2010 8/5 (木曜日)

日々の養生法

こんにちは、こはりです。

僕がヨガをやるとき常に取り入れている操法があります。

「足首まわし」です。

整体の世界では足首は卵巣と対応していると考えます。

地面に接する土台となる関節であり、その上にある骨盤を支えていることからも、骨盤のバランスやその内部にある生殖器系の臓器に影響するのでしょう。

また東洋医学では体の末端を気の出入り口であると考え、関節はその要衝として、気の滞りが表れやすい部位であり、効果的な治療点にもなります。

やり方

手の指と足の指を組ませるようにして、足首を回転させていきます。

動く範囲いっぱいに、なめらかに、時に緩急をつけて行います。

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足首を構成するアキレス腱は身体の後部の要となり、上は頭部までつながり、脳の緊張状態や血行を表す部位でもあります。

アキレス腱をしなやかに刺激すれば、のぼせを下げ、脳の緊張をとることができます。

現代人に特有の不定愁訴も「上虚下実」を実現すれば改善するでしょう。

そして筋肉の柔軟性にも、骨に付着する腱を和らげることで全身的な柔軟性を助けることができます。

ヨガやスポーツの準備体操として、また健康を維持するための養生法としてオススメできるものです。

単純な動作の中に、複数のねらいがあります。

生理痛や生理不順などの婦人科系の疾患はもちろん、不眠症や全身疾患にも効果が見込めます。

「脚下照顧」

足元を照らし我を顧みる。

自分自身を見つめなおす時間。

禅にも連なる心身の健康法です。

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