『 やすらぎ通信 』 第719号 2019.1.15
~ 断食の専門家が教える
心と体のリセット法 ~
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こんにちは、
やすらぎの里の大沢です。
伊豆高原は雲の間から薄日が差し、
それほど寒くはありません。
今朝の散歩は「橋立吊り橋コース」
川沿いの道を下って、海沿いのトレイルに入る。
松の落ち葉の匂い、足で踏む感触、
波の音が五感を刺激する。
「今、ここ」を全身で感じる、
歩く瞑想でした。
濃いピンクの土肥桜が満開の伊豆高原から
やすらぎ通信をお送りします。
【目次】━━━━━
【1】養生館への想い
【2】やすらぎのレシピ
「蓮根のすり流しお味噌汁」
【3】寄せ書きから
【4】編集後記
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【1】養生館への想い
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5年以上前に、養生館の小針と、
断食や運動するだけでない、
道を求める場、本来の意味での「道場」を作りたいね~。
と話していました。
僕は広げるエネルギー、
小針は深めるエネルギーを持っています。
小針の持つ深めるエネルギーは、
やすらぎの里を深化させ、
新たな可能性を開いてくれる。
そう確信していました。
その期待通り、いや期待以上に、
小針は養生館で新たなチャレンジをしてくれました。
そして、その想いは、
しっかりと深澤に引き継がれていきます。
3月12日から養生館を引き継ぐ、
「やすらぎ王子・深澤」の想いを紹介します。
~深澤のFacebookの投稿より~
養生館に行くことが段々と増えてきました。
朝からみんなと共に自然の中を駆け回り、
瞑想を繰り返し、
小針先生と対話していく日々。
その中で養生館のテーマが、
少しずつ見えてきました。
どんな状態でも、
変わらずに在り続ける心のやすらぎ。
そこに気づくていくこと。
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すでにあるけれど、
ノイズや自分の物差しでわからなくなっている。
なので、食をまず整える。
体は静寂を取り戻してくる。
そして瞑想で、体を感じ、思考を断つ。
瞑想と断食によって、本当の奥底、
そばにずっとある平安、
やすらぎに気づいていく。
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体は常に今に在る。
重い体を引きずるようにして、
体なんてなければいいのに、
そう思っても体が在り続ける意味があるとすれば、
ふらふらと浮いてしまう思考の渦から、
体の感覚がいつも今ここしかないと、
現実に引き戻してくれ、
そこにやすらぎがあることを教えてくれる。
生きている限り、
病気も悩みも恐れも喜びも、
寄せては返して終わることがない。
怯えて生きる気力をなくしてしまったり、
諦めてしまいそうな人たちの心に寄り添いたい。
今ここにある体が、
やすらぎを教えてくれる、
気づかせてくれる。
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養生館では、
病気のない健康を目指すというよりも、
病気であっても、
悩みで自分が見えなくなってしまっても、
変わらずにあり続ける心の安心、
やすらぎを自分の中に見出していく。
静と動を自由に行き来しながら、
ただただ在り続ける日々を過ごす。
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失敗や繰り返し訪れる心の荒波を、
戦いのエネルギーに変えて進むことが苦手な僕は、
感情の荒波の中でしっかりと在り、
内なるやすらぎと常に接しながら、
人間らしく大いに感動し落胆し、
時には悩み喜びながらも、
心安らかにたのしく生きていく。
そんなテーマで、養生館の日々を
大事にしていきたいと思っています。
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【2】やすらぎのレシピ
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「蓮根のすり流しお味噌汁」
生姜が効いて、ほっこり温まるお味噌汁。
風邪気味の時にも、おすすめです。
<材料> 4人分
蓮根 160g、1番出汁 640cc、
白味噌 20g、生姜 1g
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<作り方>
1、蓮根の皮を剥き、酢水につける。
2、蓮根を乱切りにし、1番出汁と一緒に、
スープ状になるまでミキサーにかける。
3、鍋に入れて温まったら白味噌で味付けして、
仕上げに擦り下ろした生姜を混ぜる。
※白味噌以外に、ご自宅にあるお味噌で、
アレンジ出来ますのでお好みで作ってみてください。
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【3】寄せ書きから
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やすらぎの里では、
来ていただいた方がお帰りの際に、
寄せ書きを書いてもらっています。
滞在中の感想から感謝の声まで、
すべてスタッフみんなの活力になっています。
今回は12月28日から、
高原館に滞在した皆さんの声です。
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みんなで新年を迎えた週でした。
ほとんどの方がリピーターだったので、大賑わい。
初日の出、餅つきなど、
お正月の行事も楽しみました~♪
深澤
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「一瞬を大切に」 20代 女性
自分の体を大事にできるのは、
自分だけということ。
毎日の生活に追われて、
「食」をおろそかにしていたことに気付きました。
不安になりすぎることや将来のことで、
気になることがあっても
「今ここ」に集中して生活できると、
毎日が楽しいのではないかなと思いました。
様々な人が断食をしに来ていて、
いろいろなお話を聞けて嬉しかったです。
当たり前を当たり前と思わずに、
一瞬を大切にしていきます。
ありがとうございました。
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「なるべく自然のあり方に」 50代 男性
日頃、無理をしていることが多く、
その無理による故障を別の無理で補っている
ことが分かりました。
なるべく自然本来のあり方になるよう、
体と心をもっていきたいと思います。
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「時間を持て余す位の過ごし方」 50代 女性
時には慌ただしく騒々しい生活を離れ、
何をしたらよいのかと時間を持て余す位の
過ごし方が体には必要かと改めて感じました。
年末に掃除もせず料理もせず、
いいのだろうかと思いもしましたが、
お陰様で心身共に元気になり2019年を
迎えられたことに感謝申し上げます。
ありがとうございました。
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【4】 編集後記
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養生館を「ハリー」から引き継ぐ「王子」が、
ついに本領を発揮しました。
やっぱり、小針の後を継げるのは、
深澤で間違いなかったな~。
まるで陰陽の太極図のようなふたりが、
養生館をさらに進化させてくれています。
大沢
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