額に汗する土作りを応援し続けます。

いつしか大輪の花咲く日を夢見て…

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2010 2/1 (月曜日)

「治すこと」よりも大事なこと

こんにちは、こはりです。

身内の死に接し、人には必ずお迎えが来るのだと、当たり前のことを今更ながら痛感する。

真理それは「人は必ず死ぬということ」

そして、その死因となる病気があってこそなのだと、病気に対して抱く嫌悪感がほどかれるのを感じた。

現実をつぶさに観察すれば、病気は単純な悪ではなく、常に人生に寄り添い、内観を促す契機となるものではないだろうか。
瑣末な風邪にしても宿痾とされるがんであっても。

一方で先天的な病気がある。

生まれたときから背負う宿命のようなものだ。

そこには本人の生活習慣は介在しない。

母体の状態が影響することがあっても、本人にとってはまったくあずかり知らぬところだ。
それを業と呼んで、受容するのも方便であろう。

改めて自問する「病気になって哀れだろうか?」

そんな簡単なことではないだろう。

想像力を使っても使いすぎることはない。

その身になった者にしかわからない境涯もある。

人はその耐え難い苦痛から「なんとかしてこの病気を治したい」と願う。

ごく自然な営みにちがいない。

しかし、「病気にかかってしまった」という被害者意識が潜在しているとすれば、その予後を致命的にするようでならない。

無力感と悲観的な精神状態は免疫機構にも影響すると聞く。

神様がいるとして、他者にばかり頼り不平不満ばかりを口にし、自らで何も実践しようとしない者に対して、救いの手を差し伸べるだろうかと。

改めて感じたことは、「病気は治すものではない」ということ。

現実に治らない人がいるのであれば、なおさら安易に治すことにとらわれる必要はないだろうと。

そんなことを言うと仕事柄、職務怠慢、責任放棄と揶揄されかねない。

しかし、現時点での偽らざる心境だ。

治癒があるとすれば、それは治すことを目的として訪れるのではなく、そこから学び人生をより輝かせたその延長上に副産物としてあるにちがいない。

主産物は豊かな人生であって、それでこそ身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれというものだ。

「治したい」という思いが募るほどに、期待と絶望を同時に孕むことを意味している。

願わくば病気に一喜一憂するのではなく、超然としていたい。

風邪をひき熱を出しただけで弱音を吐く自分が言えたことではないが、自らの臨終につぶやく言葉の備忘録としてでもと書き進めてきた。

「一日一日を丁寧に生きる」

その前提なくしていかなる治療法も健康法もない。

死のリアリティは「生、老、病」を否応なく直視させる。

いたずらにもがいて心を汚すより、とらわれを放って心清らかに死んでいきたいと思った。

「人は生きたように死んでいく」

ならば笑顔でこの世を去ってやろうじゃないか!

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2010 2/1

べジー・ステディー・ゴー

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2010 1/22 (金曜日)

光を観た

こんにちは、こはりです。

休暇をいただき旅に出ておりました。

岡崎、出雲、岡山へ。

愛知県の岡崎には吉村医院という産婦人科があります。
この存在を知ったのは『「幸せなお産」が日本を変える』という一冊の新書でした。

読み進めていくうちに、はからずも涙が頬をつたいました。

『日本人には長く豊かな感性の文化のなかで暮らしてきました。それを失ったのは、たったこの百五十年にすぎません。今ならまだ間に合います。私たちの祖先が育んできた豊穣な感性の世界、自然と神を敬い、宇宙の手にゆだねる真実の世界を取り戻さなければいけません。』

お産という“人間に残された最後の自然”を見続けてきた吉村先生の言葉に魂が揺さぶられるようでした。

この感動が忘れられなくて、いつかは訪れてみたいと思っていたのです。

行ってみると、医院に隣接するかやぶきの小屋で、妊婦さんたちが黙々と薪割りや柱磨きをやっていました。

今まで妊婦というと腫れ物に触るような、どこか安静に穏やかに経過させなければという印象があったように思います。

ところが大きく股を広げ上下にスクワットのような運動を続けているのです。

昔は妊娠するとすすんで豆拾いをしたといわれていますが、これも安産のための古人の智恵だったのでしょう。

吉村先生は現在の難産の原因をビクビク・パクパク・ゴロゴロと表現しています。
つまり、むやみに恐れること、栄養過多、運動不足です。

古屋にいた女性は、みんな笑顔がまぶしく輝いていました。
本当に妊婦なのだろうかと疑ってしまうほどに。

力強い薪割り。

骨盤腔内の血流、股関節の柔軟性とともに、安定した腹圧が出産のためには必要になります。

振り上げたナタを下ろすとき一気にしゃがみこみます。

聞くとこれを300回繰り返すそうです。

男の僕でも音を上げてしまいそうな重労働。

柱磨きも上から下まで四股を踏むようにしてしっかりとしゃがみこみます。

どれだけつらいのだろうと表情を覗き込んでみるのですが、どなたも淡々とこなされているのです。

むしろ凛々しく見えます。

他の誰でもない自分の体に、愛する我が子を宿すのだという強い意志、依存心とは無縁の責任感を肌身で感じることができました。

本当の女性の美しさ、神々しいほどです

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岡崎を後にして、次は出雲へ。

目当ては出雲大社です。

大国主大神を祀っています。

国家的な規模の信仰を集める神社ですが、縁結びの神さまとして有名です。

調べてみると男女関係もさることながら、大きな意味での「ムスビ」を司っている神さまだそうです。

ヨガにも「結ぶ」という意味があります。

何か気づきが得られるかもしれない。

そんな思いで赴きました。

松林を抜けると本殿です。

ちょうど60年に一度の式年遷宮に際して仮本殿となっていました。

残念なようでもあり、この節目に立ち会えた縁に、時代の移り変わりや生まれ変わりといったものを想起し、心機一転、新たな門出を迎えられるように思いました。

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つづいて岡山は高梁市へ。

ここには食養の世界では名の知れた民宿「わら」があります。

「重ね煮」という独特の調理法に定評があり、主宰する船越先生の生き様や考え方に共鳴した人たちが集う場所です。

そこで、はからずも今後につながるようなお話を伺うことができました。

人と人とを結びつける見えない力、ムスビの神さまが微笑んだようでした。

帰り際、カレンダーをいただきました。

生まれ変わり、新たな門出にふさわしいメッセージでした。

1はきものをそろえる
2胸をはる
3笑顔をつくる
4メモをする
5空をみる
6あたたかくする
7新聞、雑誌、TV、ラジオ、パソコンをみない、聴かない
8トイレそうじをする
9捨てる
10神社に行く
11ヒラメキを活かす
12人間以外のモノに声をかける
13元に戻す
14変身アイテムを用意する
15花や草木にふれる
16本を読む
17お財布の中を整理する
18プチ断食をする
19こちらからあいさつをする
20つながる
21あやまる
22ハガキを書く
23話を聴く
24スイーツを分かち合う
25瞑想する
26寄付する
27問いかける
28祈る
29両親に感謝を伝える
30歌い踊る
31作品を残す
32意図を放ち宇宙にオーダーする
33センタリングする

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2010 1/2 (土曜日)

謹んで新春のお慶びを申し上げます

こはりです。

あけましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になりました。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

今年の高原館は年またぎで営業しています。

ファスティングコースとデトックスコースのみです。

何かとご馳走の多いこの時期に、断食や粗食を選んでいた志の高いゲストの皆様には敬服しております。

とはいっても、いつも以上に和やかな高原館です。

今日(2日)は「おもちつき」をやりました。

ぬかも入った玄米もちです。

蒸したてを臼に入れた途端、歓声が上がりました。

もち米のなんともいえない甘い香り。

みんなでついた後、少しずついただきました。

断食明けに力がつきます。

今年も良い年になりますように

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  • お手軽プラン

    2泊3日 32,340円

  • 基本プラン

    3泊4日 48,510円

料金には、宿泊、食事、面談、マッサージ、カッピング、温泉、講座、ヨガや瞑想などが含まれています。

空き室状況&ご予約

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