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2014 8/14 (木曜日)

色を 少し変えてみました

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治療スタッフの笹原です(^0^)

前回に続き、バラの石鹸ですが色を変えてみました。MPソープのクリアで作っていたので透明感のある石鹸でしたが、今回は白いMPソープの白にリキッドタイプのカラージェルを入れて色つけしてみました。少しはっきりと模様がでましたね。
もちろん、ハーブチンキ・精油・クレイも入っていますよ!
左の石鹸の色はミモザイエローというカラージェルです。
右はバレンシアというジェルです。 ちょっとおしゃれな名前ですよね!

写真では少し白浮きしちゃいましたが、実物はもう少しキレイな色がつきました。次回は、もっとキレイな色が出るようにガン張ります!

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2014 8/12 (火曜日)

『 やすらぎ通信 』 自然の中で過ごす

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『 やすらぎ通信 』 第509号 週刊 2014.8.12

~ 断食のプロが教える・からだをリセットする方法 ~
やすらぎの里・ホームページ https://y-sato.com/kougenkan/
高原館・ホームページ https://y-sato.com/kougenkan/
日記ブログ https://y-sato.com/kougenkan/diary/

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伊豆高原は、うす雲が広がっていますが、
涼しくて、気持ちのいい天気です。

お盆休みで、
休暇中の方も多いと思います。

久しぶりに実家に帰ってのんびりしたり、
旅行を満喫している方も多いかな。

伊豆高原の駅周辺も
観光客で賑わっています。

今週の木曜日には、
八幡野港で恒例の花火大会があり、
やすらぎの里でも屋上から見物します。

屋上で涼しい風に吹かれながら、
目の前に広がる花火が楽しめるので、
毎年ゲストのみなさん、大喜びのイベントです。

お祭りを前に活気づいている伊豆高原から、
やすらぎ通信をお送りします。

【目次】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━

【1】自然の中で過ごす

【2】やすらぎのレシピ
「サバの水煮」

【3】寄せ書きから

【4】編集後記

■ やすらぎの里の空き室状況はこちら

空き室状況

■ 高原館の空き室状況はこちら

空き室状況

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 【1】自然の中で過ごす
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先日、新聞社の体験取材があり、
記者の方といろんなお話をさせていただきました。

取材のときは、
やすらぎの里を作ろうと思った動機や、
それからの経緯、
現在の心境などを聞かれることも多いので、
今現在の自分の思いを再確認するのに、
いい機会になります。

今回の取材で感じたのは、
やすらぎの里を伊豆高原の
この場所でやることの意味。

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断食や食養生、施術、ヨガ、呼吸法などの
プログラムをするだけではなく、
この自然の中に滞在して、
ここの空気を吸い、ここの風を感じ、
温泉に浸かり、朝日を拝む。

頭もお腹も空っぽにして、
伊豆高原の自然のエネルギーを
体いっぱいに取り込む。

それが自然から離れて、
萎んでしまった「いのち」を蘇らせます。

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伊豆高原に住んでいる、
セラピストの方が話していました。

伊豆高原は大室山からの溶岩台地でできているから、
僕たちは、大きなピップエレキバンの上で、
暮らしているようなものだよ。

温泉に入るというのは、
何百年も大地のミネラルを染み込ませた、
エキスの中に浸かっているようなもの。

人間が考えたプログラムだけではなく、
大自然のエネルギーもたっぷりいただく。

自然に身をゆだねて、
自分の体の自然な働きを信じてひたすら休む。

この伊豆高原の自然環境の中でなければできない、
心と体を蘇らせるプログラム。

それこそが、やすらぎの里らしさだと思っています。

■ やすらぎの里について

高原館について

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 【2】やすらぎのレシピ
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「サバの水煮」

キッチンのスタッフの濱田です。

さばを使った料理というと、さばの味噌煮が定番でしょうか。
これぞ、日本の味、おふくろの味というイメージがあります。
でも、暑い夏はちょっと遠慮したいですね。 

やすらぎの里では、この時期、
さばの水煮をメニューに入れています。
冷たいまま頂くさばも美味しいものです。

白ワインとビネガーを加え、
もう少し酸味をきかせると、
ビストロで出てくるような1品になります。

冷やしてワインのお伴にもどうぞ。

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「サバの水煮のレシピ」

●材料(2人分)~
さば(2枚におろしたもの)2切れ
水300cc、昆布5cm角2枚、
塩小さじ1/2杯、純米酢大さじ2杯、
ローリエ1枚、玉葱1/2個
生姜1かけ、鷹の爪1/2本(輪切りにする)

飾り用に人参(5mm厚さにスライスしたもの)
いんげんなどの野菜があれば、
適量を別に下茹でしておきます。

●作り方

1、鍋に飾り用野菜以外の材料を入れる。
沸騰したらさばを入れ、落し蓋をして5分煮る。
冷めるまでそのまま置く。

2、下茹でした飾り用の野菜も汁につけておくと、
味が染みておいしく頂けます。

■体で覚える食養生
https://y-sato.com/kougenkan/diet.html

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 【3】 寄せ書きから
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やすらぎの里では来ていただいた方がお帰りの際に、
寄せ書きを書いてもらっています。

滞在中の感想から感謝の声まで、
すべてスタッフみんなの活力になっています。

その中の一部をご紹介させていただきます。

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はぁ~、やすらぎました。

胃腸を休めるって、
こんなにラクなんだ!

自然の中で先生やスタッフのみなさんや、
一緒の仲間たちと、
笑ったり、食べたり、寝たり・・・。

たくさん感じることができて、
幸せ~!

やすらぎのたくさんある、
「やすらぎの里」に感謝です。

40代 女性

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貴重な一週間を過ごさせていただき、
本当にありがとうございました。

食というものを根本的に見直す、
よい機会となりました。

大沢先生は医者よりもよっぽど医者らしい、
人の健康をトータルで考えることのできる、
すごい方だと思いました。

30代 男性

■ やすらぎの里の体験談

お客様の声・体験談

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 【5】 編集後記
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昨夜は、満月。
それも普段よりも特別大きく見える
「スーパームーン」の日。

月の出の時が、
一番大きさを実感できるということなので、
みんなで屋上の露店風呂で、
月の出見物をしました。

台風一過で晴れ渡った空。

乾いた気持ちのいい風が吹き抜ける屋上で、
水平線から、きれいな満月が上ってきました。

朝日と違い、
夕日のようにオレンジ色に光る月が、
青い空と海に映えて、
とっても幻想できてした。

月の出って、
初めて見たという方も多く、
ゲストのみんな大喜び!

いや~、それにしても、
きれいな月だったな~。

■ やすらぎ日記
https://y-sato.com/kougenkan/diary

2005 (C) Yasuraginosato

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2014 8/11 (月曜日)

空腹時運動の効用

運動するなら、どのタイミングが最善でしょうか。

断然、空腹時です。

食物を食べると、からだは消化吸収しようとします。

その時、胃や腸などの内臓に血液が集まってきます。

内臓を動かすため、消化液を分泌するため、栄養を運搬するためです。

このとき運動をしてしまうと、今度は筋肉を動かすために血液が必要となり、内臓と筋肉との間で血液の奪い合いになってしまうのです。

そうなると、どちらにとっても良い結果とはなりません。

お互い必要な血液を確保できないために、運動能力を発揮できず、また消化も中途半端となり内臓に負担をかけてしまうことになります。

実際、食後に休みを取らない過酷な肉体労働者に胃がんが多いというデータがあります。

つまり食事と運動のタイミングが重要になってくるのです。

空腹時に運動することは、血液が筋肉そして身体のすみずみまで行き渡ることができるということです。

手足が冷える、脂肪がつきやすい、肩がこる、腰が痛い、これらの症状はたいてい血液の循環が良くないことや、それに伴う冷えがその根底にあります。

細胞一つ一つが新陳代謝してイキイキと活動するためには、血液が滞ることなく流れていることが大切です。

空腹時に運動すると末梢循環が良くなり、からだに活力が出てきます。

また、空腹時運動には過度な食欲を抑える効果もあります。

空腹感というのは、血液中の糖分、つまり血糖値が下がってきたときに脳から発せられるサインです。

しかしこれは、例えるなら、預金に一切手をつけないで、財布のお金がなくなったと騒いでいるようなものなのです。

またそこでたくさん食べてしまったら、ますます残高が増えていきます。

すなわち肥満です。

預金を切り崩す方法が、空腹時運動に他なりません。

空腹を感じているときというのは低血糖状態です。

その時に、運動をすることで代謝が上がり脂肪が燃焼し血糖値が回復していきます。

すると先ほどまで感じていた強烈な空腹感が収まっていることに気づかれるでしょう。

穏やかになった食欲で食卓に臨めば、少量でも満足感を得られます。

さらにゆっくり良く噛めば言うことはありません。

そして、食後はゆったりと休息する。

これはからだの生理に沿った本質的な生活リズムといえます。

朝から昼にかけて活動的に、夕方から夜に向けてリラックスしていく。

溌剌と生きて、深い眠りにつくために、食事と運動のタイミングに気を配ってみてはいかがでしょうか。

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2014 8/5 (火曜日)

『 やすらぎ通信 』 いのちを養う場所

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『 やすらぎ通信 』 第508号 週刊 2014.8.5

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伊豆高原は、朝から快晴。
夏の日差しが照りつけています。

四国では大雨が降っているようですが、
伊豆はカラカラ天気がもう10日位続いています。

そろそろ雨が降ってくれないと、
畑の野菜が干からびそう・・・。

青い海の上に入道雲が湧いている伊豆高原から、
やすらぎ通信をお送りします。

【目次】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━

【1】いのちを養う場所

【2】やすらぎのレシピ
「とうもろこしのスープ

【3】寄せ書きから

【4】編集後記

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 【1】いのちを養う場所
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やすらぎの里は「断食」で、
取り上げられることが多いので、
断食をしなきゃいけないと思っている方もいます。

いいえ、
そんなことありませんよ。

じゃあ、やすらぎの里って、
何のための施設なんですか?

やすらぎの里は、
「養生」のための施設です。

「生命・いのち」を養う場所。

そのための断食であり、
食養生であり、
ヨガ、温泉、
自然に囲まれた環境です。

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自然の中で暮らしている動物は、
あまり余計なことを考えず、
いつも空腹で、
食べ物を得るために体を動かしています。

それに比べて、
人間はどうか?

自然からかけ離れた、
コンクリートの中で暮らし。

頭は常に心配事で一杯。

いつも何か食べているので、
本当の空腹を感じることもなく、
体を動かすことも少ない。

こんな状態では、
自然治癒力も働きようがありません。

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しかし、都会の生活を捨てて、
自然の中で暮らすというのは、
普通の人には難しい。

そんな方のために、
一週間だけ、自然に戻ってもらうのです。

緑の多い自然の中に滞在し、
早寝早起きの生活をして、
頭を空っぽにして、体を動かす。

お腹も思いっきり空かせて、
シンプルな食事をゆっくり味わって食べる。

温泉に浸かって、たっぷり寝れば、
浮世のストレスと体に溜め込んだ毒が抜けて、
イキイキとした「いのち」が、蘇えります。

生を養い、
命を蘇らせる場所、
それが「やすらぎの里」です。

■ やすらぎの里について

高原館について

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 【2】やすらぎのレシピ
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「とうもろこしのスープ」

キッチンのスタッフの濱田です。

夏野菜の美味しさも増してきています。

今年は特に、とうもろこしの甘さが、
際立っているように思います。
 
私も自宅で毎週のように頂いています。

やすらぎの里でも金曜日の夜のメニューに、
とうもろこしのスープが登場しています。

とうもろこしの甘さを
ダイレクトに感じられる一品です。

とうもろこしは炭水化物が主ですが、
胚芽部分に脂質、ビタミン、ミネラルを
バランスよく含んでいます。

また、食物繊維も豊富に含まれているので、
便秘の改善、美容の面からも、
積極的に摂りたい野菜です。

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「とうもろこしのスープのレシピ」

● 材料(3~4人分)
とうもろこし1本、玉ねぎ1/4個、オクラ1本
小麦粉 小さじ2杯、一番だし 500ml、
塩小さじ 1/2杯、胡椒 適量
ごま油 適量、片栗粉 適量

● 作り方
1. とうもろこしを蒸し、実を包丁でそぎ落とす。
  芯も使うので半分に切る。

2.厚手の鍋にごま油をひき、薄くスライスした
  玉ねぎを炒める。小麦粉を加えさらに炒める。

3.一番出汁の半量ととうもろこしの芯を2の鍋に 
  入れて20分~30分煮る。芯は取り出す。

4.冷めたら、とうもろこしの実と残りの出しを
  足しながらミキサーにかける。
  つぶつぶの食感が、少し残るくらいにします。

5.4.を鍋にもどし、塩、胡椒で味をつける。
  水溶きした片栗粉でとろみをつけ、仕上げに  
  茹でてスライスしたオクラを飾る。

■ 体で覚える食養生
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 【3】 寄せ書きから
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やすらぎの里では来ていただいた方がお帰りの際に、
寄せ書きを書いてもらっています。

滞在中の感想から感謝の声まで、
すべてスタッフみんなの活力になっています。

その中の一部をご紹介させていただきます。

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来て本当によかった!

日を増すごとに自分の中から、
柔らかい気づきが出てきて、
肩の力も抜け、
こんな自分をずっと続けたいと
心から思いました。

朝日とともにスタートする贅沢な一日。
目覚めのヨガ、気功体操、
すべてが心の中に深く、
良い思い出として残るに違いありません。
ありがとうございました。

50代 女性

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50歳のご褒美に、
念願かなってやってきました。

やっぱり来てよかった~。
心も体も十分に満たされました。

人生でこんな経験をするのは初めて!
仕事と家事と処々の心配事から離れ、
リセットできました。

ヨガも食事もみんなみんな大満足!!
伊豆の環境もすばらしかったです。
また来たいです。

50代 女性

■ やすらぎの里の体験談

お客様の声・体験談

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 【5】 編集後記
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昨夜、神奈川で暮らしている
息子が帰ってきました。

思い立って、
バイクを飛ばして来たらしい。

久しぶりに見る息子は、
とってもたくましく見えた。

来るなり、
「俺、風呂入ってくるわ~」と
屋上の露天風呂へ。

しかし、親元を離れて暮らすと、
やっぱり大人になるな~。

夏の伊豆とかみさんの手料理を
満喫していってもらうか。

■ やすらぎ日記
https://y-sato.com/kougenkan/diary

2005 (C) Yasuraginosato

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2014 8/4 (月曜日)

上虚下実の体現

筋肉を効果的に鍛える方法を研究しています。

とはいえ、外見的な強健さを求めているのではありません。

体質改善に貢献すればとの思いからです。

多くの女性のお話を伺う中で、共通するものとして、冷えやむくみ、便秘があげられます。

一概には言えませんが、そのめぐりの悪さは運動不足による筋力低下に起因するところもあるのではないかと考えました。

もちろん精神的なストレスも看過できません。

それを踏まえても、しなやかな心身を練り上げていくことは無駄ではないと思うのです。

古来、東洋思想においては、「体が変われば心が変わる」と考えられてきました。

そして、特に、丹田の充実が心身に影響することを見抜いていたように思います。

現代人はもっぱらデスクワーク中心であり、長時間固定的な姿勢で拘束されています。

その上、公共交通機関の発達で、ほとんど歩かなくなりました。

さらに家電の普及によって、家でも全身を伴う運動を行うことも少なくなりました。

「動物」はその字のごとく、動くものです。瞬発的な運動もしくは長距離の移動の末に、食べ物にありついてきました。

ところが、現代人、特に日本人を含めた先進国の人間は、動物としての基本である、動いてから食べるということすらままならなくなりました。

その結果として生活習慣病が増大したとも言えるでしょう。

とすれば、生活習慣病を克服するための方法は二つということになります。

「動く」か「食べる量を減らす」かです。

入ってくるエネルギーよりも出ていくエネルギーが少なければ、当然余剰が発生するので在庫として抱えるようになります。

考えてみれば、ごくシンプルなことなのです。

その余剰エネルギーの使われ方が人によって、体重増加に利用されたり、過剰な欲求になったり、病気になったり、悩みや怒りになったりするわけです。

健康的な心身をつくり、有意義な人生を歩む上で、適度な運動と食事は欠くことができないことなのです。
さて、それでは今日から食事を運動量に見合った量に制限できるでしょうか。

難しいと思います。

食事量の制限はかなりのストレスが伴います。

一時期は意志の力で抑えつけることができても、そのうち暴発するのが目に見えています。

そこで提案なのが、運動を先行させてはどうかということです。

たくさん食べてしまったら、その後の運動で帳尻を合わせればいい。

美味しそうなスイーツが食べたくなったら、運動を先にして、そのご褒美として食べるという発想です。

不純な動機かもしれませんが、よっぽど中長期的な体重目標よりもモチベーションになるはずです。

そのうち運動が習慣化すればしめたものです。

もし体が運動を必要としていれば、そこに快感が伴っているはずなのです。

その頃には、食事も今まで漫然と食べていた時よりも、ずっと美味しく感じられるようになっていると思います。

運動を続けているうちに、体の機能が正常化し、味覚がクリアになって、食欲が安定し、食事量が適正に落ち着いてくる。

こうしたあり方を目指すべきではないでしょうか。

やみくもな食事制限は代謝を落とし、ますます痩せづらい体に変えていきます。

同様に、運動もイヤイヤやったのではストレス以外の何物でもありません。

自分の好きなものを手始めに行い、興に乗ってきたら、多少筋肉に負荷のかかるようなものを取り入れてみてはいかがでしょうか。

運動の基本としてはウォーキングがすすめられます。

さほど技術がいらない上に、今すぐにでもできるものだからです。

とはいえ、夜遅く仕事を終えてから、ある程度の時間をかけて歩くというのは、なかなか骨の折れることではないでしょうか。

通勤でうまく歩ける人はいいのですが、そうでない人はウォーキングは週末などにまとまってするとして、普段は自宅でできる簡単で短時間でも効果的なものがいいでしょう。

おすすめは「スクワット」です。

キングオブエクササイズと呼ばれ、臀部や大腿部を中心とした、体の中でももっとも大きな筋肉を効果的に鍛えられ、なおかつ、姿勢の維持のための腹筋や背筋を鍛えられることから、最も基本にして、最も重要なトレーニングなのです。

筋トレといっても、べらぼうな筋肥大を求め、ボディビルダーを目指すのではありませんので、死に物狂いで行う必要はありません。

必要な筋肉がつくことで、産熱器官として体温を維持し、血流が潤沢となって、基礎代謝を向上させることができます。

冷えやむくみの改善を期待できます。

東洋医学的にみても下肢と内臓は直結していると考えますので、内臓機能を向上させ、便秘を始めとした内科系、婦人科系疾患の予防改善にもつながるでしょう。

また、下半身の充実は、気の観点からも「上虚下実」「頭寒足熱」を体現することにもなり、心身の安定感を醸成することでしょう。

ストレッチやヨガなどの柔軟性を高める運動も同じくらい大切と考えますが、行い方に偏りがあると、往々にして柔軟性の追求に傾く嫌いがあり、ふにゃふにゃと柔らかいだけで姿勢維持が心もとないバランスに欠けた体を作りかねない面があります。

陰と陽の調和を目指す東洋思想にならえば、柔軟性と強靭性を兼ね備えた心身を練り上げることが必要でしょう。

もっといえば、特定の運動法がいらなくなるような生活様式、つまり普段の生活においても、良い姿勢、呼吸、効率的な体の使い方、動きを実践することで、必要な筋肉が鍛えられるあり方が理想的でもあります。

養生は薬によらず尋常の身持心のうちにこそあれ

この言葉を胸に、とにかく、今から実践です

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  • お手軽プラン

    2泊3日 32,340円

  • 基本プラン

    3泊4日 48,510円

料金には、宿泊、食事、面談、マッサージ、カッピング、温泉、講座、ヨガや瞑想などが含まれています。

空き室状況&ご予約

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