『 やすらぎ通信 』 第582号 2016.2.6
~ 生活習慣改善の専門家が教える
心と体のリセット法 ~
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●やすらぎの里・本館
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●やすらぎの里・高原館
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おはようございます。
やすらぎの里の大沢です。
伊豆高原は、空気は冷たいけど、
日差しに少し春を感じる穏やかな朝。
今朝、散歩に行ったら、
向かいの旅館の早咲きの桜が、
散り始めていました。
この桜が散ると、河津桜が咲きだして、
その次が伊豆高原駅の周辺にある大寒桜。
その頃には、新館がオープンだな~。
桜の花にメジロが舞う伊豆高原から、
やすらぎ通信をお届けします。
【目次】━━━━━
【1】先生は怒らないんですか?
【2】養生館への道・4
【3】寄せ書きから
【4】編集後記
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【1】先生は怒らないんですか?
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昨日、ゲストの方に、
「スタッフの方に聞いたんですけど、
先生は怒らないんですか?」
そう言われてみれば、
スタッフに怒るということは、
もう何年もしていないな~。
怒るのを我慢しているのではなく、
怒るようなことがないのかも。
スタッフが自分で考えてやってくれるから、
ほんと助かってます。
————–
そんな僕も若い頃は、
時々怒ることもありました。
自分の思い通りにいかないとき、
「なんで、言った通りにやらないの?」
「何度も言ったよね」みたいな。
今は、お願したら、
その人のやり方を信じて、
任せるようにしています。
みんなそれぞれのペースがあって、
それぞれのやり方がある。
もし、失敗したとしても、
そこから学んでいくでしょう。
それを信じて見守ってあげる。
って、かっこいいこと言ってますが、
まあ、丸投げですわ・・・。
( ̄▽ ̄)
素晴らしいスタッフに支えられて、
新・本館と養生館の準備が、
着々と進んでます。
■ どの施設を選べばいいの?
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【2】養生館への道・その4
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今回も、養生館の館長となる、
「養生先生」こと小針先生の
歩んできた道を掲載します。
この手記を読むと、養生館とは、
小針先生の生き様そのものだ、
というのが分かると思います。
今回もがっつり長文ですよ。
覚悟して、読んでくださいね。
————–
「行住坐臥、一切の事勢、これ、最善の道場」
やすらぎの里に勤めて8年目になりました。
断食の現場で多くのことを学びました。
そこでわかったこと。
断食という行いは、
きわめて個人的なものです。
誰かにしてもらうものでも、
代わってやってもらえるものでもありません。
だからこそ、
依存心を排した意識の高さが要求されますし、
数ある健康法の中から断食を選択した時点で、
なかば目的は達成されているところがあります。
実際、日々断食を実践される方々の
そばにいさせていただいて感じることは、
その真摯な眼差しに垣間見る気高い志です。
————–
僕が断食施設に身を置くのも、
自らの身体にも関わらず、
それを他人に丸投げして頼りきってしまう
医療行為のあり方に疑問を持ったからでした。
「さあ治してくれ」
それでは治らない、
否、その心が病気を創り出して
いるのではないかと思うのです。
「いつでも頼ればいい」という精神構造は、
ますます自分の内なる力を弱体化させていきます。
自分の内側の力を高めていく
工夫を日々の生活の中で実践していく。
生きることの基本、
呼吸、食事、排泄、運動、精神活動。
それらをもう一度見直し、
生命の働きに沿った自然性を回復させていく。
「生活」の文字通り、
「生を活かす」ということが土台になくして、
万物の霊長たる人間の生命活動もないのだろうと考えます。
————–
反対に、生活を変えず、悪癖を変えず、
心の持ち方を変えないで、
症状だけを消し去ってしまう。
他物に頼り、希望が叶ったとしても、
それら根本的な原因に、
目を向ける機会を失わせていれば、
再発は免れないでしょう。
僕はその危険性に気がついたのです。
他者が技術的にできることは、
筋肉に働きかけたり、
骨格を整えたりすることであって、
いわば表面に現れた、
二次的な歪みに対する是正です。
症状を隠して大病の芽を醸成することはあっても、
原因となる働きには、
単なる力学的な技術では触れ得ないでしょう。
————–
症状や病気を「反省の機会」として、
生活を総合的に見直すこと。
つまり症状や病気を敵対視し、
排除すべしという発想を捨てることです。
そこに心が表れていると、
謙虚に受け入れていくのです。
そして、断食はまさにこの内観を促す、
絶好の機会だと思うのです。
来週に続く・・・。
■ 養生館の滞在プラン
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【3】 寄せ書きから
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やすらぎの里では、
来ていただいた方がお帰りの際に、
寄せ書きを書いてもらっています。
滞在中の感想から感謝の声まで、
すべてスタッフみんなの活力になっています。
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今回で2回目でしたが、
1回目より断食反応が出ませんでした。
重かった腰もヨガや散歩で、
体を動かしていたら軽くなり、
とても有意義な1週間が過ごせました。
身も心もリフレッシュできたので、
また仕事に全力投球できそうです。
先生、スタッフのみなさん、
優しさと笑顔を本当にありがとうございます。
また、来るのでよろしくお願いします。
40代 女性
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最初は本当に断食できるか不安でしたが、
幸せな1週間を過ごすことができました。
毎日ヨガしたり、散歩したり、
自分自身に自信が持てるようになりました。
また、来たいです。
ありがとうございました。
20代 女性
■ やすらぎの里の体験談
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【4】 編集後記
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今朝はゲストのみんなと海を連れて、
浮山温泉郷の中を散歩しました。
来月からは、本館が桜並木に移転するので、
ここをみんなと散歩するのも、
あと1か月くらいなんだな~って、
しみじみ感じながら散歩しました。
緑の多い伊豆の中でも、
ここは特に大木が多く、海も近いので、
散歩には絶好の場所です。
浮山温泉郷の海と森が好きという方は、
養生館でもっと深く、
この自然を味わってください。
■ やすらぎ日記
https://y-sato.com/kougenkan/diary
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