(昨日は快晴の伊豆高原、ツツジと青空が綺麗でした~♪)
こんにちは、高原館のくさむらです。
「支配されちゃう人たち」著者:大島信頼
(この本に書いてあるメソッドは、とってもユニークですが、
不安が大きな方、悩みが多い方へ、少しでも参考になれば、
と思い、少しずつ内容について書いていこうと思います)
いよいよ、心に聞いてみる、の具体的な方法を書いていこう!、
と思ったのですが…
ミラーニューロンのことについて、もう少し掘り下げて考えみたいので、
まだちょっとだけお付き合い下さい。
緊張している人が近くにいると、自分も緊張してくる。
これは脳の物真似細胞であるミラーニューロンの仕業。
本にはこのように書いてあります。
たしかにそういうことってあるよなぁ…、と思います。
でも例えば。
満員電車に乗っていて、男性の足を踏んでしまったとします。
足を踏まれた男性はギロッとこちらを睨んでいます。
こんな時、人によって、足を踏まれた男性に対して、
どうリアクションを取るかは違ってきます。
「混んでるんだから仕方ないでしょ!」
と、逆ギレ?する人もいるでしょうし、
「あわわわわ…ご、ごめんなさい〜!!」
と、キレられるのが怖くて平謝りする人もいるでしょうし、
「あ、スンマセン。」
でサラッと済ます人もいると思います。
わたしが注目したいのは、キレられるのを恐れて平謝りしてしまうタイプの人。
ミラーニューロンが働くのなら、カチン!ときた男性の怒りをモノマネして、
しかたないでしょ!、となるような気がします。
でも、それとは反対に、まだキレられてもいないのに、平謝りしてしまう。
この時、脳の中ではいったい何が起こっているのか気になります。
ミラーニューロンか過剰に働いてしまう人は、言い方を変えれば、
観察力が高くて、相手がどんな感覚や感情なのかを、すぐに察知出来る人。
モノマネをする時に、一番大切なのは、よく観察すること。
よく観察出来てはじめてモノマネが出来ます。
ミラーニューロンがよく働いている人は、モノマネ上手、とも言えますが、
その前に、観察上手!、なのだと思います。
観察上手なので、相手の感覚や感情をすぐに察知出来る。
瞬時に相手の感覚や感情を「自分でも体験している」ということかもしれません。
長くなりますので②に続きます・・・。