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2014 6/17 (火曜日)

『 やすらぎ通信 』 ニワトリの断食

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『 やすらぎ通信 』 第501号 週刊 2014.6.17

~ 断食のプロが教える・からだをリセットする方法 ~
やすらぎの里・ホームページ https://y-sato.com/kougenkan/
高原館・ホームページ https://y-sato.com/kougenkan/
日記ブログ https://y-sato.com/kougenkan/diary/

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伊豆高原は曇っていますが、
日差しが穏やかなので、散歩には好都合。

ゲストのみんなも
元気にお散歩に出かけています。

先週から梅雨の中休みで、
いい天気が続いていましたが、
この時期って、雨が降らなければ、
暑くもなく寒くもなく、本当に気持ちがいい。

暖房も冷房もなくて快適にいられる、
貴重な季節ですね。

白い姫シャラの花が満開の伊豆高原から、
やすらぎ通信をお送りします。

【目次】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━

【1】ニワトリの断食

【2】おすすめの本
「幸運が集まる女になる「女神」生活12カ月」

【3】寄せ書きから

【4】編集後記

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空き室状況

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空き室状況

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 【1】ニワトリの断食
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断食は人間にだけ効果がある訳ではありません。

卵を産ませるためのニワトリも
断食をすると効果があるというお話。

今回は実際にニワトリを買っている、
養鶏農家さんのブログから、
ニワトリの断食のお話を紹介します。

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「ニワトリたちの断食」

ニワトリたちは玉子を産み始めて
一年ぐらいすると少々くたびれてくる。

産む玉子は大きくなり、そのぶん水っぽくなる。
産卵率がガクッと落ちる。

体を覆う羽もみずみずしさを失い、
少し歳をとったかなという感じになる。

たくさん玉子を産んでくれたのだからしょうがないけど。

そんな時に行うのが「強制換羽」という名の「断食」だ。
これは「自然」ではない。

でもこれによってニワトリたちは見事に変わる。

玉子を産み始めたばかりの若どりと比べても
区別がつかないほどに若返るのだ。

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およそ13日から14日間エサをきる。

ニワトリたちには、
常日頃いかにお世話になっていたとしても、
ここは情け容赦なく行わなければならない。

断食はつらい。
10日目ぐらいからフラフラするものもでてくる。

ニワトリたちにとっては、
何のためにエサを与えられないのか、
しかもこの苦しさがいつまで続くのかも分からないはずで、
不安といえば、とてつもなく不安だろう。

鶏舎の中に入っていくと
「私たち、なんか悪いことした?」という目で僕を見つめる。
僕だってつらいのだ。

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191センチ、96キロの僕は、
食事を一食抜くだけでも大騒ぎするぐらいなのだから、
二週間の断食は気が遠くなるぐらいのつらさだろうと・・・
考えただけでもいやになる。

そして断食があける。
人間で言えば「おかゆ」のようなものから
少しずつ与えていくのだが、
想像できるでしょう?
ニワトリたちがエサに飛びつく様子。

エサをもらえないという苦しさも、
エサを与えないというつらさもこれで終わりだ。

食べ始めてから4、5日もすると、
一斉に「換羽」が始まる。

ニワトリたちの古い羽が抜け出し、
若々しくみずみずしいものと交代する。

姿かたちはまったくの若どりになっていくのだ。
それだけではない。

やがて産み出す玉子も若鶏と違わない、
プリンとしたものに変わっていく。

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ニワトリたちの体の中で、
何が起こっているのだろう。

「老化」、「働きすぎからくる疲れ」、
あるいは「容姿の衰え」→「断食」→「若返り」。
ニワトリたちのたどった過程はこういうことだ。

再び溌剌として遊びまわるトリたちを見ていると、
これって人間でもできないだろうか、
いけるかもしれないと思う。

そのこととは別に、若返るためとはいえ、
ニワトリたちに断食を強いてきたこの僕は、
当然のことながらそのつらさを一度体験しなければなるまいと考えている。

「ぼくのニワトリは空を飛ぶ 菅野芳秀のブログより」

■ 断食とは

https://y-sato.com/kougenkan/message.html

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 【2】おすすめの本
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「幸運が集まる女になる「女神」生活12カ月」
天宮玲桜著 王様文庫

先祖代々続く霊能者の家系に生まれ、
類い稀な能力を持つ著者・・・。
というと、なんか胡散臭いと思う人もいるかもしれません。

それが天宮さんの言葉だと、
す~っと心に染み込むのが不思議です。

きっと、現実の社会できっちり仕事をしてきた経験と、
天界からのメッセージが昇華しているからかな。

仕事やプライベートで、
がんばってるけど、幸せを感じられない。

そんな方は、この世から俯瞰して、
天界からのメッセージを心で聞くと、
もっと自然に幸せを感じられるかもしれませんね。

■ やすらぎの里・Q&A

https://y-sato.com/kougenkan/guide.html

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 【3】 寄せ書きから
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やすらぎの里では来ていただいた方がお帰りの際に、
寄せ書きを書いてもらっています。

滞在中の感想から感謝の声まで、
すべてスタッフみんなの活力になっています。

その中の一部をご紹介させていただきます。

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一週間本当にお世話になりました。
鳥のさえずりが聞ける環境で、
心も体も癒されました。(^^)

露天から見える海の景色が最高でした。

体のことをこんなにも考えて、
自分を労わる経験も初めてでした。
家に帰っても持続させます!

やすらぎの里のみなさん、
ありがとうございました。

20代 女性

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身は削がれ、心は満たされた一週間でした。
ありがとうございました。

60代 女性

■ やすらぎの里の体験談

お客様の声・体験談

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 【5】 編集後記
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「妊娠しやすいカラダづくり」のメルマガで、
断食のことを取り上げていただきました。

細川さんの先端医療と代替医療に対する、
バランス感覚がすばらしい。

不妊で悩んでいる方だけでなく、
将来子供が欲しいと考えている人は、
こちらのメルマガおすすめです!

■ 妊娠しやすいカラダづくり

http://www.akanbou.com/mailmagazine/

2005 (C) Yasuraginosato

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2014 6/16 (月曜日)

本当の食育

甘いものを食べ過ぎるのをやめたい。
体に良くないのは、頭ではわかっている。
体でも感じている。
なのにやめられない。

無理もありません。

魅惑の味だから。

飢餓の歴史の長かった人間の体は、甘いもの=生きるためのエネルギー源として認識し、どんなものよりも優先して得ようとしても不思議ではありません。

しかし、もはや現代日本は飽食の時代、食べ過ぎることによって様々な体の不調を招いています。

甘いものとの付き合い方も時代に即したものに転換していかねばならないでしょう。

かといって、我慢一辺倒では持ちません。

一時うまくいっても抑圧したものというのは、その行き場を失ったとき、勢い暴発します。

むしろ我慢するというやり方は上策とはいえないでしょう。

ではどうすればいいか。

我慢しなければいいのです。

無理がないので永続性を期待できます。

そんなやり方があるのだろうか。

発想の転換です。

甘いものをおいしく感じないようにすればいいのではないでしょうか。

そうすれば、我慢せず、進んで甘いものを敬遠するようになります。

そんなうまい話があるのだろうか。

すぐにでも、とは言いません。

諸事万般に通じることですが、やはり物事を達成する為には積み重ねや訓練が必要です。

つまり味覚の再教育をするのです。

甘いものとひと口で言いましたが、現在出回っているもののほとんどが、白砂糖やブドウ糖果糖液糖を始めとして、きわめて精製度の高い糖類が使用されています。

見た目に白くサラサラと、これはドラッグのそれと同じです。

その吸収率が自然界に存在するものと一線を画しているために、脳に対する異常な影響力があるわけです。

脳が一度味をしめてしまうと、いくら理性でそれを制したところで、依存性を打ち破ることはなかなか困難です。

本質的に言えば、精製糖の出回る社会構造そのものを見直さなければ、抜本的な解決とはなりませんが、その現実を受け止めつつ、いかに健康的な自然性を回復していくかということに英知を傾けたいと思うのです。

自分自身の経験から言えば、断食や食生活の見直しを漸進的に進めていくと、次第に味覚が繊細に変化していくのが感じられます。

その食材の本来の味に気がついたり、だしのうま味を感じられるようになったり。

その反対に砂糖の甘みがどぎつく感じられ、化学調味料のとげとげしさに嫌気が差すようになります。

こうなればもう味覚は正常化されたといっていいでしょう。

今までの舌が、いかに鈍く麻痺していたかということです。

健康食といわれる和食でさえ、現在のそれは散々な状況です。

健康のために和食を食べましょうと勧めても、逆効果になりかねない状態といってもいいでしょう。

最近出回る和惣菜はやけに甘たるい味付けがされています。

手間をかけないための、だしの貧弱さ、素材の悪さを、砂糖を大量投入することによって、べったりとした甘みで覆い隠しているのです。

本来の和食は繊細な民族性に裏打ちされた素材の味を引き出す味付けであったはずです。

こうした現在の和食もどきに慣らされてしまえば、早晩味覚が狂い始めてもおかしくないでしょう。

もっとも、和食よりもこってりとした洋食、百花繚乱のスイーツが好まれている時代ですから、なおさらその影響は甚大です。

教育において幼少期のしつけが、その後の人生にとって重要なように、味覚においても早い段階から本物の味に触れさせ、自然なおいしさをおいしいと感じられるような感性を養っておくことが大切と考えます。

大人になってからでも遅くはありませんが、できるならば早いほうが健康的な発育とその後の体質によい影響を与えると思うのです。

食育という言葉は良く聞かれるようになりました。

でも内実はどうでしょうか。

栄養計算の域を出なかったり、ただ単にファッショナブルな外見に終始しているようであれば、その意義を果たしているとは考えられません。

本当の食育を実践するならば、各人の嗜好傾向に変化をもたらし、商業構造をもガラリと変革することになります。

経済効率のみが重視された人工的な粗製乱造が駆逐され、手間と時間をかけた自然に近いサステナブルなものが選択されるようになるということです。

これをどれだけの人が望んでいるでしょうか。

大人の事情、多くの思惑が交錯することでしょう。

大々的に行われている食育事業に、スポンサーによるバイアスがかかっているとみても大げさではないでしょう。

最後に信じられるのは自分の感覚であり身体です。

その感覚が外部の影響により捻じ曲げられようとしていることに自覚的であること、これが、今を生きる我々に必要なことなのではないでしょうか。

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2014 6/10 (火曜日)

『 やすらぎ通信 』 梅雨時の不調の改善法

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『 やすらぎ通信 』 第500号 週刊 2014.6.10

~ 断食のプロが教える・からだをリセットする方法 ~
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高原館・ホームページ https://y-sato.com/kougenkan/
日記ブログ https://y-sato.com/kougenkan/diary/

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伊豆高原はうす雲が広がっていますが、
湿気も少なく、気持ちのいい天気です。

雨が多くなったら、アジサイの花が一気に咲き出し、
額アジサイの原種がある城ヶ崎海岸の辺りは、
もう満開になっています。

雨が多い時期ですが、
この時期じゃなきゃ楽しめないホタルも舞っていて、
結局、どの季節も味わい方だな~って思います。

青い額アジサイの花が満開の伊豆高原から、
やすらぎ通信をお送りします。

【目次】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━

【1】梅雨時の不調の改善法

【2】おすすめの本
「心屋仁之助の「ありのままの自分」に○をつけよう」

【3】寄せ書きから

【4】編集後記

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 【1】梅雨時の不調の改善法
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全国的にしっかり梅雨入りしましたね。

雨で通勤は大変だし、湿度も高くて、
気分も重くなりがちですね。

今週はそんな梅雨時の過ごし方を紹介します。

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「梅雨に調子が悪くなる原因」

1、湿度が高くなり、体の水分代謝が悪くなる

体がむくみやすくなったり、関節液の循環が悪くなり、
関節痛も出やすくなります。

2、セロトニンの分泌量が低下する

日照時間が少なくなることで、
脳から出る感情を安定させるホルモンの
「セロトニン」の分泌量が減り、
気分が憂鬱になったり、体が重だるく感じます。

3、運動や外出の機会が減る

雨の日が多くなると、外での運動や、
外出の機会が減り、家にこもって過ごす時間が多くなります。

そのため、ストレス解消の機会が減るので、
つい食べ過ぎ飲み過ぎに走りがち。

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「梅雨の不調を改善するために」

1、 汗をかく

体に余分に溜まった水分を出すために、
一番いいのは汗をしっかりかくことです。

しっかり体を動かして汗をかけたら理想ですが、
だるくて体を動かすのは無理という方は、
半身浴がおすすめです。

寒い時期よりも上半身が寒くないし、
汗をかいた後のすっきり感が違います。

2、 日に当たる

少しでも日差しが出たら、日に当たるようにしましょう。
お肌のことが気になる方は、部屋の窓を開けて、
足だけ日に当たるだけでもいいですよ。

3、 短時間の散歩をする

外での運動は室内の運動に比べて、
気を巡らせる効果が高いので、
リフレッシュになります。

短い時間でも、晴れ間には、
外に出て散歩してみましょう。

家の近くでも、音楽を聴きながら散歩すると、
いい気分転換になりますよ。

■ やすらぎの里・Q&A
https://y-sato.com/kougenkan/guide.html

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 【2】おすすめの本
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「心屋仁之助の「ありのままの自分」に○をつけよう」
心屋仁之助著 王様文庫

♪ありのままに~♪って、
映画が流行ってますね。

なんと分かるんだけど、
ありままの自分ってどんな自分?

よく考えてみると、
究極の問題かもしれませんね。

そんなことを考えてしまう、
ありのままになれない人におすすめの本です。

しかし、心屋さんの本は、
いつも簡単な言葉で、
深いテーマを伝えてるな~。

実は、本よりも面白い心屋さんのブログ

■ 心が風になる
http://ameblo.jp/kokoro-ya/

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 【3】 寄せ書きから
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やすらぎの里では来ていただいた方がお帰りの際に、
寄せ書きを書いてもらっています。

滞在中の感想から感謝の声まで、
すべてスタッフみんなの活力になっています。

その中の一部をご紹介させていただきます。

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走り過ぎて、つまづいて・・・。
気づきをいただき・・・。
凝りもせず、何度もそんな繰り返しの私ですが、
やすらぎの里に来て、気づきの中から、
自分の何かが変わっていきます。

そんな私を笑顔でサポートしてくださる、
先生、スタッフのみなさんに心から感謝します。

今年もたくさんの気づきをいただきました。
ありがとうございました。
また、来年もかならず来ます。
あ~、最高に「し・あ・わ・せ」

50代 女性

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一週間、本当にありがとうございました。
手入れの行き届いた、キレイな施設で、
とてもリラックスして過ごせました。

毎日のヨガや体操、食のワーク等で、
自分の日ごろの生活を見直すことができそうです。

先生はじめ、スタッフのみなさん、
一緒に過ごした方々もみんな素敵な方で、
本当に来てよかったです。

帰ってからも健康的な生活を
心がけていきます。

20代 女性

■ やすらぎの里の体験談

お客様の声・体験談

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 【5】 編集後記
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メルマガの発行が今回で500回。

最初の発行が2002年の6月なので、
もう12年も発行していたことになります。

それより前は、印刷したものを郵送していたので、
一番最初からだと18年かな。

飽きっぽい僕が続けてこれたのも、
ゲストのみんなに喜んでもらえるのがうれしいから。

ひとり言みたいなことでもいいので、
メールくれたら、すべて見てますからね~。

メールの件名に「大沢」と入れてもらえれば、
僕だけが見る、専用のフォルダーに振り分けられます。

■ メールでのご連絡はこちら
yasuraginosato@gmail.com

■ メルマガの登録と解除
https://y-sato.com/kougenkan/mailmaga.html

2005 (C) Yasuraginosato

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2014 6/9 (月曜日)

食べる瞑想

健康のために「何を食べるか」ということには関心があっても、「どう食べるか」については意外に無関心ではないでしょうか。

「何を食べるか」はもちろんのこと、「どう食べるか」も同じくらい、もしくは、それ以上に大切なことであると考えています。

「○○を食べると、健康になる、やせる、病気が治る」こうした情報は巷に溢れています。

しかし、より基本的な、それを「どう食べるか」ということについては、今まで体系だった教育を受けてこなかったのではないでしょうか。

それは食べるという行為があまりに本能に根ざした基本的な行為であって、無意識にでも行われてしまうからでしょう。

あえて教育が行われるとすれば、家庭での躾の領域になるのかもしれませんが、昨今、現代人特有の食生活が多大な影響を及ぼす生活習慣病の増加傾向を見れば、それが不十分であったことを示しているのではないでしょうか。

現代の核家族化によって、祖父母などの経験豊かな年長者に接する機会が減ったことも、連綿と受け継がれてきた食育、食の躾の断絶を招いた大きな要因でしょう。

つまり、現代人は意識的、主体的に学ぶ姿勢をもたない限り、食べることについて無知であることを免れないということです。

我々がよくしてしまう食べ方

新聞やテレビを見ながらの「ながら食い」
よく噛まない「早食い」
お茶やジュースなどで噛まずに流し込んでしまう「水飲み食い」

「食べること」は生命活動を営む上で最重要なことであるはずなのに、無意識に、かつ粗野に行われているとするならば、生命の質に直接関わってきても不思議ではありません。

今抱えている不調がもしかして、食べ方に原因があるかもしれません。

それではどのような食べ方が良いのでしょうか。

結論を先に申し上げれば、「姿勢を正し、今食べているものに集中する」ということです。

姿勢と感情が胃腸の機能に大きな影響を及ぼします。

食べるということは、食物を消化し、過不足なく栄養を吸収し、生きる糧にすることです。

滞りなく内臓が機能し円滑に消化吸収するために、以下、食べる前にチェックしてみましょう。

①背骨が曲がり神経を圧迫していないかどうか。
②前かがみになって内臓を圧迫していないかどうか。
③仕事のことや悩み事を考えながら憂鬱な気持ちで食べていないかどうか。
④セカセカと焦り呼吸が浅くなっていないかどうか。

「よく噛み、味わう」という食事の基本にして本質的なことを思い出すために、一度食を断ってみる「断食」もおすすめの方法のひとつです。

断食を行うと食物に対して新鮮な感動を味わうことができるようになります。

普段であれば見向きもしないような粗末な食事であっても、滋味深く染み渡っていきます。

食のありがたみ、噛める幸せ、味わえる幸せ、これは理屈ではなく身体が感じるものなのでしょう。

食べることをきわめていくと、そのまま瞑想的な境地に入っていくことができるようになります。

噛むことは人間の情緒と深く関わっている右脳を活性化する働きや、噛むリズムがセロトニン神経に働きかけ情動を安定させ、ストレスを軽減する働きがあります。(大リーガーがガムを噛んでいる理由)

ストレス大食い(ヤケ食い)の改善にも活用できます。

甘いもののヤケ食いはたしかにストレスを軽減する効果がありますが、胃腸障害や肥満のリスクが多大です。

ストレス軽減の手段を食べることから噛むことへシフトチェンジをすることで、健康的なストレスマネジメント法になります。

瞑想は「今ここにいる」感を取り戻す営みのように感じます。

ただでさえせわしない普段の生活。

心はどうしてもあちらこちら散漫に、または周囲に流されるままに、「今ここで起きていること」を十分に味わい尽くすことが出来ていないように思います。

「過去に対する後悔」「将来に対する不安」が心身の緊張を生みます。

「食べる瞑想」
食物をよく見ます。どんな形、色をしているのか。
触ってみます。
例えば植物であれば、なっていた木をイメージします。
一粒の種から、芽が出て枝となり木となり、花を咲かせ、今こうやって実を結んでいる。
この食物を丹精込めて作った人々を想像します。
日に焼けたやさしい顔が浮かぶようです。
口の中に含みます。
まだ噛みません。
舌や口で感じます。
噛みます。
味が口中に広がり、唾液もたくさん出てきます。
飲まずに味わいます。
飲み込みます。
口から食道に流れていくことを感じます。

こうやって過程をスローダウンさせながら味わってみる。

ゆっくりやる→いろいろな気付きが生まれる。

こうして食べている時、「今ここにいた」というわけです。

往々にして心は味わう前に先に行きたがります。

私たちの心は焦っているのです。

瞑想によって心を一ヶ所においてみる。

すると「自分への理解」「世界への理解」がグッと深まっていくのを感じます。

過去にも未来にも執着しないあり方。

瞑想はそのための心のトレーニング。

きわめて科学的です。

人間の原初的なあり方も、きっと一つの物事に専心する「シングルタスク」であったことでしょう。

現代は利便性、経済効率が優先される社会です。

同時にいくつもの物事をこなせることが必須条件であるかのようです。

しかし、そうした「マルチタスク」であることが、心を疲弊させ、ひいては「うつ」に代表されるような、いわばフリーズ現象を引き起こす原因になるのではないでしょうか。

瞑想的な境地として「マインドフルネス」という概念があります。

今の瞬間の現実に常に気づきを向け、その現実をあるがままに知覚し、それに対する思考や感情には捉われないでいる心の持ち方、存在の有様、と定義されます。

私たちは日々の生活どれだけ“今”を生きているでしょうか。

食べることでもそうです。

新聞を読みながら、テレビを見ながら、仕事の事を考えながら、食べていないでしょうか。

味わっているようで、そのことに集中していない。

どれも中途半端に終始している。

食べ物が口に入り、噛み砕かれ、舌の上でその味を知覚し、のどを通り抜けて、胃で消化されていく。

その過程をつぶさに感じることで、食物本来のおいしさや食感に気づき、またそうであるからこそ、栄養を完全に吸収し、残滓を排泄しきる機構が働くのではないでしょうか。

「中途半端」というのは、とてももったいないことです。

例えば映画を観に行ったとして、その映画の時間中、何度もトイレに席を立ち、そのストーリーがほとんど理解されない。

その映画を人生とすれば、日々の生活どれにも専心することなく中途半端に過ごすことで、人生を味わいつくすことができていないかもしれません。

そうした潜在的な「むなしさ」が、死を苦しめ恐れさせるのではないでしょうか。

全身を動かしきった先に、深い睡眠があるように、生ききった先に、静寂という死が待っているのだと思います。

食事に関して、「何を食べるか」が大切であることは言うまでもありませんが、それにもまして「どのように食べるか」が重要ではないでしょうか。

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2014 6/3 (火曜日)

『 やすらぎ通信 』 糖質制限食が向かない人

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『 やすらぎ通信 』 第499号 週刊 2014.6.3

~ 断食のプロが教える・からだをリセットする方法 ~
やすらぎの里・ホームページ https://y-sato.com/kougenkan/
高原館・ホームページ https://y-sato.com/kougenkan/
日記ブログ https://y-sato.com/kougenkan/diary/

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伊豆高原はうす雲が広がって、
日差しが穏やかなので、
散歩するにはいい陽気です。

昨日までは全国的に、
猛暑日のところが多かったようですね。

伊豆高原は、25度くらいと、
それほど暑いという感じではなかったのですが。

雨さえ降らなければ、
この時期は暑くもなく寒くもなくて、
滞在するにはとってもいい季節なんです。

ホタルブクロの花が咲いている伊豆高原から、
やすらぎ通信をお送りします。

【目次】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━

【1】糖質制限食が向かない人

【2】ホタル祭りが始まります

【3】寄せ書きから

【4】編集後記

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 【1】糖質制限食が向かない人
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3年くらい前までは、
まだ極端な食事法のイメージがあった「糖質制限食」ですが、
今ではテレビや雑誌でも定番のダイエット法になりましたね。

一般に広がった分だけ、
いろんな批判も多くなった気がします。

そこで今回は、
糖質制限食が向かない人について。

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糖質制限食を無理なく続けるためには、
糖質で減った分の栄養をたんぱく質や脂質で、
しっかり補給してあげなければいけません。

お肉や卵など、動物性たんぱく質をあまり摂らない方、
すごく淡白な食事がすきで、
油ものをほとんど摂らない方。

こういう方が、
たんぱく質や脂質をあまり増やさないままに、
糖質制限食をやると、
1ヶ月くらいでエネルギー切れになります。

そして、甘いものがすごく食べたくなり、
あるとき、がまんができなくなって、
たくさん食べてしまう。

もともと、菜食に近い食事をしている方は、
甘いお菓子は減らしても、
主食の炭水化物までは減らさないで、
玄米や分付き米など未精白な穀類は、
しっかり摂った方がいいです。

また、摂食障害の方は、
糖質制限食よりも、ご飯などの主食をよく噛んで、
しっかり食べた方がいいですね。

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あと、もともと体重が標準~少なめの方が、
痩せるために糖質制限食をやっても
体重はあまり減りません。

糖質制限食は、カロリーは抑えないので、
体重が標準よりかなり多い方は減りますが、
標準~少な目の方は、体重は減りません。

ちなみに私は、糖質制限食を初めて4年になりますが、
もともと標準より体重が少なかったので、
体重はまったく変わっていません。

これは、健康を害するまで体重が減り過ぎないので、
安全なダイエット法と言えるでしょう。

■ 糖質制限食コース
https://y-sato.com/kougenkan/course/low-carbohydrate.html

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 【2】ホタル祭りが始まります
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6月になると、
伊豆のあちこちにホタルが舞い始めます。

今年は、春の気温が低かったせいか、
飛び始めるのが遅いような感じがしますが、
もう少しだけ飛び始めました。

やすらぎの里の近くで有名なのが、
伊豆高原のひとつ先の「大川」にある、
竹ヶ沢公園でおこなわれるホタル祭り。
http://www.e-izu-hotaru.org/

お祭りは6月5日(木)からですが、
ひと足先に、今夜みんなを連れて行ってきます。

都会育ちの方は、ホタルを初めて見たとか、
子供の頃以来、何十年ぶりに見たという方も多く、
毎年、とっても喜んでもらっています。

■ やすらぎの里Q&A
https://y-sato.com/kougenkan/guide.html

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 【3】 寄せ書きから
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やすらぎの里では来ていただいた方がお帰りの際に、
寄せ書きを書いてもらっています。

滞在中の感想から感謝の声まで、
すべてスタッフみんなの活力になっています。

その中の一部をご紹介させていただきます。

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先生、スタッフのみなさん、
温かい方ばかりで、心が和みました。

食事や体操、生活も
丁寧に生きるということを
教えていただいたように思います。

本当にありがとうございました。

40代 女性

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気持ちの良い一週間が送れ、
人生で初めてのリセットした実感がありました。

みなさん、本当にありがとう。

60代 男性

■ やすらぎの里の体験談

お客様の声・体験談

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 【5】 編集後記
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今夜はみんなで、ホタルを見に行ってきます。
今年初なので、どれくらい出ているのか、
行ってみてのお楽しみ。

山の中なので、
途中の道路で、野生の鹿に出くわすことも。

6月中に、一週間プランに参加の方は、
滞在中に一度は連れて行きますからね。

■ やすらぎ日記
https://y-sato.com/kougenkan/diary

2005 (C) Yasuraginosato

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  • お手軽プラン

    2泊3日 32,340円

  • 基本プラン

    3泊4日 48,510円

料金には、宿泊、食事、面談、マッサージ、カッピング、温泉、講座、ヨガや瞑想などが含まれています。

空き室状況&ご予約

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