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2010 9/15 (水曜日)

秋空の伊豆の海

おはようございます。 YUNA です?

今朝はちょっと小雨がふってましたが、富戸海岸にいってきました。

昨夜の大雨で
海そして自然からの贈り物を。。。。

そう流木をGET?

自然のパワーで磨かれてつるつるになった流木

お部屋に最近飾りつけ始めました

なんだかとってもいい感じです?

これからの季節、海の海岸線がすっきりと見えて、空もとても綺麗に見えます。

秋そして冬の伊豆の海もとても素敵ですよ?!!

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2010 9/14 (火曜日)

自分の本質

おはようございます。 YUNAです。

今週もゲストの方がチェックアウト

とても素敵なすがすがしい笑顔でお礼のお言葉をたくさんいただき、
私たちスタッフも元気をたくさんもらいました。

本当に感謝です?????

2泊や3泊、普段の自分の生活圏から遠ざかり

高原館で自分の心と体に向き合う

普段は忙しさであまりできないですが、本当に大切な事?

自分で自分を大切にして、満たしてあげる。。。。

そうすると物の見方、感じ方人間関係などが劇的に変わっていきます

実はとてもシンプルなんです。自分自身も周りも?

シンプルになれる。自分の本質を探る旅。
それが高原館で提供できるようにこれからも楽しく無理せずできたらな。

ゲストの皆様の素敵な笑顔の輪をもっとふやしていけたら。。。。。。

今日の伊豆高原はちょっと秋空。。。。
読書がしたくなっちゃいました。

今日もありがとうございます。

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2010 9/14

ピーマンのじゃこ炒め

かおりです。

 
9月もなかばに入りますが、まだまだ残暑がきびしいですね。

写真は、夏メニューの定番「ピーマンのじゃこ炒め」

ピーマンじゃこ.JPG

ピーマンの独特の青臭さと苦味がほどよく抑えられ、

甘みが引き出されています。

ゲストの方からも

「ピーマン嫌いだったけど、これは食べられました

という声をよく聞きます。

作り方はいたってシンプル。

1、フライパンに油をしいてジャコを炒め、ピーマンの千切りを

入れ、塩を入れて少し炒め、お酒を入れます。

2、しんなりしてきたら、薄口しょう油、濃口しょう油、こしょうで

味付けして出来上がりです。

(濃口しょう油は風味付けなので少量でいいです。メインの味付けは
薄口で)

普段何気なく食べているピーマンですが、どのような成分が含まれている
のでしょうか

<ピーマンの効能>

五味では「辛味」、五性では「温」、帰経は「脾」

体を温め、消化吸収を助ける働きがあります。

ビタミン…緑黄色野菜の中でもビタミンが豊富で、特にビタミンCは
    レモンの2倍含まれています。

カロチン…美肌効果。

カプサイシン…辛味成分で、代謝を良くしてエネルギーを燃やす働きが
      あるのでダイエットに効果あり。

クロロフィル(葉緑素)…抗酸化作用、コレステロール低下。

ピラジン(香り成分)…血栓予防の効果があり、血液がサラサラになる。

女性に嬉しい美容成分がいっぱい!

じゃこ炒めにするとたくさん食べられるのでぜひ作ってみてくださいね?

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2010 9/13 (月曜日)

火が教えてくれること

こんにちは、こはりです

この書き込みが、どうやら100回目となるようです。

ちりも積もればといった感じでしょうか。

乱筆乱文を重ねてまいりましたが、その間にも「いつもブログ見てますよ」「更新期待しています」とゲストの方に声をかけていただく度にとても励みになりました。

コメントを頂戴することもあって、恐縮とうれしさがこみ上げています。

さて、昨夜の瞑想では「トラタク瞑想」というのをやりました。

サンスクリット語で「凝視する」という意味ですが、ろうそくに火をともして、その火に集中するという形で行いました。

最後の夜にぴったりの、ロマンティックで、少し郷愁を誘うような時間が流れました。

火の存在が人間を人間足らしめたという文化人類学者の見解を何かの本で読んだ記憶があります。

他の動物が火を利用することがないのを考えれば、それも言いえて妙でしょう。

調理においても火をもって加熱することで、消化を容易にしエネルギーの胃腸から頭脳集中へと変化し、人間が高度な文明を築く要素となった面もあるでしょう。

いずれにしても、火は人間に多大な恩恵を与えました。

キャンプファイヤーという行為も、人間のDNAに刻まれた原初的な感覚を呼び覚ますものかもしれません。

火を見ることで落ち着くというのも、危害を加えんとする猛獣を遠ざける役目を担ってきたこととも無縁ではないでしょう。

「トラタク瞑想」では「ただ見ること」に専念しました。

これは人間の原初的なあり方もきっと一つの物事に専心する「シングルタスク」であったことでしょう。

現代は利便性、経済効率が優先される社会です。

同時にいくつもの物事をこなせることが必須条件であるかのようです。

しかし、そうした「マルチタスク」であることが、心を疲弊させ、ひいては「うつ」に代表されるような、いわばフリーズ現象を引き起こす原因になるのではないでしょうか。

瞑想的な境地として「マインドフルネス」という概念があります。

今の瞬間の現実に常に気づきを向け、その現実をあるがままに知覚し、それに対する思考や感情には捉われないでいる心の持ち方、存在の有様、と定義されます。

私たちは日々の生活どれだけ“今”を生きているでしょうか。

食べることでもそうです。

新聞を読みながら、テレビを見ながら、仕事の事を考えながら、食べていないでしょうか。

味わっているようで、そのことに集中していない。

どれも中途半端に終始している。

食べ物が口に入り、噛み砕かれ、舌の上でその味を知覚し、のどを通り抜けて、胃で消化されていく。

その過程をつぶさに感じることで、食物本来のおいしさや食感に気づき、またそうであるからこそ、栄養を完全に吸収し、残滓を排泄しきる機構が働くのではないでしょうか。

「中途半端」というのは、とてももったいないことです。

例えば映画を観に行ったとして、その映画の時間中、何度もトイレに席を立ち、そのストーリーがほとんど理解されない。

その映画を人生とすれば、日々の生活どれにも専心することなく中途半端に過ごすことで、人生を味わいつくすことができていないかもしれません。

そうした潜在的な「むなしさ」が、死を苦しめ恐れさせるのではないでしょうか。

全身を動かしきった先に、深い睡眠があるように、生ききった先に、静寂という死が待っているのだと思います。

一度きりのこの人生、輝かせるためにも、今宵、火をともしてみてはいかがでしょう。

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2010 9/6 (月曜日)

日々の養生法 その2

こんにちは、こはりです。

100906_2151_001.jpg

昭和の匂いがプーンと漂ってきます。

「中山式快癒器」

おじいちゃんの家の隅に置いてあったような。

古き良き指圧代用健康器具です。

電源がいらないので、今のご時世にぴったりの省エネ、エコロジーです。

さっそく背中にあてがってみる。

これがまた「効くぅ~」って感じでツボにはまってきます。

科学技術が進歩する現代に、こんな時代遅れなもの…と思われるかもしれません。

しかしこの中山式、イノベーションを忘れません。

知らぬ間に進化を遂げていて、高さ調節が可能となり当たりの強弱を設定できるようになりました。

かゆいところに手が届くとはこのことでしょう。

しばらく背中に当てていて気がつきました。

これは「日本のリストラティブヨガ」ではないかと。

重力に逆らわず、身体の重みにゆだねてリラックスする先進のヨガです。

ストレスフルで交感神経優位な、つまり神経過敏でこわばりやコリを伴う現代人にとっては必要な方法論です。

なにかと気張り、踏ん張り、歯を食いしばって頑張ることが強いられる現代には、重さに身をゆだねて全身の緊張を解いていくことが大切になります。

またデスクワーク主体の就労環境では、前屈のゆがみが生じやすくなります。

前のめり、猫背になってくるということです。

頭が前にせり出してくると、それを支える首に緊張が伴ってきます。

脊髄神経や頚動脈の通路となる首を圧迫した場合、全身的な不調を惹起しかねません。

そんなとき中山式を背中にかませることで突起が脊柱を挟むように当てられるため胸が広がり反り返るような後屈の運動となります。

つまりヨガで言うところの「逆刺激」ゆがみを解消するための方法の一つです。

胸が広がれば呼吸が深まり精神も安定してきます。

この「呼吸が変わること」が健康法の真贋を見極めるポイントになると僕は思っています。

呼吸は自律神経ひいては精神に作用するからです。

からだを単なる筋骨格としてみれば、それはモノの修理に終始してしまいます。

呼吸に焦点を合わせることで、生活習慣や生き方を変えることすらできると思うのです。

また健康法をつぶさに観察すれば、その中に虚実が認められます。

つまりからだをほぐし、ゆるめ、冷ましていくもの、一方で引き締め、鍛え、温めていくもの、という性質の違いです。

インド発祥の純粋なヨガは、くにゃくにゃと柔らかいのが特徴で熱帯の気候風土に照らして放熱に適したものです。

一方、四季という寒暖の差のある日本においては、冬であれば寒さに負けじと筋肉を引き締め身を守っているところもあるわけです。

それは必要あって引き締まってるのであって、その自然の摂理に反してそれをゆるめてしまってはかえって害があるかもしれません。

また古来より腰、ハラつまり丹田を中心として形成されてきた東洋的な身体感覚があります。

日本には日本の気候風土に即したヨガが求められるのではないでしょうか。

禅や陰陽論、密教などを融合した国産の沖ヨガでは強化法という形でただくにゃくにゃと柔らかいのではない、丹田を中心とした安定感のある身体に作り上げていきます。

ヨガをして腰を痛める人が多いのも、そうした気候風土や身体感覚といったマクロな視点が欠落していることに原因があるかもしれません。

エクササイズ的なヨガでは往々にして柔らかさを是とする風潮があります。

とにかく、くにゃくにゃと柔らかい。

しかし、姿勢を支えるだけの筋肉や支え、強靭さや粘りのようなものを欠いている場合が多いのです。

ただ柔らかいだけの弾力を失った筋肉では早晩、椎骨のゆがみを生じ、痛みが発生するでしょう。

一本スジを通すためには、心と体を包括するホリスティックな観点が不可欠です。

腰を据えて、腹を決めて、など身体に直結する胆力や胆識を示唆する言葉はいずれも多分に精神的です。

健やかな心身を維持し幸せな人生を送るためにも、一日の終わり、自分の身体の声に耳を傾ける時間をつくることは大事なことではないでしょうか。

座布団でも枕でも良いと思います。

背中にかませてじっと重さにゆだねてみる。

激しい動きを伴わないだけに、自分のからだや呼吸にフォーカスしていくことができます。

あらためて「生命の発見」があります。

すなわち養生の極意ではないでしょうか。

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