ムシムシ暑い季節がきたので、消臭・殺菌効果の高いクレイを使い精油も入れて
スプレー作りました
パウダーなのでさらさらで気持ち良いですよ!
精油もラベンダー・ユーカリ・カユプテ・ペパーミントとサッパリした香りにしてみました。
大浴場に用意してあります。 ぜひ使ってみてください!
クレイでデオドラントスプレー作りました
おいしい断食施設
やすらぎの里高原館は「断食施設」でありながら、お食事がおいしいとゲストの方に評判です。
高原館のお食事は、調理のスタッフが試行錯誤しながら作り上げたレシピに基づき、旬の食材を用いて、愛情と手間ひまをかけて、ていねいに作ったものです。
断食施設なのに、なぜそこまでこだわるのか?
高原館での断食の位置づけは、「おいしく食べるため」この一言に尽きるでしょう。
昔から「空腹は最上のソース」といわれてきましたが、おいしく食べるため、さらにはしっかりと消化し、栄養を吸収するためにも内臓の受け入れ態勢が整っていなくてはなりません。
身の回りに食べ物があふれる飽食の時代に生きる現代人にとって、一回の食事の感動やありがたみが、どんどん薄れてきているのではないでしょうか。
一日三回、惰性で漫然と繰り返される食事。
だからこそ、完全な空腹をつくり、改めて食事の意味を問い直す、それがまさに現代人に必要な食養の本質であると思います。
しかしながら、完全な空腹で食卓に向かえば、食べ過ぎや早食いになってしまうのではないかと心配になられる方もいるでしょう。
ところが、ゆったりと流れる時間の中で、繊細な味覚をもってゆっくりと味わうのであれば、むしろ適量で満足感が得られます。
つまり、日ごろせわしなく、心を置き去りに食べてしまっていることで食べ過ぎや早食いになっていることに気づかれるでしょう。
これに気づかれたならば、高原館での食養コースの目的は、半ば達成されたと考えていいでしょう。
アタマだけの知識だけで、体の欲求を押さえつけることには無理があります。
早晩、ひずみが出たり、反動があるでしょう。
高原館では、滞在をしながら、短期集中で味覚、食欲をリセットして、なおかつ帰ってからも永続的に食生活が改善できるような体験を通じた「気づき」を大切にしています。
「妊娠しやすいカラダづくり」
「妊娠しやすいカラダづくり」のメルマガで、
断食のことを取り上げていただきました。
「断食でカラダに備わった「力」を高める」
細川さんの先端医療と代替医療に対するバランス感覚がすばらしい!
不妊で悩んでいる方だけでなく、
将来子供が欲しいと考えている人は、
こちらのメルマガおすすめです。
『 やすらぎ通信 』 ニワトリの断食
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『 やすらぎ通信 』 第501号 週刊 2014.6.17
~ 断食のプロが教える・からだをリセットする方法 ~
やすらぎの里・ホームページ https://y-sato.com/kougenkan/
高原館・ホームページ https://y-sato.com/kougenkan/
日記ブログ https://y-sato.com/kougenkan/diary/
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伊豆高原は曇っていますが、
日差しが穏やかなので、散歩には好都合。
ゲストのみんなも
元気にお散歩に出かけています。
先週から梅雨の中休みで、
いい天気が続いていましたが、
この時期って、雨が降らなければ、
暑くもなく寒くもなく、本当に気持ちがいい。
暖房も冷房もなくて快適にいられる、
貴重な季節ですね。
白い姫シャラの花が満開の伊豆高原から、
やすらぎ通信をお送りします。
【目次】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━
【1】ニワトリの断食
【2】おすすめの本
「幸運が集まる女になる「女神」生活12カ月」
【3】寄せ書きから
【4】編集後記
■ やすらぎの里の空き室状況はこちら
■ 高原館の空き室状況はこちら
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【1】ニワトリの断食
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断食は人間にだけ効果がある訳ではありません。
卵を産ませるためのニワトリも
断食をすると効果があるというお話。
今回は実際にニワトリを買っている、
養鶏農家さんのブログから、
ニワトリの断食のお話を紹介します。
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「ニワトリたちの断食」
ニワトリたちは玉子を産み始めて
一年ぐらいすると少々くたびれてくる。
産む玉子は大きくなり、そのぶん水っぽくなる。
産卵率がガクッと落ちる。
体を覆う羽もみずみずしさを失い、
少し歳をとったかなという感じになる。
たくさん玉子を産んでくれたのだからしょうがないけど。
そんな時に行うのが「強制換羽」という名の「断食」だ。
これは「自然」ではない。
でもこれによってニワトリたちは見事に変わる。
玉子を産み始めたばかりの若どりと比べても
区別がつかないほどに若返るのだ。
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およそ13日から14日間エサをきる。
ニワトリたちには、
常日頃いかにお世話になっていたとしても、
ここは情け容赦なく行わなければならない。
断食はつらい。
10日目ぐらいからフラフラするものもでてくる。
ニワトリたちにとっては、
何のためにエサを与えられないのか、
しかもこの苦しさがいつまで続くのかも分からないはずで、
不安といえば、とてつもなく不安だろう。
鶏舎の中に入っていくと
「私たち、なんか悪いことした?」という目で僕を見つめる。
僕だってつらいのだ。
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191センチ、96キロの僕は、
食事を一食抜くだけでも大騒ぎするぐらいなのだから、
二週間の断食は気が遠くなるぐらいのつらさだろうと・・・
考えただけでもいやになる。
そして断食があける。
人間で言えば「おかゆ」のようなものから
少しずつ与えていくのだが、
想像できるでしょう?
ニワトリたちがエサに飛びつく様子。
エサをもらえないという苦しさも、
エサを与えないというつらさもこれで終わりだ。
食べ始めてから4、5日もすると、
一斉に「換羽」が始まる。
ニワトリたちの古い羽が抜け出し、
若々しくみずみずしいものと交代する。
姿かたちはまったくの若どりになっていくのだ。
それだけではない。
やがて産み出す玉子も若鶏と違わない、
プリンとしたものに変わっていく。
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ニワトリたちの体の中で、
何が起こっているのだろう。
「老化」、「働きすぎからくる疲れ」、
あるいは「容姿の衰え」→「断食」→「若返り」。
ニワトリたちのたどった過程はこういうことだ。
再び溌剌として遊びまわるトリたちを見ていると、
これって人間でもできないだろうか、
いけるかもしれないと思う。
そのこととは別に、若返るためとはいえ、
ニワトリたちに断食を強いてきたこの僕は、
当然のことながらそのつらさを一度体験しなければなるまいと考えている。
「ぼくのニワトリは空を飛ぶ 菅野芳秀のブログより」
■ 断食とは
https://y-sato.com/kougenkan/message.html
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【2】おすすめの本
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「幸運が集まる女になる「女神」生活12カ月」
天宮玲桜著 王様文庫
先祖代々続く霊能者の家系に生まれ、
類い稀な能力を持つ著者・・・。
というと、なんか胡散臭いと思う人もいるかもしれません。
それが天宮さんの言葉だと、
す~っと心に染み込むのが不思議です。
きっと、現実の社会できっちり仕事をしてきた経験と、
天界からのメッセージが昇華しているからかな。
仕事やプライベートで、
がんばってるけど、幸せを感じられない。
そんな方は、この世から俯瞰して、
天界からのメッセージを心で聞くと、
もっと自然に幸せを感じられるかもしれませんね。
■ やすらぎの里・Q&A
https://y-sato.com/kougenkan/guide.html
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【3】 寄せ書きから
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やすらぎの里では来ていただいた方がお帰りの際に、
寄せ書きを書いてもらっています。
滞在中の感想から感謝の声まで、
すべてスタッフみんなの活力になっています。
その中の一部をご紹介させていただきます。
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一週間本当にお世話になりました。
鳥のさえずりが聞ける環境で、
心も体も癒されました。(^^)
露天から見える海の景色が最高でした。
体のことをこんなにも考えて、
自分を労わる経験も初めてでした。
家に帰っても持続させます!
やすらぎの里のみなさん、
ありがとうございました。
20代 女性
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身は削がれ、心は満たされた一週間でした。
ありがとうございました。
60代 女性
■ やすらぎの里の体験談
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【5】 編集後記
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「妊娠しやすいカラダづくり」のメルマガで、
断食のことを取り上げていただきました。
細川さんの先端医療と代替医療に対する、
バランス感覚がすばらしい。
不妊で悩んでいる方だけでなく、
将来子供が欲しいと考えている人は、
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■ 妊娠しやすいカラダづくり
http://www.akanbou.com/mailmagazine/
2005 (C) Yasuraginosato
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本当の食育
甘いものを食べ過ぎるのをやめたい。
体に良くないのは、頭ではわかっている。
体でも感じている。
なのにやめられない。
無理もありません。
魅惑の味だから。
飢餓の歴史の長かった人間の体は、甘いもの=生きるためのエネルギー源として認識し、どんなものよりも優先して得ようとしても不思議ではありません。
しかし、もはや現代日本は飽食の時代、食べ過ぎることによって様々な体の不調を招いています。
甘いものとの付き合い方も時代に即したものに転換していかねばならないでしょう。
かといって、我慢一辺倒では持ちません。
一時うまくいっても抑圧したものというのは、その行き場を失ったとき、勢い暴発します。
むしろ我慢するというやり方は上策とはいえないでしょう。
ではどうすればいいか。
我慢しなければいいのです。
無理がないので永続性を期待できます。
そんなやり方があるのだろうか。
発想の転換です。
甘いものをおいしく感じないようにすればいいのではないでしょうか。
そうすれば、我慢せず、進んで甘いものを敬遠するようになります。
そんなうまい話があるのだろうか。
すぐにでも、とは言いません。
諸事万般に通じることですが、やはり物事を達成する為には積み重ねや訓練が必要です。
つまり味覚の再教育をするのです。
甘いものとひと口で言いましたが、現在出回っているもののほとんどが、白砂糖やブドウ糖果糖液糖を始めとして、きわめて精製度の高い糖類が使用されています。
見た目に白くサラサラと、これはドラッグのそれと同じです。
その吸収率が自然界に存在するものと一線を画しているために、脳に対する異常な影響力があるわけです。
脳が一度味をしめてしまうと、いくら理性でそれを制したところで、依存性を打ち破ることはなかなか困難です。
本質的に言えば、精製糖の出回る社会構造そのものを見直さなければ、抜本的な解決とはなりませんが、その現実を受け止めつつ、いかに健康的な自然性を回復していくかということに英知を傾けたいと思うのです。
自分自身の経験から言えば、断食や食生活の見直しを漸進的に進めていくと、次第に味覚が繊細に変化していくのが感じられます。
その食材の本来の味に気がついたり、だしのうま味を感じられるようになったり。
その反対に砂糖の甘みがどぎつく感じられ、化学調味料のとげとげしさに嫌気が差すようになります。
こうなればもう味覚は正常化されたといっていいでしょう。
今までの舌が、いかに鈍く麻痺していたかということです。
健康食といわれる和食でさえ、現在のそれは散々な状況です。
健康のために和食を食べましょうと勧めても、逆効果になりかねない状態といってもいいでしょう。
最近出回る和惣菜はやけに甘たるい味付けがされています。
手間をかけないための、だしの貧弱さ、素材の悪さを、砂糖を大量投入することによって、べったりとした甘みで覆い隠しているのです。
本来の和食は繊細な民族性に裏打ちされた素材の味を引き出す味付けであったはずです。
こうした現在の和食もどきに慣らされてしまえば、早晩味覚が狂い始めてもおかしくないでしょう。
もっとも、和食よりもこってりとした洋食、百花繚乱のスイーツが好まれている時代ですから、なおさらその影響は甚大です。
教育において幼少期のしつけが、その後の人生にとって重要なように、味覚においても早い段階から本物の味に触れさせ、自然なおいしさをおいしいと感じられるような感性を養っておくことが大切と考えます。
大人になってからでも遅くはありませんが、できるならば早いほうが健康的な発育とその後の体質によい影響を与えると思うのです。
食育という言葉は良く聞かれるようになりました。
でも内実はどうでしょうか。
栄養計算の域を出なかったり、ただ単にファッショナブルな外見に終始しているようであれば、その意義を果たしているとは考えられません。
本当の食育を実践するならば、各人の嗜好傾向に変化をもたらし、商業構造をもガラリと変革することになります。
経済効率のみが重視された人工的な粗製乱造が駆逐され、手間と時間をかけた自然に近いサステナブルなものが選択されるようになるということです。
これをどれだけの人が望んでいるでしょうか。
大人の事情、多くの思惑が交錯することでしょう。
大々的に行われている食育事業に、スポンサーによるバイアスがかかっているとみても大げさではないでしょう。
最後に信じられるのは自分の感覚であり身体です。
その感覚が外部の影響により捻じ曲げられようとしていることに自覚的であること、これが、今を生きる我々に必要なことなのではないでしょうか。