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2010 11/12 (金曜日)

生命力強化法 

こんにちは、こはりです。

沖ヨガの生命力強化法、通称「強化法」

生物の進化の過程を観察して創り上げられたメソッド。

進化は「環境への適応である」というスタンス。

生物は水中から地上に上がってくるという革命的な出来事を経てきた。

それは重力との出会いだった。

魚類が背骨を左右に揺らして得た推進力は、両生類では左右水平に飛び出した手足をはいつくばらせるようにして前進した。

爬虫類になると体幹に対して垂直に手足を使うようになり、重力に対して、より支えやすい形状となった。

これは四足の哺乳類にみられる形状だ。

ヒトにいたっては、二足歩行によって体幹と足が一直線になった。

手の自由が利き、道具を巧緻に使用するにいたって、脳の発達は著しく進んだ。

こうした進化の過程をつぶさに観察すれば、それはまさしく環境への適応である。

地上に上がれば寒暖の気温差にも適応すべく鳥類や哺乳類は恒温動物へと進化を遂げた。

変温動物は冬季に活動できない。

一切の体の動きがフリーズしてしまう。

冬眠である。
間違えれば抵抗できずに捕食されるかもしれない。

過酷とも思える環境を乗り越え、なんとしてでも生き延びようとする。

これが生命の本質であり、進化こそ生命の喜びとするところである。

そのように解釈する沖ヨガにおいて、ただ単にポーズをとることだけでなく、適応力すなわち生命力を強化する方法が重要視される。

実際に何をするのか。

乳幼児がはいつくばり、そのうちハイハイするようになり、おもむろに立ち上がっていくプロセス。

これはまさに進化の過程の再演である。

この一連の過程を経て乳幼児は力強い二足歩行と生命力を獲得する。

ところが、この一連のプロセスを人為的に妨害した乳幼児、つまりハイハイをあまりさせず、すぐに立ち上がらせた乳幼児は、その予後が極めて悪いという実験データがある。

健康上芳しくないのだという。

それは動作を行っているときに、肉体的な鍛錬と、関連する脳の部位が活性化していることを表している。

進化の過程で脳は延髄、橋、中脳、大脳と上積みされる形でバージョンアップされてきた。

人間が他の動物と異なるのは、この最も外側を縁取る大脳皮質の発達である。

乳幼児は生物の進化の過程をたどりながら、その時代に相当する脳の部位を活性化しながら発達していると見ることができる。

つまり、はいつくばり、ハイハイをし、立ち上がる、このプロセスを丹念に行われなければ、脳の発達異常が起こっているとも限らない。

土台となるものが不十分で、その上位であり人間を人間たらしめる大脳の発達もままならないであろう。

強化法では、人間のさらなる可能性を切り拓いていくものであって、同時に生命としての過去にさかのぼり、土台となる原初的な部分の再構築を行うものでもある。

磐石の土台があって、上位の人間としての可能性も拓かれるというわけだ。

ハイハイをしてみたり、トカゲのような動きをしてみたり、飛んだりはねたり、野性味あふれる動きを行ってみる。

一見野蛮にみえるのだが、その心身に対する効果、脳機能的な効能は強烈なものがあった。

背骨ひとつとってみても、普段の日常生活では体に手足が生えていて、体幹とは隔絶した形で小手先の動きに終始していないだろうか。

ところがトカゲの動きを模してみると、背骨がダイナミックに波打つようになる。

しゃくとり虫を模してみる。

これは背骨が上下にダイナミックに波打ってくる。

日常ではまったく体験し得ない動きである。

身体運動の開発という観点から見ても、目覚しい成果が得られる。

脳の神経回路の開発という観点から見ても、案ずるより生むが易し。

実際、ダウン症などの知的障害児を対象に行われる療法に類似した運動法が著効を示しているという。

現在急増するうつなどの精神疾患に対する効果も見込めるのではないだろうか。

手押し車から腰のバウンド、四つんばいから思いっきりジャンプ、腰に紐をくくりつけて後からもう一人に引っ張ってもらう。その抵抗に対して全身、渾身の力で前進する。

手だけ、足だけといった一部分ではなく、丹田を中心として全身を協力するあり方を練りに練って練り上げていく。

単なるエクササイズにあらず。
局所的に過ぎず、有機的な動きを阻害するものでしかない筋トレの次元もはるかに凌駕している。

生命力強化法。

子どもたちの教育にも、情緒不安定な児童に対しても、全身をダイナミックに動かし、自らの身体の可能性を引き出しきることは、心身にわたって有意義ではなかろうか。

詰め込み教育、知識偏重の弊害を克服するのは、身体しかない。

生きる力の喪失、無気力、不機嫌、生きづらい社会、閉塞感が募る社会、弱者に厳しい社会。

もっともかもしれない。

しかし、そんな時代だからこそ、進化の可能性が開かれているのではないだろうか。

困難な環境から逃げず、それを乗り越え、適応し、生き延びる。

その先にこそ進化が待っている。

腐るも、咲かすも、自分次第。

どうせなら人間として、さらなる進化を遂げようではないか。

力強く、しなやかに

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2010 11/10 (水曜日)

酵素断食コース始まりました

かおりです。

先週から始まった酵素断食コース。

酵素たっぷりのサラダやジュース、フルーツがついています

そもそも、「酵素」って何なんでしょうか?

体質改善には、体にたまった老廃物や有害物質を取り除く

=「デトックス」することが必要です。

デトックスすることで血液がきれいになり、酸素や栄養素を全身にスムーズに

運んでくれるので、細胞レベルで生き生きとしてくるんです?

ストレス、運動不足、暴飲暴食などでたまった老廃物をデトックスするには

酵素が必要です。

酵素は、化学肥料・農薬・加工食品・熱などによって壊されますので、現代人

は不足しがち?

不足すると代謝が落ち、肥満や老化、あちこちに不調が起きやすい体質になっ
ていきます。

普段は食べものを消化吸収することで使ってしまっているこの酵素を

サラダやジュース、フルーツで上手に取り入れることによって、

効率よくデトックスができるというわけです

金曜(夜)
カブとりんごのサラダ+酵素ジュース

土曜(朝)
低温蒸しサラダ+野菜ジュース+フルーツ

土曜(夜)
きんぴらサラダ+野菜スープ

日曜(朝)
豆腐サラダ+人参生姜ジュース+フルーツ

日曜(夜)
半減食

月曜(朝)
普通食

というメニューです。

かぶさらだ.JPG

新コースのレシピ、次回ご紹介しますね

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2010 11/1 (月曜日)

梨ゼリーのレシピ

かおりです。

今日から11月に入りました。

ひさしぶりの晴天で、今日お帰りのゲストの方々の心もよりいっそう晴れ晴れとしていた

ことと思います

今朝のデザートは梨ゼリーでした。

梨の種類で幸水、豊水はよく知っているのですが、今年の秋は「新高(にいたか)」

という種類をよく見かけます。

大きくて味もしっかりしていて、ゼリーにするとお砂糖なしでも充分な

甘みがあります。

梨ゼリーは今日で最後でしたが、レシピをご紹介するのでおいしい梨で

作ってみてください。

<梨ゼリー>ココット皿8個分

なしゼリー.JPG

梨…3個(1/8個は細かいみじん切りにする)

ゼラチン…2本

1.梨をすりおろし、果肉とジュースに分ける。

2.ザルでこし、果肉大さじ4とジュースをあわせて500mlとり、
 アルミ以外の鍋で火にかけ、ふつふつさせる。
(梨の成分には、たんぱく質を分解する酵素があるので生のままだと
ゼラチンで固まりません。)

3.溶かしたゼラチンとみじん切りの梨を入れてよくかきまぜ、ココット皿に
入れ、冷蔵庫で冷やします。

(冷蔵庫に入れる前にデラウェアを入れています。)

寒天やくず粉を使ってもいいですね。

前述したとおり梨にはたんぱく質分解酵素があるので、韓国では焼肉の

タレに梨のすりおろしが入っているそうです。

ユッケは生の牛肉に薬味調味料を和えたものですが、梨の絞り汁またはみじん
切りを一緒に和えたり、せん切りにして添えます。

プルコギは牛肉の薄切りを甘辛いタレに漬けこんで焼いたもので、タレに梨
をすりおろして加えることが多いそうです。

そうすることで、お肉の消化にかかる負担を軽くしているんですね。

「ぺスッ」という梨のデザートもあります。??

ペスッとは、梨のシロップ煮。梨に粒こしょうを詰め、生姜の煎じ汁で煮たデザートです。

スパイスが入ってるデザートが好きなので一度食べてみたいな。

薬膳で梨の効能を勉強しましょう

梨が採れる秋は「乾燥」の季節

秋の時期を大きく「温燥(おんそう)」と「涼燥(りょうそう)」の2つに分けています。

温燥は残暑で日中はまだ暑く感じ、空気が乾燥している時期のこと。

涼燥は10月中旬くらいから。日中も空気が冷たく感じて肌寒くなる時期のこと。

梨は、水分が多く胃や肺を潤してくれます。

体の熱を冷ます「涼性」の性質を持つので、温燥の時期にはそのまま生で

食べるのがおいしいです。

涼燥の時期や冷え性の方は生で食べるよりもシナモンなどの温性の食材を

使ってコンポートやジャムにした方がおいしく感じるのではないでしょうか。

その他にも

・タンパク質の分解を促進する消化酵素

・抗癌作用をもつフライボノイドやポリフェノール

・糖尿病患者への代替甘味料となるソルビトールなどの成分

・食物繊維が豊富で整腸作用

があります。

いずれにせよ、旬の果物はジューシーでおいしいです。

りんご、梨、ぶどう、みかん、柿、イチヂクなどがぞくぞくと出回っています

そのまま食べたり、ちょっと一手間加えたりして思う存分秋の味覚を楽しみましょう ?

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2010 10/26 (火曜日)

人間としての矜持

こんにちは、こはりです。

世の中にはごまんと健康法、治療法、が跋扈している。

それはまさに玉石混交、法外な金銭を要求したり、いかにも胡散臭い欺瞞に満ちた詐欺まがいの手法もある。

「このサプリメントを飲めば病気が治る」「この器具に座れば血液がサラサラになる」

一切の主体的な改善の努力もせず、望み通りの輝かしい未来が得られるだろうか?

世の中を見渡せば、一目瞭然にその答えが出る。

「そんなものはない」

格差社会と言われて久しいが、ますます貧富の差は広がるばかりで、みなが自分の希望をかなえ幸せに生きているとは到底思えない。

身近な健康問題に関しても、生活習慣病は増加し、国家の医療費は高騰を続け、また日々新たな感染症の恐怖にさらされている。

こうした閉塞し、不幸が蔓延した理不尽とも思える世の中だからこそ、耳障りの良い安易な商法に流されていくのだろう。

「そんなものに引っかからない」

金はなくとも、そのくらいの矜持は持っていたいものだ。

教養とはそういうものなのだろう。

高学歴だから教養があるかといえばその限りではないはずだ。

無学でありながら汗水たらして勤勉勤労の人生を貫いた市井の教養人が、過去の日本にはたくさんいた。

そうした祖先の血のにじむような苦労が、今の日本の繁栄を築いたに違いない。

そのことを忘れて、ただ享楽に流れ、刹那的に生きる現代日本人が、その報いとして現れた心身の不調を、また誰かに頼って治してもらおうとする。

そんな虫のいい話があるだろうか。

自らを見つめ直さずして、何が治るというのか。

サイボーグが部品を交換するだけで修理が完了するように、即物的な価値観は自ら人間であることを放棄しているのと同じことではないか。

連なる歴史の中に生きる人間として、祖先を敬い感謝のうちに生きていく。

この精神が、今を生きる者同志の思いやりも育むのだろう。

「思いやりを持とう」といくら叫んでも、大局的な生命観、人生観がなくては片手落ち、空言でしかない。

まず自分の内にある生命の意味を見つめ直し、因縁に気づいていく。

因縁とはつまり「原因があるから結果がある」ということであり「その責任主体は自分である」ということである。

歴史をみるまでもなく、自らの生命がそれを教えてくれる。

健康面しかり、他物に頼ってばかりいると、それなしでは成り立たなくなってくる。

「いつでも頼ればいい」という精神構造は、ますます自分の内なる力を弱体化させていく。

それは精神面ばかりでなく、肉体面でも顕著に現れてくる。

すべてを与えられる過保護な温室育ちが脆弱なのがその例だ。

自分の内側の力を高めていく工夫を日々の生活の中で実践していく。

生きることの基本、呼吸、食事、排泄、運動、精神活動。

もう一度見直し、生命の働きに沿った自然性を回復させていく。

「生活」の文字通り、「生を活かす」ということが土台になくして、万物の霊長たる人間の生命活動もないのだろう。

食べて排泄するだけの人糞製造機として、ただ「生存」することだけを誰も望んではいないはずだ。

「なぜ生まれ、いかに生きるのか」

その原点に立ち返って、生活を見直していきたい。

現代人は生活の仕方がきわめて雑であるということ、自戒の念もこめて痛感する。

それが巷をにぎわす非人間的な所業、犯罪行為に結びついているのではないかと想像すると空恐ろしい。

犯罪に限らず、先人の美徳とされてきた「たしなみ」や「気遣い」が荒廃し、常軌を逸した「モンスターペアレント」「クレーマー」などの存在が騒がれる昨今。

もしかしたら、もっと身近な問題なのかもしれない。

いずれにしろ、今まさに折り返し地点なのだと思う。

自他の生を活かしきる人生、ネガティブな悪態を撒き散らす人生。

どちらに転ぶか。

人間として生活するのか、モンスターとして生存するのか。

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2010 10/25 (月曜日)

ミネラルたっぷり薬膳ジュース

かおりです。

今日はデトックスコースについてくる薬膳ジュースのレシピをご紹介

<薬膳ジュース>(2人分)

薬膳ジュース.jpg

(材料)

豆乳…200cc

黒ねりゴマ…大さじ1

きなこ…大さじ1

くるみ…3個

レーズン…大さじ1

プルーン…3個

クコの実(飾り)

(作り方)

1、くるみ、レーズン、プルーンをきざみます。

2、すべての材料をミキサーにかけてできあがり!

砂糖をつかっていませんが、充分な甘みがありデザート感覚でいただけます。

ジュースというよりムースのようなとろりとした食感??

ゲストにお出しするときはスプーンをそえています。

豆乳、きなこに多く含まれるイソフラボンは女性ホルモンに似た働きをします。

そして、若返りホルモンをよばれる「DHEA」を増やすと言われています。

豆乳、ゴマ、ドライフルーツ、ナッツはカルシウム、ビタミン、ミネラルの宝庫

美肌、冷え性、貧血、月経不順に効果ありa

食物繊維もたっぷりで、整腸作用も期待されます。

何か甘いものが食べたいとき、イライラするときは足りない栄養素を体が欲して

いるサインかもしれません。

そんなときは、心も体もよろこぶ薬膳ジュースを作ってみてくださいね?

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  • お手軽プラン

    2泊3日 32,340円

  • 基本プラン

    3泊4日 48,510円

料金には、宿泊、食事、面談、マッサージ、カッピング、温泉、講座、ヨガや瞑想などが含まれています。

空き室状況&ご予約

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