こんにちは、こはりです。
ホリスティック医学の台頭は、現在の諸相が「こうすれば、こうなる」という単純で部分的な発想では立ち行かなくなってきたことを意味しているように思います。
人は心身に不調を感じたり、病気になったりすると、これを治したいと様々な養生法や治療法を求めます。
「あの薬を飲んで病気が治った」
「あの治療法を受けて健康になった」
実際に症状が消失することもあるでしょう。
一方で、「あの人には効果があったが、この人には効かない」
「一時的に改善したが、また再発した」など根本的な改善がみられず、あらゆる治療法や治療家を求めてさまよい歩くこともあるでしょう。
しかし、仮にも“ホリスティック”な方法であるならば、「こうすればこうなる」という単純な図式化は、患者にとってのみならず施術者にとっても労して功なしといった結果に終わりかねないでしょう。
ひとつの治療法にとらわれたり、特定の治療家に盲目的に依存することは、真の健康を遠ざけるもの以外の何ものでもないからです。
現代医学の補完、代替を標榜し、担いうる方法には、ホリスティックな、つまり全体的、有機的、相補的な観点で理解することを大切にする姿勢がなくてはならないでしょう。
こころ、からだ、霊性、運動、食事、環境、時間、季節、遺伝など、
意識化される、またはされない様々な要素が複雑に絡み合って存在し影響を与えているとするならば、
これからの時代は「生活の中で総合的にバランスをとっていくあり方」
換言すれば「生命が輝く生き方」が模索されます。
あらゆる体験を通じてその人の内部に「気づき」が起こり、生命が輝く方向に自律的に歩むこと。
そのための場を提供する「やすらぎの里」では“内観としての”断食、食養、各種治療、ヨガでありたいと思うのです。
高原館のみなさんに誕生日を祝っていただきました。
動物性を排したヘルシーな手作りケーキ。
クリームはお豆腐からできています。
なによりビタミン愛が最高の味付けですね。
おいしかったです。
作ってくれたなおちゃんありがとう。
お祝いしてくれたみんなありがとう。
そして桜の咲く季節に生んでくれた両親にありがとう。