『 やすらぎ通信 』 第678号 2018.3.13
~ 断食の専門家が教える
心と体のリセット法 ~
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こんにちは、
やすらぎの里の大沢です。
伊豆高原は朝から快晴。
朝は真っ青な空でしたが、
昼になって気温が上がったら、
春霞がかかり、白っぽい空です。
たっぷりの日差しで、
風もなく、穏やかなテラスでは、
ソラ君が気持ちよさそうにお昼寝中。
小鳥がさえずり、
遠くからはウグイスの鳴き声も聞こえます。
沈丁花の花が香る伊豆高原から、
やすらぎ通信をお送りします。
【目次】━━━━━
【1】エンディングノート
【2】本日、本館移転2周年
【3】寄せ書きから
【4】編集後記
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【1】エンディングノート
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3月11日、東日本大震災から7年。
この日は「生きる」ということを
嫌でも考えさせられます。
私の岩手の実家は、
大津波で流されてしまいました。
僕で5代目になる大沢家の実家や畑、
昔、父がやっていた食堂、
代々作り続けられていた、味噌蔵・・・。
すべて、きれいさっぱり流されてしまいました。
幸い、家族は無事で、
使っていない小さな古屋があったので、
避難所生活もせずに生活できました。
今はもう、新たな生活で、
すっかり落ち着いて暮らしているので、
3月以外は忘れていることも多くなりました。
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多くの命が失われた中で、
家族の命が救われ、生かされているのを
当たり前と思わないようにしたい。
東北であった出来ごと、
という他人ごとではなく、
自分ごととしてとらえられるような、
何か・・・・。
そんなときに、養生館の小針先生が、
大杉漣さんの死をきっかけに、
エンディングノートを紹介していたのを目にし、
これだと思ったのです。
毎年、3月になったら、
自分のエンディングノートを更新していこう。
死を自分ごととしてとらえることで、
今の生をしっかり見つめ直し、
自分が、本当に大切にしたいものは何か?
そんなことを考える月にしようと思いました。
ちょうど3月は、
自分や子供たちの誕生日もあるので、
生と死、親と自分と子供達に向き合う、
いいタイミングです。
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しかし、これは僕だけの話ではなく、
ゲストのみなさんも、普段の忙しい毎日では、
自分の終わりと向き合う時間もないという人が、
多いのではないでしょうか。
そこで、今週滞在しているゲストのみなさんにも、
エンディングノートをすすめてみました。
日常から離れて、
たっぷり時間のある滞在中に、
自分と向き合うひとつの手段として、
エンディングノートを書き始めてみるといいと、
いいのでは思ったからです。
実際に書き込んでみると、
自分がいかに、
自分のことを整理できていないのか、
というのを痛感させられます。
養生館のスタッフでも書き始めている人がいて、
「断捨離をして、身軽にならないと」
そう感じたと言っています。
なんとなく過ぎ去っていく毎日に、
区切りをつける意味でも、
エンディングノートをつけてみませんか?
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一番売れているのは、
コクヨ製の「Living & Ending Notebook」
漫画で分かりやすく、
エンディングノートの必要性を教えてくれます。
無料で利用できるので手軽ですが、
誰にも知られずにPCの中に埋もれないように、
プリントアウトして、ファイルしておくといいですね。
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【2】本館移転オープン2周年!
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2016年3月13日、
やすらぎの里・本館が、浮山温泉郷から、
現在の桜並木の場所に移転してオープン。
本日で2周年を迎えます。
施設もプログラムもコツコツ見直し、
小さなバージョンアップを繰り返しています。
バスで散歩コースまで出かけたり、
日の出ツアーも人気のプログラムになりました。
寒い時期は岩盤浴も大人気で、
みんなしっかり温まり、
汗をかいてすっきりしたと喜んでいます。
今日から3年目に突入。
これからはプログラムを深めることに、
力を注いでいこうと思っています。
新館を利用したことがないリピーターのみなさん、
熟成を深めている、本館に来てみてください。
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【3】寄せ書きから
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やすらぎの里では、
来ていただいた方がお帰りの際に、
寄せ書きを書いてもらっています。
滞在中の感想から感謝の声まで、
すべてスタッフみんなの活力になっています。
今回は3月4日から6泊7日で、
本館に滞在されたみなさんの声です。
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天気が不安定で、
寒い日も多い週でしたが、
みなさん岩盤浴や温泉を堪能していました。
食堂の床暖房も足元が暖かくて、
仕事がはかどった!?という方もいて、
それぞれに自分のペースでやすらいでいました。
本館はプログラムも盛りだくさんですが、
自分のペースで自由にいられるのが、
好きですという方も多いです。
大沢
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「集中力の高まりに感動!」20代 女性
毎日、ヨガや体操、施術があり、
時間を持て余すことがありませんでした。
特に朝食前のイベントは、
体がスッキリして、気持ち良かったです。
空腹時こそ、運動、勉強のチャンス!
運動後の集中力の高まりに感動しました。
睡眠、運動、食事がいかに大切か、
実感しました。
老後どこかの施設に入るとしたら、
やすらぎの里のようなところに入りたいです。
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「やすらげるところ」50代 女性
やすらぎの里の名前の通り、
やすらげるところです。
スタッフのみなさんの
自然な笑顔が心地よく、
毎日のマッサージも嬉しかったです。
一人ではがんばれない一週間も、
目的が一緒のみなさんとだと、
乗り越えられることを実感しました。
同じ食事で、一緒に行動していると、
親しさが増していきますね。
非日常の中、
日常生活の良さも思い出し、
帰ってからも頑張ろうという気持ちが、
湧いてきました。
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「体重が増え続け」30代 女性
体重が増え続け不安になり、
断食を考え、ネットで探していたところ、
好きな伊豆高原にあったので、
やすらぎの里に決めました。
施設がきれいなのと、
いい仲間と過ごせて良かったです。
心も体もリフレッシュできました。
体重が増えた理由も分かり、
健康的に過ごせるヒントも沢山ありました。
一人で考え込むよりも、
人と話して悩みを共有したり、
運動や瞑想をして、
自然体で過ごそうと感じました。
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「頭と心のリフレッシュ」50代 男性
頭と心のリフレッシュのために参加しました。
ヨガなどの運動と、温泉があるところがいいです。
男性向けのゆるいヨガをするところは、
少ないので、ありがたいです。
施設が新しくなって、
男性の風呂も広くなりましたね。
大沢先生をはじめ、
いろいろな先生の講座が楽しかったです。
施設もプログラムも進化したなと思いました。
また、帰ってきます!
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「最初は不安でしたが」20代 女性
最初はジュースやお味噌汁だけで、
3日間過ごすなんて不安でしたが、
やってみると意外とできるものですね。
同じ目的の人たちが集まっているので、
一緒にがんばれました。
回復食のおかゆやお野菜が、
本当に美味しくて、
いかに自分が適当に食事していたか、
思い知りました。
野菜を食べて感動したのは初めてです。
散歩や観光にも連れて行ってくれるので、
いい気分転換にもなりました。
本当にありがとうございました。
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「芯から寝れた」30代 女性
親戚の紹介で参加することにしました。
食事がとても美味しく、
よく眠れました。
食事の量や食材、よく噛んで食べること、
食の大切さを実感。
運動することで、
質のいい睡眠がとれるのが分かりました。
芯から寝れたのは久しぶりでした。
先生、スタッフのみなさん、
ありがとうございました。
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「断食の効果はすごい」50代 男性
いつもポカポカ温かいので、
過ごしやすいです。
今回は疲れが溜まっていたようで、
断食中はイベントに参加せず、
ゴロゴロしていました。
しかし、4日目からは回復し、
10km以上歩いても平気でした。
やはり断食の効果はすごいですね。
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【4】 編集後記
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先日、53歳の誕生日を迎えました。
思いがけず、お祝いのお花を頂いたり、
Facebookではたくさんのメッセージをもらい、
自分はこんなに恵まれているんだということを
再確認した誕生日でした。
この一年は、自分と向き合おうと、
たくさんの本を読んだり、
いろんな方のブログを見たりしていたら、
かえって迷走してしまった気がします。
答えを外に探していたのかもしれません。
すでに自分の中にあるものを見つめ、
それに磨きをかけ、深めていく。
そんな一年にしていきたいと思っています。
大沢
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