4月25日は春土用の丑の日。
土用とは元々土旺用事と言ったものが省略されたもの。
五行説では、世の中の全てのものが
「木、火、土、金、水」の五つの組み合わせで成り立つと考えます。
しかし季節は「四季」で四つの分類。
木-春、火-夏、金-秋、水-冬、土-?
「土」が余ってしまうんです。
そこで、各季節の最後の18~19日を「土用」としました。
その中の十二支の丑の日が土用の丑の日となります。
ですので、春、夏、秋、冬、年四回あるんですね。
東洋医学的に土とは、
「死んだものを還す性質」
「命を育成する性質」
この二つの性質があります。
異なる季節の間に「土用」を置くことで、
消滅する古い季節とまだ充分に成長していない新しい季節の性質を
静かに交代させる働きをします。
ここ一週間は天気が悪く雨が続きました。
「雨降って地固まる」
そんな時期だったのでしょうか。
雨の日もそう考えると楽しめます。
ちなみに土用丑の日といえば、鰻ですね。
土用の鰻に関しては諸説ありますが、昔の鰻屋さんが売れなかったから
勝手に土用は鰻を食べると決めたとの説も。
まあ、美味しいからいいですよね。
雨の翌日は野草が生き生きしています。
「カラスノエンドウ」
これも食べれます。
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