今年の夏は連日最高気温。
猛暑、酷暑。
全国何処へ行っても暑い暑い。
夏といって思い出すのが
風鈴、花火、海で冷やしたスイカ...
まさに日本の夏って感じですよね。
日本人は昔から、目でみることや音を聞くことで
暑さをしのいできました。
実際には気温が変わっていないのに
暑さを紛らす工夫。
日本人、なかなかやるじゃない
スイカを食べながら花火を見る。
これで、暑さを忘れますね。
高村
お料理体験コース、なかなか大好評でした。
今回は全員がリピーターの方ということもあって
最初から和やかなムード。
お久しぶり!という方多くて楽しいですね。
オリエンテーションの後は
実際の調理自習。
大沢先生の奥様と調理のスタッフの寺島が
やすらぎの料理を丁寧に説明してます。
かぼちゃのムースの作り方、
とうもろこしのスープ
出しの取り方
そして、おかゆパンの作り方もご紹介
やすらぎの料理が盛りだくさん。
夕食は先程、作ったディナーです。
夜は大沢先生の食事のお話
翌日は野菜の収穫体験をして、
高原館に戻ってから、釜戸で5分つきご飯を炊いたり、あじの炭焼き、
収穫した野菜をみんなで実際に調理しました。
「しその葉を入れようよ」とか、「野菜を切るのは私に任せて」
など、ゲスト方全員で参加した楽しいお料理コースでした。
始まる前は
「食事を食べることによって食を見直す」
と難しいことを考えていましたが、
ワイワイ、ガヤガヤみんなで食事を作ったり、食べたり。
そんなシンプルなことが一番楽しいんだなと思いました。
そして、とても健康的ですね。
採れるものは時期によって変わってきます。
「秋の味覚を楽しむ」というのもいいかもしれませんね。
高村
ありがたや ありがたや
畑で土いじりをしていると自然ありがたさに気づきます。
私達は自然界から少しおすそ分けをしていただいて生きているんです。
土をいじったり、虫を見たり、海を見たり、夜の星を眺めたり、
虫の鳴き声を聞いたり、季節の花を見たり...
自然と対話をしていると心がすっきりしてきます。
全て自然界からのおすそ分け
ありがたや ありがたや
ここで暮らしていると当たり前のようになってしまいますが、
都会ではこんな生活は特別なこと。
自然からの贈り物を感じられるって
この生活は特別なんですよね。
我が家では自然と家に入ってきた虫は殺生せず、
外に逃がすようになりました。
昔は何も考えず殺生していました。
自分の生活も自然のお陰で変わってきました。
ありがたや ありがたや
昔は当たり前だった、自然ある生活ってとても贅沢ですよね。
野草に埋もれた里芋ととうもろこし
このミスマッチがなかなか素敵です。
あと殺生の話ですが、ゴキブリだけは... ごめんなさいね。
高村
こんにちは磯崎です。
8月6日は幼少の頃、広島で育った私にとって特別な一日です。
遠足で行った平和記念資料館の展示物を見たときの衝撃は、
いまでも忘れることができません。
今回は最近読んだ本の中でおススメの一冊を紹介します。
『夕凪の街、桜の国』(こうの史代著)というマンガです。
映画化され公開されているところもあるので、
知ってる人が多いかも知れません。
3部構成になっていて、
第1部夕凪の街は、
昭和30年、原爆が落とされて10年後の広島が舞台です。
主人公平野皆実は、昭和20年8月6日「水をください、助けてください」
という悲鳴を聞きながらも、その人たちを救えなかったことに罪悪感を持ち、
自分だけ生きていていいのか、人生を楽しんで良いのかと考えています。
恋心をいだく同僚に告白されても、そのことで最初は拒みますが
「生きとってくれてありがとうな」の言葉で心が開かれ、
生きている幸せを再び感じます。
その後は…。
手元にハンカチかティッシュを用意して、読んでみてください