『 やすらぎ通信 』 第696号 2018.7.31
~ 断食の専門家が教える
心と体のリセット法 ~
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こんにちは、
やすらぎの里の大沢です。
伊豆高原はスッキリ晴れて、
真っ青な空が広がっています。
久しぶりに真夏の太陽が照り付け、
気温も上がりそうです。
気温は高いけど、湿度が少ないので、
日陰にいるとそれほどでもなく、
カラッとしていて気持ちいい暑さです。
先日の台風は心配していましたが、
雨も風も大したことはなく、
被害もまったくありませんでした。
今朝はみんなで「池の里」を散歩。
空気が澄んでいるので、
山の緑がとても鮮やかでした。
稲についた朝露が朝日に照らされ、
きらきらと輝いて、きれいだったな~。
白い稲の花が咲き始めた伊豆高原から、
やすらぎ通信をお送りします。
【目次】━━━━━
【1】体が欲する味
【2】やすらぎのレシピ
「梅じゃこご飯」
【3】寄せ書きから
【4】編集後記
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【1】体が欲する味
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またしばらく暑い日が続きそうですね。
こう暑いと、薄味のものより、
酸っぱいものや辛い物、しょっぱいものなど、
はっきりした味のものが、美味しく感じませんか。
これは体が足りない栄養素を補給しようとしている、
大事な体からのサインです。
無駄にがまんしたり、
過剰な食欲に振り回されないために、
体が欲する味から、体の欲求を知って、
暑い夏を乗り越えていきましょう。
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「酸っぱいもの」
東洋医学では、酸味は肝を養うと言われます。
西洋医学の肝臓とは違って、
気を巡らせる働きがあると考え、
ストレスや運動不足で気が巡らなくなると、
肝臓の働きが低下し、
それを補うために酸味が欲しくなります。
酸っぱいものが好きで、
何でも酢をかけて食べたくなるなんていう人は、
肝の働きが弱っているかもしれませんね。
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「塩からいもの」
塩味は腎を補う。
過労や寝不足、冷房の冷え過ぎで、
腎の働きが弱ると、塩味が欲しくなります。
薄味にするだけではなく、
しっかり休息もとって、腎臓をケアしましょう。
また、塩味は慣れを生じやすく、
気をつけないと、どんどん濃い味になってきます。
特に過労でも寝不足でもないのに、
塩からいものが好きだという人は、
かつお節など、旨味の強いものをたくさんかけて、
塩からくなくても美味しく感じる工夫をしてみましょう。
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「辛いもの」
辛さは脳への刺激になるので、
脳がぼんやりしてくると、
スパイシーなものが欲しくなります。
夏になると辛いものが欲しくなるのは、
暑さでぼんやりした脳を活性化したいから。
ただ、強い刺激はエスカレートしやすいので、
辛いものばかり欲しくなったら、
新しいことにチャレンジをして、
脳に刺激を与えてあげましょう。
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【2】やすらぎのレシピ
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「梅じゃこご飯」
本館キッチンスタッフの小長谷です。
暑さ対策に手軽でおすすめな食品は梅干し!
夏になると梅干しを身体が欲します。
梅干しの梅をつけるときにできる梅酢。
梅酢は手軽に使えるので、
暑い夏には大活躍です。
梅酢は市販しているので、
梅を漬けない方も買って、使ってみてください。
お水に少々入れて梅酢水にして、
熱中症対策ドリンクに、
おむすびを結ぶときに、
手につけて、腐敗防止に・・・。
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やすらぎの里では、
この季節の金曜日のディナーのご飯が、
「梅じゃこご飯」になります。
じゃこに梅酢をかけておき、
炊きあがったご飯に混ぜるだけ。
はい!簡単です。
酢飯のように砂糖を入れたりしないので、
さっぱりいただけます。
サラダに、和え物に、煮物にも・・・。
梅酢を上手に活用して、
暑さを乗りきりたいですね!
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【3】寄せ書きから
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やすらぎの里では、
来ていただいた方がお帰りの際に、
寄せ書きを書いてもらっています。
滞在中の感想から感謝の声まで、
すべてスタッフみんなの活力になっています。
今回は7月22日から6泊7日で、
本館に滞在されたみなさんの声です。
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初めて参加する方が多く、
みなさんのドキドキ、ワクワクが、
とてもいい刺激になりました。
いつものことを初めてのことのように、
丁寧におこなうことの大切さに、
気づかせてもらった週でした。
特別なことはできないけれど、
自分ができることをやり続ける、
その生きざまが、みんなの心に響くんだ。
「この道より我を生かす道なし、この道を歩く」
大沢
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「自分を大切にする術」40代 女性
身体を整え、心身ともに健康になりたい、
と思って参加しました。
自分で気づいていなかった心の痛みに触れ、
自分を大切にする術を教えていただけました。
先生はじめ、スタッフの方がみなさん温かく、
その想いが随所に感じられる館内に、
とても癒されました。
本当にありがとうございました。
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「大きな達成感」30代 女性
大きな達成感を得ることができました。
社会人になると、日々の仕事に追われ、
達成感を得ることが難しいですが、
毎年、やすらぎの里に来ると、
日々の運動やトレイルウォークを完走できた時、
断食を達成したときなど、
さまざまな達成感を得ることができます。
なぜ私は、毎年やすらぎの里に、
帰って来たいと感じるのか、
今年はその理由を探しての参加でもありました。
断食をやり切った時、
「あぁ、今年も私、がんばれた!」って、
感じた瞬間、理由が分かった気がします。
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「減量の目標もクリア」50代 女性
友人からすごく良いと話を聞いて、
お世話になりました。
果たして少量の食事で、
乗り切れるか不安でしたが、
様々なアクティビティを受けるうちに、
不安も吹き飛びました。
とても心地よく過ごすことができたので、
食事のことばかり考えなかったと思います。
減量の目標もクリアでき、
今まで体験したことのない、
楽しい時間を過ごすことができました。
感謝しています。
ありがとうございました!
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「体のリセット」20代 女性
体のリセットと食生活の見直しのために来ました。
身体を無理せず、定位置へ戻すことを学びました。
これは瞑想で心を色々な考えから「今ここ」へ、
戻すことにつながっていると感じました。
この「戻す」ということが、自分の中でしっくり来て、
これからも心身の「心地よさ」を感じられるよう、
生活していきたいです。
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「明るい雰囲気」50代 女性
明るい雰囲気で断食を乗り越えられました。
メンバーのみなさんはもちろん、
先生はじめ、スタッフのみなさんの、
細やかな気遣いがあったからです。
よく噛んで食べるのが、とても難しいことでしたが、
ここでの食事は自然に40~50回噛んでいました。
また、体が硬いなりに、ヨガや体操で、
少しずつ柔らかくなっていくのが実感できました。
これからもマイペースで、
できそうなことを続けていきます。
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「しっかり食べて満腹」20代 女性
前回はデトックスコースでしたが、
今回は糖質制限食のおかげで、
しっかり食べて満腹でしたが、
体重も少し減って、幸せです。
先生をはじめ、スタッフの方がとても親切で、
心が温まりました。
ここにいる間は、ありのままの自分を見つめ、
愛することができました。
本当に一週間ありがとうございました。
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「定年退職のタイミングで」60代 男性
長年サラリーマンをしてきて、
仕事を理由に、忙しさにかまけて、
心身のメンテナンスをしてこなかったことを痛感。
定年退職のタイミングで、
ちょうどよい自分個人として、
生き方の見直しとなりました。
食事のケアのみならず、ヨガ、気功、
さらにマッサージやアロマ等、
各種の心身メンテナンスが、
パッケージされているのが良かったです。
ちなみに、アロマは初めて経験し、
マッサージと共に効果を実感しました。
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【4】 編集後記
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昨日は、やすらぎの里3館の責任者のミーティング。
養生館の小針先生、高原館の深澤先生と、
僕の3人で、仕事だけでなく、
最近の気づいたことなど、シェアしました。
それぞれ、自分の個性を生かしながら、
プログラムをやっているので、
やすらぎの里の魅力に厚みが増しています。
自分だけではできなかったことを、
仲間でやっていく楽しさ。
お互いのチャレンジが、いい刺激になりますね。
ちなみに、ミーティングの場所は「ガスト」
小針先生が注文したのは、
冷麺とまぐろ丼のセット、深澤先生はサラダうどん、
僕がオムライス・デミグラスソース。
僕が一番お子様か(笑)
大沢
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