かおりです。
今日は前回の寒天に続き、暑い夏を元気に乗り切る一品をご紹介します
暑い日に食欲がなくなるのはなぜでしょうか?
食べ物を消化する時には、胃腸を動かしたり消化酵素を作るためにエネルギー
を消費し、その時に熱が発生します。
ただでさえ暑い日に体温が上がっているのに、食べることで更に熱が上がって
しまうのです
それを避けるために、食欲が低下するのだそうです。
また、体を冷やそうと冷たい飲み物やアイスなどを食べ過ぎたり、そばやそう
めんなど冷たいデンプン質ばかりを食べていると、内臓が冷えて胃腸の働きも
悪くなり、栄養が吸収されにくくなり夏バテ症状を引き起こしてしまいます
病気などで食欲がないというのは、
1、消化酵素(食べ物の消化吸収に必要な酵素)よりも
2、代謝酵素(免疫力の活性、老廃物のデトックスなどに必要な酵素)
をより多く作り出すことで病気を治そうとする体の自然な働きです。
なので、食べたくないときには無理に食べなくていいと思うのですが、
夏の食欲不振というのは、さきほど説明した冷たいもののとり過ぎの他、冷房
による自律神経の乱れなどが原因の内臓機能低下によるものが多いのです。
また、汗をかくことによって水分とともに代謝に必要なミネラルも失われて
しまいます。
よって、少量でも栄養価の高いものを効率よく食べることが必要になります。
そこでオススメなのが、酵素食です
体内で作り出されるのは消化酵素と代謝酵素ですが、第3の酵素と呼ばれる
「食物酵素」というものがあります。
食物酵素には、食物自体を自己消化する働きがあるので体に負担をかけずに
消化活動をすることができます。
生の野菜や果物、切干大根などの乾物、ドライフルーツ、納豆・味噌・漬物な
どの発酵食品には、栄養素プラスこの食物酵素が含まれているので効率よく栄養が吸収
されるんです。
酵素食について詳しく書かれている本をご紹介します。
いとうゆきさんの「さびないカラダ」
酵素とは何か?なぜ酵素が必要なのか?といったことが分かりやすく説明されていますし
酵素を多く含む食材やおいしいレシピも載っています。
前置きが長くなりましたが、栄養&酵素たっぷりの野菜を使った夏のどんぶり
をご紹介します。
<トマ豆腐アボカド丼>(2人分)
(材料)絹豆腐…200グラム
トマト…1個
アボカド…1個
キュウリ…1本(うすくスライスして塩もみ)
レタス…2,3枚(1口大にちぎる)
みょうが、青じそ、ショウガまたはワサビ、万能ねぎ…適量
しらす…適量
のり、白ゴマ…適量
醤油、ごま油…適量
(作り方)
1、トマトとアボカドを角切りにして、醤油とごま油で和える。
2、丼にご飯を盛って、すべての材料をのせて出来上がり。
しょうが醤油かわさび醤油をかけて食べてください。
玄米ご飯にも合います。
ご飯を酢飯にしたり、きざんだ梅干しを入れたり、お家にある食材で自由に
アレンジしてみて下さい。
トマトにふくまれるリコピンには高い抗酸化作用があり、老化防止、お肌にも
とっても良いです。
「森のバター」とよばれるアボカドにはそれ自体の脂質は低コレステロールで
あり、血中の悪玉コレステロールを減らす働きがあります。ビタミン、ミネラ
ル、食物繊維が多く含まれており、高栄養の食べ物です。
コンロを使わずに簡単にできる一品です。ぜひお試しください
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