ただそこに咲くだけで美しくあれ
こんにちは、こはりです。
誕生日は仕事でした。
寒の戻り、家に帰るなり、こたつにもぐりこむ。
「誕生日、こたつで眠るカルマかな」とニヒリズムを気取ってつぶやく。
「花冷えの、寒さにふるえる心身を、癒すこたつと、人のぬくもり」と返す人があった。
誕生日は祝ってもらう日ではなく、感謝する日。
産み育ててくれた両親に、時に支え、時に励まし、見守ってくれた多くの人たちに。
肉体という器に棲みつき日常を送っていると、いつしか誰の力も借りず一人で生きているような気になっている。
そんな愚かさを直視する日。
齢27の目標を立てる。
「全肯定、全活用で生きる」
ただただ感謝のうちに生を活かしきるあり方へ。
短絡的な因果論を超えて
こんにちは、こはりです。
ホリスティック医学の台頭は、現在の諸相が「こうすれば、こうなる」という単純で部分的な発想では立ち行かなくなってきたことを意味しているように思います。
人は心身に不調を感じたり、病気になったりすると、これを治したいと様々な養生法や治療法を求めます。
「あの薬を飲んで病気が治った」
「あの治療法を受けて健康になった」
実際に症状が消失することもあるでしょう。
一方で、「あの人には効果があったが、この人には効かない」
「一時的に改善したが、また再発した」など根本的な改善がみられず、あらゆる治療法や治療家を求めてさまよい歩くこともあるでしょう。
しかし、仮にも“ホリスティック”な方法であるならば、「こうすればこうなる」という単純な図式化は、患者にとってのみならず施術者にとっても労して功なしといった結果に終わりかねないでしょう。
ひとつの治療法にとらわれたり、特定の治療家に盲目的に依存することは、真の健康を遠ざけるもの以外の何ものでもないからです。
現代医学の補完、代替を標榜し、担いうる方法には、ホリスティックな、つまり全体的、有機的、相補的な観点で理解することを大切にする姿勢がなくてはならないでしょう。
こころ、からだ、霊性、運動、食事、環境、時間、季節、遺伝など、
意識化される、またはされない様々な要素が複雑に絡み合って存在し影響を与えているとするならば、
これからの時代は「生活の中で総合的にバランスをとっていくあり方」
換言すれば「生命が輝く生き方」が模索されます。
あらゆる体験を通じてその人の内部に「気づき」が起こり、生命が輝く方向に自律的に歩むこと。
そのための場を提供する「やすらぎの里」では“内観としての”断食、食養、各種治療、ヨガでありたいと思うのです。
高原館のみなさんに誕生日を祝っていただきました。
動物性を排したヘルシーな手作りケーキ。
クリームはお豆腐からできています。
なによりビタミン愛が最高の味付けですね。
おいしかったです。
作ってくれたなおちゃんありがとう。
お祝いしてくれたみんなありがとう。
そして桜の咲く季節に生んでくれた両親にありがとう。
智慧の宝庫
こんにちは、こはりです。
今日はヨガで「五体投地」を行いました。
これは仏教における最も丁寧で正しい、最上の礼拝方法とされているものです。
テレビなどで僧侶が聖地に向けて歩くのではなく、五体投地で進む映像を見たことのある方もいると思います。
一種の行法ですが、尺取り虫のようにして進むのですから、それは途方もない道のりです。
一方で長時間の五体投地は必然的に身体の理にかなった、呼吸を伴う洗練された形にもなってきます。
ギュッと締める動きと放り出す弛緩、放下の動きの絶妙なコントラスト。
これは心身、自律神経を整える絶好の身体操法にもなり得ます。
黙々と何回も続ける。
次第に快感に変わってきます。
そして無になります。
さらに最上の礼拝を形にしていますから、潜在意識に感謝・懺悔・下座・奉仕といった心が芽生えてきます。
日本のヨガの草分け沖正弘先生が健在であった頃のお話なども聞く機会があり、つくづくヨガは物事のベースだと思うようになりました。
ヨガというベースを持ちつつ、スポーツや競技、武道の分野へ枝葉を伸ばし開発していくことの有用性です。
身体の使い方、ケガをしない方法、歴史に培われた遠大な哲学、上達の方法論が豊富に蓄積されています。
何より生活全般に応用できる普遍性が、脈々と現代に至るまで人々を惹きつけてやまないのでしょう。
ヨガが持つ計り知れない可能性と魅力をこれからも探っていきたいと思っています。
家の前の桜、日を追うごとに桜色です。
暖かい光の中で
なおです。
ここ最近、夜寝る前にろうそくを灯して時間を過ごしています。
自然の炎は 優しい空間を創ってくれます。
暖かい光の中で ストレッチをしたり
音楽を聴いたり
その日一日を振り返ってみたり。
忙しく終わってしまった日でも、一日の終わりにそんな時間を持つと
その日をちゃんと締めくくれるような気がします。
何気なく毎日を過ごしていると、時間は本当にあっという間。
日々起こる いろいろな事。
自分が感じる 様々な思い。
そんな事を、しっかりとかみ締めて、実感していたいと思うから。
毎日を “生きた日” として感じたいから。
今日は明日に繋がる大切な日。
明日に繋げるために、今日をちゃんと感じていたいと思います。