やすらぎの里の大沢です。
暑い日が続きますね。
外を少し歩いただけで
汗が噴き出してくる季節になりました。
これだけ汗をかくと心配なのが、
脱水による熱中症です。
とくに最近よく耳にするのが、
「隠れ脱水」という言葉。
喉の渇きを自覚しないまま、
気づかないうちに脱水が進んでいる状態のことで
高齢の方や普段から水分を摂る習慣が少ない方に
特に起きやすいと言われています。
そんな隠れ脱水の予防におすすめしているのが、
やすらぎの里でも長年親しんできた
養生ドリンク「梅酢水」です。
梅酢とは何か
梅酢とは、
梅干しを塩漬けにしたときに
梅から出てくる汁のことです。
梅のエキスが凝縮されたもので、
塩分・クエン酸・ポリフェノールなどが
豊富に含まれています。
梅干しを手作りする家庭では
毎年できるものですが、
自然食品店や道の駅などでも手軽に購入できます。
これを水で薄めるだけで、
体に必要なものを自然な形で
まとめて補える養生ドリンクになります。
梅酢水の作り方
作り方はとてもシンプルです。
- 水 1.8リットル
- 梅酢 40cc
以上を混ぜるだけです。
これを水筒やボトルに入れて
日中こまめに飲んでいただくだけで、
汗で失った塩分と
疲労回復に役立つクエン酸を
同時に補うことができます。
シュワっとした刺激が欲しい方は、
水の代わりに炭酸水で割るのもおすすめです。
私自身の好みは、
炭酸水で割ってレモンの絞り汁を少し加えたもの。
梅のほどよいしょっぱさと
レモンの爽やかな酸味が合わさって、
暑い日にとてもさっぱりと飲めます。
梅酢水に含まれる3つの働き
梅酢水が熱中症・脱水対策として優れている理由は、
以下の3つの成分が
ひとつのドリンクで補えることにあります。
- 塩分(ナトリウム):汗をかくと水分と同時にナトリウムも失われます。
水だけを大量に飲むと血中のナトリウム濃度が薄まり、
「水中毒」と呼ばれる状態になることもあります。
梅酢の塩分が、体液のバランスを保つ助けをしてくれます。 - クエン酸:梅に豊富に含まれるクエン酸は、
エネルギー代謝を助け、疲労の原因となる
乳酸の蓄積を抑える働きがあります。
夏バテで体がだるいときにも、クエン酸の補給は効果的です。 - ポリフェノール:梅に含まれるポリフェノールには抗酸化作用があり、
炎天下での活性酸素の増加による
体へのダメージを和らげる効果が期待できます。
ミネラル補給には「にがり水」をプラスで
汗をかくと、ナトリウムだけでなく
マグネシウム・カリウム・カルシウムなどの
ミネラルも一緒に失われます。
脱水によるミネラル不足が続くと、
筋肉のけいれん・頭痛・
集中力の低下などが起きやすくなります。
こうしたミネラル不足を補いたいときは、
梅酢水にさらに
にがり水をコップ一杯あたり小さじ1
加えるのがおすすめです。
にがりは豆腐を固める際に使われる
海水由来のミネラル液で、
マグネシウムをはじめとする
ミネラルが豊富に含まれています。
梅酢水ににがりを合わせることで、
汗で失った電解質をほぼすべてカバーできる
優れた養生ドリンクになります。
市販のスポーツドリンクとの違い
熱中症対策といえば、
スポーツドリンクを思い浮かべる方も多いと思います。
スポーツドリンクは確かに電解質補給に役立ちますが、
多くの製品には大量の砂糖や人工甘味料、
着色料などの添加物が含まれています。
特に断食中や胃腸を休めたい方には、
体への余分な負担が気になるところです。
梅酢水は、梅酢と水(とにがり)だけの
シンプルな材料でできていて、
余分なものが何も入っていません。
やすらぎの里の断食中にもお出しできるほど
胃腸にやさしい飲み物です。
日常の夏の水分補給を、
少しだけ養生的に整えたいという方に
ぜひ試していただきたいドリンクです。
梅酢水を続けるためのポイント
毎日続けるために、
朝のうちにまとめて1日分(1.5〜2リットル)を
作っておくのがおすすめです。
冷蔵庫で冷やして、
外出時は水筒に入れて持ち歩く。
それだけで、コンビニでスポーツドリンクを
買う習慣が自然に変わっていきます。
レモンの代わりに
青梅シロップや生姜汁を加えてもおいしく、
飽きずに続けられます。
夏の間の小さな養生習慣として、
ぜひ日常に取り入れてみてください。
お電話でのご予約は
TEL:0557-55-2668