『 やすらぎ通信 』 第570号 2015.11.10
~ 生活習慣改善の専門家が教える
心と体のリセット法 ~
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おはようございます。
やすらぎの里の大沢です。
伊豆高原は雲が広がる、
ちょっと、どよんとした空です。
一昨日、昨日の雨で、
伊豆高原は、一気に秋がすすんだ気がします。
窓から見える木々の葉も、
だいぶ色づきを増してきました。
そうだ、今日のみんなと一緒に行くドライブは、
一碧湖に行ってみようかな。
ツタの葉がきれいに色づく伊豆高原から、
やすらぎ通信をお届けします。
【目次】━━━━━
【1】ゆるやかな糖質制限食へ
【2】やすらぎのレシピ
「レンコンのきんぴら」
【3】寄せ書きから
【4】編集後記
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【1】本館と養生館の違い
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「ゆるやかな糖質制限食へ」
やすらぎの里では「糖質制限食コース」の食事を
炭水化物を2食とも完全に抜く食事から、
夕食の主食のみ炭水化物を抜く、
「ゆるやかな糖質制限食」に変更しました。
そこで今回は、その理由と、
糖質制限食の注意点について紹介します。
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「糖質制限食について」
もうすっかりダイエットの
定番になってきた「糖質制限食」ですが、
広まるにつれて、雑誌などでも、
いろんな取り上げられ方をするようになりました。
糖質制限食というと、
糖が含まれる炭水化物を一切食べてはいけない、
と思っている方がいますが、そうではありません。
糖質制限食には、その人の目的や体質によって、
3段階のやり方があります。
1、3食とも炭水化物を摂らない、
「スーパー糖質制限食」
2、朝か昼、1食だけ炭水化物を摂る、
「スタンダード糖質制限食」
3、夜のみ炭水化物を抜く、
「プチ糖質制限食」の3種類です。
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糖質制限食を始めるのであれば、
最初の1~4週間は「スーパー糖質制限食」で、
糖質依存を抜け出し、脂肪を効率よく使える体にします。
糖尿病など、血糖値の数値が悪い方は、
無理のない範囲で、「スーパー糖質制限食」を続けると、
着実に数値が改善してきます。
ただ、まったく糖質を摂らないのは、
日常生活では結構大変なので、
糖尿でも数値がまずまずの方や、
高度の肥満の方は「スタンダード」がおすすめ。
さらに、ただのダイエットの方は、
夕食のみ糖質を摂らない、
「プチ糖質制限食」に移行していくのが、
無理がないので、おすすめです。
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よく雑誌などで、糖質をまったく摂らないのは、
問題があるという記事を目にしますが、
そのほとんどが、自分の体質に必要ないのに、
厳格な糖質制限をやり過ぎてしまったという、
かなりレアなケースです。
糖質制限食を提唱している、
京都の高雄病院の江部先生も、
すべての人がまったく糖質を摂るなと、
言っている訳ではありません。
その人の目的や体調によって、
上手に取り入れていくと、
問題が起こることはありません。
僕は糖質制限食を始めて6年になりますが、
ここ何年かは、
夜だけの「プチ糖質制限食」にしています。
その経験から、
普通の人でも無理なく続けられる、
糖質制限食のお手本の食事が必要と考え、
厳しい糖質制限食ではなく、
「ゆるやかな糖質制限食」に、
切り替えさせていただきました。
■ やすらぎの里の糖質制限食
https://y-sato.com/kougenkan/course/low-carbohydrate.html
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【2】やすらぎのレシピ
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調理スタッフの長澤です。
今回は、旬のレンコンを使った料理。
シャキシャキと歯ごたえのよい、
“れんこんきんぴら”をご紹介します。
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「レンコンのきんぴら」
~ 材 料(5人分)~
・レンコン 300g
・塩 ひとつまみ×2
・日本酒 適量
・薄口しょうゆ 適量
・濃口しょうゆ 少々
・七味 少々
・白すりゴマ 適量
・油 少々
・酢(酢水用) 少々
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~ 作り方 ~
1.レンコンは薄めの半月切りにして、
酢水につけておき、
炒める前にざっと水洗いし、
ザルにあげて水切りをする。
2.熱したフライパンに多めの油をひき、
1のレンコンを入れ、
塩をひとつまみ加えて炒める。
※変色防止のため、油は多めに入れてください。
3.レンコン全体に油がまわったら、
日本酒をひとまわし入れ、
蓋をして弱火で5分間蒸し焼きにする。
3.歯ごたえが残る程度になったら、
塩ひとつまみ・薄口しょうゆを入れ、
水分を飛ばすように炒める。
4.香り付けに濃口しょうゆを入れ、
最後に七味とすりゴマを加えて、
混ぜ合わせたら、出来上がり!
■ 体で覚える食養生
https://y-sato.com/kougenkan/diet.html
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【3】 寄せ書きから
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やすらぎの里では、
来ていただいた方がお帰りの際に、
寄せ書きを書いてもらっています。
滞在中の感想から感謝の声まで、
すべてスタッフみんなの活力になっています。
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北海道から初参加しました。
断食に興味があって、
雑誌でやすらぎの里を見た瞬間、
「ここだ~!」と即決でした。
周囲の環境も最高でしたが、
先生はじめ、スタッフのみなさまの
穏やかな笑顔に、本当に心がやすらぎました。
まさに、やすらぎの里ですね。
一年に一度来られるように、
日々の生活もがんばります。
ありがとうございました。
40代 女性
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断食コースは、八ヶ岳以来の2回目です。
当時から変わっていないこと、
進化していること、色々感じることがありましたが、
先生が全然変わっていないことが、
一番びっくりです!
アンチエイジングのお手本。
館内がいつも清潔、清浄に保たれていて、
本当に快適に過ごせました。
ありがとうございました。
50代 女性
■ やすらぎの里の体験談
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【4】 編集後記
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今回取り上げた「糖質制限食」は、
人類にとって理想の食事というよりは、
飽食の時代を生きる現代人のための、
現実的な食事と考えるといいですね。
ネットで知識がどんどん増える時代だからこそ、
その方にあったオーダーメードの食事法を
アドバイスする必要性を感じています。
何がいいのか?ではなく、
自分にはどんなやり方があっているのか、
そして、それをどのように続けていくのか。
「知っている」を「できる」に変える。
そのための具体的な提案をさせていただきます。
■ やすらぎ日記
https://y-sato.com/kougenkan/diary
yasuraginosato@gmail.com
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