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2009 3/20 (金曜日)

中国にて&嬉しいプレゼント

こんばんは。わだです。

中国に鍼灸と手技を学びに行ってまいりました。

今日はちょっと長いです。

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大陸と日本の違いに ただただ驚きました。
風土の差異が、人体にこれほどまでの影響を与えるのですね。

日本は温暖湿潤気候。
私の滞在していた中国の天津は
乾燥していて砂漠の1日に似ています。

自分の身体も、水っぽくたぷたぷしていたのが
乾燥して干からびたようになって、身がつまった感じ。

そりゃ、治療の方法もかわりますよね。

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おどろいたのはそれだけではありません。

私が研修をうけた天津の中医薬大学病院では
患者さんたちは、自分で選んだ先生に診てもらえます。
東洋医を選ぶか、西洋医を選ぶかは自分次第。

来るときには家族に支えられていた多くの患者さんが
鍼灸治療を受け もしくは スイナという手技を受けて
元気を取り戻し、自分の足で帰っていました。

そう、家族が患者さんを連れてくるのが当たり前なのです。
病に対して みんなで支えあって治しているのです。

日本では脳梗塞の後遺症の予後は芳しくありませんが
中国では驚くほど良くなります。
患者さんの家族が 本気で・一緒になって 治そうとするからです。

この一人ひとりのマンパワーの違いが
国力に表れているのだと思います。

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短い旅でしたが、実りのある旅でした。

帰ってきたらゲストから嬉しいプレゼントがありました。

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ありがとうございます!

さっそく飾らせて頂いております。

日本には日本の良さがあるなあ~と感じた春の日でした。^-^

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2009 3/19 (木曜日)

やさしくなるランチ

こんにちは、こはりです。

つぶつぶカフェでランチしました。

未来食というコンセプトで雑穀を復興させた大谷ゆみこ女史のお店です。
新宿の牛込柳町駅から少し路地に入ったところにあります。

店内は木と石の調和した明るくやわらかな雰囲気。
座ると岩盤浴のようなぬくもりがあり心と体が芯からあたたまる配慮。

日替わりのランチをいただきました。

ヒジキとシメジのコロッケは甘めの味噌だれをつけて。カリッとした衣、中はホッコリしていました。

ゴボウのスペアリブ風はびっくりするくらい濃厚な味付け。肉でなくても存在感は十分。

にんじんとキヌアのスープ。根菜と穀物の甘みがしっかり出て、アーモンドのスライスがアクセントで香ばしい。

ミョウガの酢漬け、シャキッとした歯触りと鮮烈な酸味。

雑穀をブレンドしたごはんは噛むほどに甘く味わい深かったです。

全体にメリハリの利いた味付け。
それがうまく調和し満足感たっぷりでした。

東京のど真ん中でも受け入れられる自然食はかくあるべしと思いました。

ヨガで気を巡らせた後の自然食は格別ですね。

導引と食はセット。
自然なあり方はやさしさとおいしさという形で教えてくれるようです。

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2009 3/17 (火曜日)

人を良くする食とは

こんにちは、こはりです。
今日はお食事のお話…

玄米食を始めてから、たまに外食などで白米をいただくと「何かが足りない」と感じるようになりました。
その欠乏感がとり合わせに脂っこい肉や豪華なおかずを引き寄せるのだろうと。
実際、玄米食を始めて自然と肉を欲しなくなり、今は魚を少量いただきますが、それも段々と必要ではなくなりました。

玄米と味噌汁のコンビネーションはそれだけで完全栄養食と言われます。

現在一般に常食される白米は目に見える形での栄養素の不完全さもあるでしょうし、なにより一個の生命としての力強さに欠けるのでしょう。

さらに一物全体食は「生命をいただく」という感謝の気持ちを喚起させます。

と殺の過程をすでに経て、スーパーに並ぶパック詰めされた肉塊(筋肉のみ)に生命の息吹や尊さを感じることは容易ではありません。
生活習慣病をはじめとした病気のほとんどが過食が原因とされています。

漠然とした渇望感や満たされない思いが過食に走らせるのでしょうが、感謝の気持ち、「足るを知る」ことができれば、自分に必要なだけ、しかもおいしくいただけるはずです。

世界的な金融破綻は、今までの食生活の破綻をも示唆しているようでなりません。

何が善で何が悪か、そんなこと簡単にはわかりませんし、決めつけることも良くないでしょう。

食物もしかり、だから白米だって肉だって悪ではありません。

ただ言えることは「生命を大事にしていく」思いが、自然と食習慣を形作っていくのだろうということです。

「病気は体の発するメッセージ」誰もが理解しつつあることですが、それが食と心の関わりに見い出せる人は少ないように思います。

「何を食べるか」ではなく「どう食べるか」

人間の真価と進化はそこにかかっているのではないでしょうか。

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2009 3/7 (土曜日)

幸福論

こんにちは、こはりです。

最近農業の勉強を始めました。

無農薬の畑。

耕運機をかけ、畝をつくり、マルチを張ってネギの種まき。

大根、かぶ、里芋、ネギの収穫。

本格的に農を経験してわかったこと。

農の知識、経験、知恵なくして食は到底語れないなと。
書物などのアタマだけの知識とはまったく次元の違う説得力がある。

毎日口にするもの、生命をつなぎとめるものとしての食、
それを支える農はいかなる物事より根源的で、そこを直視し体感しないことには生かされる者としての土台が揺らぐ。

農の圧倒的な説得力を前にはすべて枝葉末節。

遅ればせながら実感したこと、野菜には旬があるということ。

今まで気にもとめていなかったが、野菜や果物には一番美味しい時期がある。
それを少しでも過ぎるとだんだんと味が落ちてくる。

畑に出ればその植物が育つ時期があり、花が咲き実を結び枯れていく。
それは整然と行われる自然の営みであって、自然状態においては寸分の狂いもない。

人の手が加わることによって不自然が生じてくる。

生命にはリズムがある。

ムカデが出る時期があれば、それにとってかわってアリが、カメムシが、順序よく活動し繁殖する。

肌身で感じる季節の移ろい、生命の横溢。

旬にその土地で穫れたものを、必要なだけいただく。
それで十分なはずだったのに、感謝すべきことだったのに。

人間の欲には際限がない。
ふくれあがった人間の傲慢、自然を無視し続けてきたそのツケを払う時期にきたのかもしれない。

今こそ学ぶべき時期。

何度痛い目に遭わされれば気付くのだろうか。
人間はそんなに愚かではないはずだ。

汗水たらして働く人間が損をし、コケにされる社会があっていいはずがない。
今までがんばって働いてきたお年寄りが邪険にされる社会があっていいはずがない。

一部の人間のマネーゲームに惑わされる筋合いなど毛頭ない。

なによりも切実な食の問題。

地域のもの、国産のものを買う。
生産した農家に対して正当な対価を払う。

そうした毅然とした態度が経済の基礎を強固にするのだろう。

より安いものを買うことが経済的であるかのように錯覚していた。

巡り巡って富はすり減っていく。

奪い合い、首を絞め合う経済から、与え合い、分かち合う経済へ。

プラスのエネルギーの好循環からしか真の幸福は生まれない。

「できることから始めよう」

地下タビ越しの土の感触、丹田に力を込めて振り上げられた鍬。

腹の底から納得した。

よりマクロに、よりサステナブルに、スローライフ、スローフードへ。

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2009 3/1 (日曜日)

心を届けるお弁当

なおです。

世の中には
いろんな形で 自分のスタイルで
想いを届けている方がいらっしゃるんですね。

先日東京に行く機会があり
以前からちょっと気になっていた ある“お弁当”を買いに行きました。

代官山の駅前で、お坊さんが売るお弁当。
僧侶である三帰天海さんが作られた精進弁当です。

その日に頂いたお弁当です。
お弁当1  お弁当

手書きのお品書き。
お品書き

三帰さんは、ひとりひとりに話しかけてくださって
目を見てお弁当を手渡してくれました。

何だかお弁当と一緒に、三帰さんのこころを受け取ったような。。。

心をこめる。

相手を想う。

まるで、お母さんが子供や家族のことを想うのと同じように。

相手を想うとは
きっとごく自然に湧きあがる 温かな 穏やかなものなんだろうな。

とても大切なことを思い出させていただいた お弁当との出会いでした。

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  • お手軽プラン

    2泊3日 32,340円

  • 基本プラン

    3泊4日 48,510円

料金には、宿泊、食事、面談、マッサージ、カッピング、温泉、講座、ヨガや瞑想などが含まれています。

空き室状況&ご予約

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