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2014 10/7 (火曜日)

おいしい断食施設

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『 やすらぎ通信 』 第517号 週刊 2014.10.7

~ 断食のプロが教える・からだをリセットする方法 ~
やすらぎの里・ホームページ https://y-sato.com/kougenkan/
高原館・ホームページ https://y-sato.com/kougenkan/
日記ブログ https://y-sato.com/kougenkan/diary/

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伊豆高原は台風明けの暑さから一転、
涼しい秋風が吹いています。

昨日の台風18号は、
久しぶりの直撃コース。

熱海の辺りを通過したらしいので、
伊豆高原もかすった感じです。

勢力が大きな台風だったので、
来る前から心配していたのですが、
雨はけっこう降りましたが、
風はそれほどでもなく、
伊豆では大きな被害もありませんでした。

高原館のゲストのみなさんが帰りの日でしたが、
電車が止まってしばらく動きそうになかったので、
熱海までバスで送りました。

バスを運転しながら、
東北の震災の時は、計画停電で電車が止まっていたので、
毎日、熱海までバスで送ったな~って、
思い出しました。

何事もない日常が続いていると、
それが当たり前になっていますが、
何かあると、その日常がいかに有り難いことか、
よく分かって、毎日に感謝できますね。

ススキの穂が風に揺れている伊豆高原から、
やすらぎ通信をお送りします。

【目次】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━

【1】おいしい断食施設

【2】気づきのリトリート

【3】寄せ書きから

【4】編集後記

■ やすらぎの里の空き室状況はこちら

空き室状況

■ 高原館の空き室状況はこちら

空き室状況

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 【1】おいしい断食施設
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今回も、高原館の館長の
小針先生の記事を掲載します。

小針先生は高原館で入所時の面談や、
ヨガ、施術などをやっています。

小針先生の食や健康に関する知識は膨大で、
僕も何か分からないことがあると、
よく彼に聞いて、教えてもらっています。

「デトックス博士の心身浄化生活」というブログもやっていて、
健康マニアの方に、人気です。

http://ameblo.jp/detox-hakase/

その小針先生が、高原館のホームページに、
アップしてくれている記事がとってもいいので、
何回か続けて、紹介させていただきます。

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やすらぎの里高原館は「断食施設」でありながら、
お食事がおいしいとゲストの方に評判です。

高原館のお食事は、調理のスタッフが、
試行錯誤しながら作り上げたレシピに基づき、
旬の食材を用いて、愛情と手間ひまをかけて、
ていねいに作ったものです。

断食施設なのに、
なぜそこまでこだわるのか?

高原館での断食の位置づけは、
「おいしく食べるため」
この一言に尽きるでしょう。

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昔から「空腹は最上のソース」といわれてきましたが、
おいしく食べるため、さらにはしっかりと消化し、
栄養を吸収するためにも、
内臓の受け入れ態勢が整っていなくてはなりません。

身の回りに食べ物があふれる、
飽食の時代に生きる現代人にとって、
一回の食事の感動やありがたみが、
どんどん薄れてきているのではないでしょうか。

一日三回、
惰性で漫然と繰り返される食事。

だからこそ、完全な空腹をつくり、
改めて食事の意味を問い直す、
それがまさに現代人に必要な、
食養の本質であると思います。

しかしながら、完全な空腹で食卓に向かえば、
食べ過ぎや早食いになってしまうのではないかと、
心配になられる方もいるでしょう。

ところが、ゆったりと流れる時間の中で、
繊細な味覚をもってゆっくりと味わうのであれば、
むしろ適量で満足感が得られます。

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つまり、日ごろせわしなく、
心を置き去りに食べてしまっていることで、
食べ過ぎや早食いになっていることに、
気づかれるでしょう。

これに気づかれたならば、
高原館での食養コースの目的は、
半ば達成されたと考えていいでしょう。

アタマだけの知識だけで、
体の欲求を押さえつけることには無理があります。

早晩、ひずみが出たり、
反動があるでしょう。

高原館では、滞在をしながら、
短期集中で味覚、食欲をリセットして、
なおかつ帰ってからも永続的に、
食生活が改善できるような体験を通じた
「気づき」を大切にしています。

■ 高原館について

高原館について

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 【2】気づきのリトリート
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~あるがままの自分に出会う~
ゲシュタルトセラピー・気づきのリトリート

2014年11月29日(土)1泊2日
場所:やすらぎの里・本館

まだ、若干名空きがあります。

横浜でカウンセリングルームの
「ハートフリースペース」を主催されている、
心理カウンセラーの河村さんが、
ファシリテーターとなって、
やすらぎの里とコラボでおこないます。

河村さんからのメッセージです。

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あなたは今、何を感じていますか?

何かを変えようとするのではなく、
あるがままに気づき、
あるがままに耳を傾けていくとき、
自然に変化は生じます。

有機体である人間は、
心も身体も「わたし」です。

やさしさを持って身体=「わたし」の声に耳を傾け、
「わたし」に気づき、
「わたし」と深くつながっていく・・・。

身体=「わたし」の喜ぶ、
おいしい自然食や温泉を楽しみながら、
気づきのリトリートをご一緒に探求しましょう。

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この文章を読んでピンときた人は、
今が気づきのタイミングかもしれませんよ。

■ お申し込みはこちらから

https://y-sato.com/kougenkan/news/14707.html

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 【3】 寄せ書きから
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やすらぎの里では来ていただいた方がお帰りの際に、
寄せ書きを書いてもらっています。

滞在中の感想から感謝の声まで、
すべてスタッフみんなの活力になっています。

その中の一部をご紹介させていただきます。

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この数カ月悩まされてきた腹痛が、
この一週間で消えました。
最初の面談で大沢先生が原因を言ってくれて、
安心できたことと、重点的に治療してもらったこと、
スタッフの方おかげでリラックスできたことが、
回復の理由だと思います。

ドライブも断食3日目を忘れるくらい楽しかったな~。
ありがとうございました。

50代 女性

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弟と一緒に参加しました。
2人とも心身ともにリフレッシュできました。

体が変わったのを実感。
本当に来てよかったです。
また来たいです。

贅沢な時間をありがとうございました。

30代 女性

■ やすらぎの里の体験談

お客様の声・体験談

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 【5】 編集後記
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昨日は、台風が静岡を通過したのを心配して、
メールや電話をくださった方が、
何人かいらっしゃいました。

まるで自分の実家のことのように、
やすらぎの里のことも思ってくれていて、
「ありがたいな~」って、しみじみ感じます。

人生のどんなときにでも、
「ただいま~!」って帰れる、
こころの故郷になりたいと思っています。

連絡くれた方も、思っていただけの方も、
みんな、ありがとう。(^人^)

■ やすらぎ日記

https://y-sato.com/kougenkan/diary

2005 (C) Yasuraginosato

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2014 10/5 (日曜日)

知足力

「やすらぎの里」というネーミングは、味わい深いものだなとしみじみ思います。

「山の行より里の行」という言葉がありますが、地に足のついた、生活に根ざした本質的な方法を提案していること。

そして、心身が好転していくときには「やすらいでいること」が大切であることを見抜いている点です。

自然治癒力が最大限発揮される条件は、力み、こわばり、とらわれ、はからいの反対だと思います。

病気をすると、往々にして「治りたい」という気持ちでいっぱいになり、原因を他物に求め、周囲を敵ばかりにして、前のめりに力が入ることで、心身をこわばらせ、結局、自然治癒力を減退させてしまうことになりかねないのです。

そこで、やすらぐために必須のスキルが、奇しくも大沢先生が提唱された「知足力」なのだと僕なりに解釈しました。

何が何でも自分で頑張る、自分の力でなんとかする、自分の思い通りになる、と考えるところに、やすらぎは生まれづらいのではないでしょうか。

言い換えれば、感謝の気持ちが芽生えづらいということです。

自分の力によるものであれば、正当な対価、報酬を要求することは当然です。

その反対に、自分の力でできることは限られている、周囲の恵みに生かされているのだと考えれば、いかなる報酬であっても、不満は起こらないのです。

何かをもらったり、自分に都合の良いことをしてもらった時に「ありがたい」と思うことは誰でも出来ることです。

犬や猫でも餌をもらえれば尾を振り喜びますが、物質的、利己的であることでは同じことです。

ところが人間ともなれば、自分の都合の良いことは当然として、すべてに対して「ありがたい」と思えることができる存在なのだと思います。

与えられるサービスの質や量、サプライズによって感動する心は、一時のもので、数を重ねれば、悲しいかなそのうち慣れて色あせてきます。

つまり、外に豊かさを求めるのではなく、内を豊かにしていくこと。

不幸な出来事や、病気、苦痛など嫌で堪らないことに対しても、自分を磨いてくれるものだと感謝できてこそ、本当の意味での永続的な「やすらぎ」があるのだろうと思います。

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2014 9/30 (火曜日)

食の断捨離 

『 やすらぎ通信 』 第516号 週刊 2014.9.30

~ 断食のプロが教える・からだをリセットする方法 ~
やすらぎの里・ホームページ https://y-sato.com/kougenkan/
高原館・ホームページ https://y-sato.com/kougenkan/
日記ブログ https://y-sato.com/kougenkan/diary/

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伊豆高原は薄い雲が広がっていますが、
風もなく穏やかな天気です。

少し涼しくなってきたので、
中庭のテラスに、
ソラ君のお昼寝用のベットを出しました。

ソラ君、まあ気持ちよさそうに、
そのベットの上で、爆睡中・・・。

その脱力さは、
見てるものをもゆるませる、
やすらぎのポーズ。

ソラ君は、
僕のヨガの師匠でもあります。

キンモクセイの香りが漂う伊豆高原から、
やすらぎ通信をお送りします。

【目次】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━

【1】食の断捨離

【2】縁結び子宝リトリート

【3】寄せ書きから

【4】編集後記

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空き室状況

■ 高原館の空き室状況はこちら

空き室状況

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 【1】食の断捨離
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今回も、高原館の館長の
小針先生の記事を掲載します。

小針先生は高原館で入所時の面談や、
ヨガ、施術などをやっています。

小針先生の食や健康に関する知識は膨大で、
僕も何か分からないことがあると、
よく彼に聞いて、教えてもらっています。

「デトックス博士の心身浄化生活」というブログもやっていて、
健康マニアの方に、人気です。

http://ameblo.jp/detox-hakase/

その小針先生が、高原館のホームページに、
アップしてくれている記事がとってもいいので、
何回か続けて、紹介させていただきます。

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「食の断捨離」

「断捨離」という言葉は、
だいぶ馴染みのあるものになりました。
やましたひでこさんが、
収納術とからめて提唱されたもので、
もともと沖正弘先生による、
沖ヨガの修行哲学に由来するものです。

「断行、捨行、離行」を食事に、
当てはめてみることもできます。

「断行」は、
そのままずばり「断食」です。

断とは日常性、習慣性を断ち、
非日常に身を置くことです。

断食というと「食べないこと」であって、
それによって、普段食べ過ぎによって、
酷使されている内臓に休息が与えられ、
様々な生理的な効果が期待されます。

さらに、「断行」について踏み込んで言えば、
非日常に身を置くことで改めて、
あたりまえの日常のありがたみ、必要性、
恩を感じられるようになるということです。

食べること以外にも、日常的な、
寝ること、働くこと、
家族と一緒に過ごすことなども、
一度断ってみることで、
改めて尊さが身にしみることと思います。

「ありがたみ」を取り戻す営みが
「断行」と言えるでしょう。

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「捨行」は、捨てるということですが、
心身に溜め込んだ澱、ネガティブな感情や、
脂肪、老廃物、腸内の残滓などを、
きれいさっぱり捨てることです。

モノや情報にあふれ、
一日中そうしたノイズに接する我々は、
過剰な欲望を煽る風潮も相まって、
必要なモノ以外にも不必要なモノも溜め込んでしまいます。

端的に言えば、それは便秘ですが、
これは単に腸の機能低下だけでなく、
手放すことへの漠然とした不安や恐れによって、
出し惜しみしてしまう心が、
体に表れているということもできるのではないでしょうか。

不安や恐れといった感情は、
心身の緊張感となって交感神経を優位にさせ、
内臓機能の低下させることは、
自律神経の観点からも説明がつきます。

外部からの情報やしがらみを遮断した、
非日常の場において、
責任感や、意地、プライド、
あるいは、焦りや不安、恐れなどを解き放って、
大の字になって天を仰ぐかのように、
おまかせの境地になってみることで、
肉体的にも精神的にも本質的な
「捨行」がなされるのだと思います。

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「離行」ですが、これは一切のとらわれ、
はからい、こだわりを手放すことだと思います。

体に良いからこれを食べる、
体に悪いからこれは食べない。

こうした、情報や知識に基づく食事法には、
自らの身体に対する信頼もなければ、
その声に耳を傾ける姿勢もありません。

外側にある情報や知識を判断基準にするということは、
身体の声を抑圧することと同じで、
早晩、身体からの嘆きが、
病気という形で表れてもおかしくありません。

身体の声に耳を傾けるということは、
他者によってもたらされる理論や
原理原則にとらわれるのではなく、
自らの心身の快感覚に従うということです。

今の自分が最も必要としているものは、
他の誰でもない自分が、
一番よく知っているのだという絶対的な信頼のもとに、
食べたい時に食べたいものを食べたいだけ食べて、
健康になるあり方です。

こう言うと、快感に耽溺し、放埒に流れ、
不健康になってしまうのではないかと
懸念される方もあるかもしれません。

たしかに、不自然極まる現代社会の日常性に慣れ、
鈍麻した心身状態では、そうなってしまうでしょう。

しかし、ここで言ったような断行、捨行を経た心身は、
本来の繊細な感覚を取り戻しているので、
自分の欲求に従っても矩をこえず、
たとえ、一時的に道を外れても、
排泄するなり、解毒するなりの自浄作用が健全に働き、
バランスを取り戻せることでしょう。

生命の働きを旺盛にしてくことによって、
おのずと健康になっていくということが、
誰の目にも明らかな王道であるにもかかわらず、
往々にして外部の知識や情報に頼ることによって、
むしろ自らの生命の働きを信頼せず、
結果として貶めることが、
まるで健康法であるかのように錯覚しているのが、
情報過多の現代人の皮肉にも不健康な現実ではないでしょうか。

「断捨離」は物質主義の極まった現代日本にこそ、
まさに必要な思想と言えるでしょう。

■ 高原館について

高原館について

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 【2】縁結び子宝リトリート
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出雲大社の参道にある婦人科専門の漢方薬局の
堀江先生とやすらぎの里がコラボして、
赤ちゃんを望む女性のための
「子宝リトリート」を開催します。

■ 堀江さんの「縁結び出雲の子宝ブログ」

http://ameblo.jp/crouching-tiger/

<日時>2015年1月31日(土)1泊2日
<場所>やすらぎの里・本館
<参加費>1名38,000円(漢方スタート特典付き)

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旧暦の一年の始まりである「立春」
体が冬から目覚める春に向けて、
準備をするときでもあり、
新しい運気が訪れる日でもあります。

自然のリズムと力を味方につけて、
授かるための力を高める、
とっておきの秘訣をお伝えします。

まずは、今の自分の状況を正しく知ること。
次に、必要な基本の知識を得ること。
そして、はじめの大きな一歩を踏み出すこと。

そのために、漢方、薬膳、ヨガ、心理ケアという、
子宝にとって大切な4つの知識をひとつにまとめました。
なによりも、あなたをはじめとする参加者みんなが創りだす、
前向きな気持ちに満ちた「場」が、
あなたに大きな力を与えてくれます。

不妊治療をがんばっている方も、
ゆっくり自然妊娠を目指される方も、
もう一度、子宝について考えたい方でも、
赤ちゃんを望む女性なら誰でも、
ご参加いただきたい1泊2日のリトリートです。

■ お問い合わせ・お申し込みは
堀江薬局 Tel 0853-53-2226

お問合せ

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 【3】 寄せ書きから
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やすらぎの里では来ていただいた方がお帰りの際に、
寄せ書きを書いてもらっています。

滞在中の感想から感謝の声まで、
すべてスタッフみんなの活力になっています。

その中の一部をご紹介させていただきます。

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初めての参加でしたが、
想像以上に癒されたし、
体重を少し前に戻すことが出来て、
本当に感謝です。

スタッフの方の心遣いもとても良く、
本当にやすらげました。

たっぷり時間がある中でたくさん本を読めたこと、
食事のことなど、いろいろ学ぶことができました。
一週間ありがとうございました。

30代 女性

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一週間お世話になり、
ありがとうございました。

妻に強制連行されて、ここに来ましたが、
思ったほど辛さは感じなく、
楽しく過ごすことが出来ました。

ここで教えて頂いたことを生かして、
体質改善に努めます。

60代 男性

■ やすらぎの里の体験談

お客様の声・体験談

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 【5】 編集後記
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先週、今週と続けて、
小針先生の記事を掲載しています。

きゃしゃな見た目とは違って、
骨太の文章を書く小針先生。

僕よりひと周り以上年下だけど、
健康道に関しては、師匠だと思ってます。

膨大な知識とともに、
本質を見極める目も確かです。

これからもしばらく、
小針先生の記事を続けて紹介していきますね。

■ やすらぎ日記

https://y-sato.com/kougenkan/diary

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2005 (C) Yasuraginosato

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2014 9/29 (月曜日)

マインドフルネス

世の中にはたくさんの健康法がありますが、健康法足りうるために必要なこと。

「マインドフルネス」

「今、ここ」の現実にきちんと向き合い、リアルタイムかつ客観的に認識の対象に気づいているということではないでしょうか。

その反対が「今、ここ」ではなく、まだ見ぬ未来や帰れぬ過去に思考が散漫に及んでいることです。

たとえば、この病気がさらに悪化していったらどうしよう?と未来に不安を覚え、病気になったのは、今までの生活やストレスに問題があったのではないだろうか?と過去を後悔する。

一見すると理性的で、建設的な思考のようですが、その思考自体がストレスであり、それではいつまでたっても心がゆるむことがありません。

「身心一如」

心が影響する体も同様に、いくら揉みほぐし、引き伸ばしたところで、本質的に緊張感を解くことはないでしょう。

後ろ向きの思考から無力感が募り、自分を責める、自己否定、自己嫌悪は、さらに人のせい、環境のせい、社会のせいと悪循環を招いていきます。

心はいつでも、自分を守るために、思考をしているのです。

しかし、それによって疲弊しているのも事実。

そこで、「今、ここ」に心を留め、味わい、楽しむことに専念してはどうでしょうか。

心身がフッとゆるみ、幸せな気持ちに満たされる、そんな自分が好きになり、自己肯定感から、前向きな言動が自然にあらわれてきます。

自分が病気であるという事実にとらわれ、症状に焦点を絞り、それをなんとかしようと試行錯誤するのもひとつですが、その全く反対に、病気から心を放し、症状はそのままに、「今、ここ」をただ感じてみます。

呼吸の流れ、筋肉の動き。

感じているときに、考えることはできません。
同時に複数のことに注意深くあることはできません。

そうした人間の法則を利用して、不安や後悔に費やす時間を最小化していくのです。

もはや気を病んでいない、「病気」でなくなっているという意味において、まさに「健康法」と言えるのではないでしょうか。

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2014 9/22 (月曜日)

生命が輝く本当のダイエット

現代を生きる我々は、WEBをはじめとしてテレビ、雑誌、書籍とたくさんの情報に囲まれ、もうすでに知識も豊富に備えています。

ところが体調が良い、ダイエットに成功したと胸を張って言える人がどのくらいいるでしょうか。

情報はあっても玉石混交で、なにが正しく、どれが自分に合っているものか、混乱しているのが現状ではないでしょうか。

また、良い方法を知っていたとしても、せわしない日常の中で、実践することがままならないということもあるでしょう。

やすらぎの里高原館は、まさにそういう人たちのための場でありたいと思うのです。

ただ単に見かけの痩身を求め、内面の健康は度外視してもかまわないという人には向いていません。

様々なダイエット法を渡り歩き辛酸をなめてきた人、「これを食べればやせる」といった短絡的なロジックにもうこりごりの人、誤ったダイエット法のために自分を愛せなくなってしまったり、本来はおいしく食べられるはずだった食事を敬遠するようになってしまった人たちこそ、高原館に来ていただきたいと思います。

「ダイエット」という言葉は、今でこそ「やせる方法」といった程度の認識ですが、本来は健やかな心身をつくる食事療法のことを言いました。

健やかな心身があって、その副産物としてやせる、つまり適正体重になっていくということです。

もっとも体重というのは各人の体質や生活環境を一切考慮に入れない画一的な数値ですから、それをもって心身の状況を語ることは到底できません。

その大前提に立てば、減量のためには禁欲的で壮絶なプロセスを厭わないという、今までの方法には疑問を抱かざるをえません。

心身を抑圧し不健全にさせてしまうような方法で、どうして健康的な心身をつくることができるでしょうか。

たしかに自分を厳しく律し、ストイックな方法を喜び勇んで行える人は、それで事足りることでしょう。

しかしながら、今までダイエットに挫折してきた人、今まさに体調不良に悩んでいる人というのは、意志の弱い自分と向き合いながら抜き差しならぬ状況で苦しんでいる人が多かろうと思います。

そうした人たちに高原館は発想の転換を提案します。

人間はそれほど単純ではありません。身心一如の言葉の通りつくづく重層的です。目に見える単純なカロリー計算では測れない複雑性をそなえています。

ゆえに根性論的な減食発想から心も体も満ち足りる快食発想へ歩みを進めていく必要があるのです。

縛られた心を解き放てば、生命が輝き細胞が活性化します。おのずと体重など気にする暇もないほどに自分を愛することができるでしょう。

今を輝いて生きてこそ、その肥沃な土壌に美しい花が咲き誇るのだということです。

つまり、我慢せず、がんばらず、無理のないあるがままの自分でいてこそ、今とても気持ちよく生きられるのだと思います。

そして、その「今」の集積が将来の自分を形作っていきます。

これを食べてはいけない、こうしなければいけない、これだから自分はダメなんだ、このように自分にも物にも善悪二分の判断基準を適用し、さばき、責め立てる「べしべからず」に縛られていては、いつまでたっても満たされることはなく、自分を許せず他人にも優しくなれないでしょう。

とはいえ、ダイエット法はもとより現代人を取り巻く環境は、不自然を極め、そのままでは感覚も感性も鈍く麻痺していまい、食欲や味覚など、本来は自然にしたがっていれば良かったものも狂いを生じてきています。

だからこそ、ある期間まとまった形で自らを見つめなおし、「快」センサーをリセットし再教育する必要が出てくるわけです。

本当の快を追求すれば、おのずと道が開けます。

我々は原点に立ち返って、ダイエットの本当の姿、ダイエットの王道というべきものを発信することで、歪曲されたダイエット理論によって苦しんでこられた方々、どこか心が満たされず生きづらさを感じている方々の、救いとなれればと思っています。

これが本当の自分だと胸を張っていえるように、ともに実践していこうではありませんか。

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  • お手軽プラン

    2泊3日 32,340円

  • 基本プラン

    3泊4日 48,510円

料金には、宿泊、食事、面談、マッサージ、カッピング、温泉、講座、ヨガや瞑想などが含まれています。

空き室状況&ご予約

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