こんにちは、こはりです。
休日を利用して日帰り温泉に行ってきました。
冷えをとることが健康の秘訣、否、健康法の王道といっても過言ではないでしょう。
西洋医学ではほとんどかえりみられない「冷え」という概念。
東洋医学では病気以前の不定愁訴「未病」が重要視されます。
半身浴なら30分から1時間はじっくりつかりたいところ。
そこは源泉かけ流し、肌にまとわりつくような泉質もさることながら、構成成分では表しきれない大地からのエネルギーもいただけたように思います。
先日読んだ免疫学の権威安保徹先生の本には、身体全体の総合力で治すスパの提言がされていました。
『これまでのような薬などに頼る医療ではなく、身体全体からみた総合力で治すスパ・温泉保養施設の養生が、未来の医療を担うと考えています。(中略)身体を温めるさまざまな生活指導が大切です。いちばんいいのは筋肉を動かして発熱させる方法ですから、体操やヨガ、太極拳などの施設の設置と、指導者の役割が大きくなってきます。(中略)いってみれば、昔ながらの湯治ですが、温泉に入るだけでなく、精神的にも肉体的にも癒す環境のなかで、長期間逗留して日常生活から離れて養生しながら、健康を回復する保養施設です。』
まったく同感です。
世界的に注目を集める医学博士からの提言が、きわめてシンプルであるということ。
西洋医学と東洋医学を超克する本質を突いているように思います。
医療の王道にして最先端であるとの自負をもって、今日も高原館でゲストを迎えさせていただきます。
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