こんにちは、こはりです。
今学んでいるヨガは、身体にかなりはっきりとした負荷と刺激を与えて、積極的に身体の可動域とか能力を開発していくものです。
普段の生活の偏りや個人的な癖から、あまり動かさない部分、意識が及ばない部分を見つけ、そこを果敢に開いていきます。
それはさながら身体の「僻地開発」とも呼べるもので、今まで全く手つかずの部分であればなおさら、そこを開いていくときの痛快さときたらありません。
快感と苦痛の入り交じったような複雑な感覚。表情をゆがめながらも呼吸は止めずに平然としてゆったり深くしなければいけない。
呼吸を続けている内にだんだんとほぐれてきて純粋な快感に変わってきます。
今まで無関心、無干渉でいたせいで錆び付いた部分、長年ないがしろにされてきた部分は、すねて、ひねくれてしまっているとも言えるかも知れません。
そこを俄然、表舞台にあげ主役にしてしまうわけです。
積年の無念が晴らされるような爽快さは想像に難くないでしょう。
さらに「修正法」という技術を使います。
硬く曲がりにくい動作があった場合、補助者にその反対の動作を妨げるように抵抗を加えてもらい、息を吐きながら逆らうように動かしていきます。
2、3度繰り返すと劇的に曲がるようになる。
ほんの数秒前までできなかった動作が軽々とできてしまうのです。
「二人で協力していくあり方」その素晴らしさを体感するとともに、世界にたったひとつしかない自分の身体に対して感謝と敬意と愛着を感じずにはいられません。
自分の可能性を広げていく一つの方法として身体を柔軟にしていくということがあります。
それは変化の豊かさを体現していくことであり、感覚を研ぎ澄ませていくことであり、こころとアタマを柔らかくしていくことでもあります。
逆立ちの練習もしました。
「あの人はアタマがカタイから」と言いますが、本当にかたくなります。
僕のアタマも恥ずかしながらコチコチでした。
床に当たる頭皮が痛いのなんの。
当面の目標ができました。
アタマを柔らかく、逆さメガネをかけて世の中を見渡すことです!?
コメントをどうぞ