こんにちは、高原館のくさむらです。
食のワーク、いよいよ最終回となりました。
講座の最後にわたしがいつもお伝えすることがあります。
食べることに専念をすることには、
食べ過ぎを防ぐ効果や、脳の疲れが和らぐ効果があります。
でも、忙しい毎日、ストレスの多い毎日、
専念することをすっかり忘れて、食べ過ぎてしまうこともあると思います。
なんだか今日は食べ過ぎちゃいそう…、そんな気分の時は、
こんな言葉を頭の中で繰り返してみて下さい。
「とにかく…美味しく楽しく食べる!美味しく楽しく食べる!」
美味しく楽しく食べることはまさに
食べることに専念をすることだと思います。
もう少し具体的なお話をします。
例えば誰かと食事をするのなら、
その日にあった出来事を語り合うのも良いですが、
その前にまず目の前の食べ物がどんなふうに美味しいかについて
話してみて下さい。
セリのお浸しかぁ…ほんのり苦味があって春を感じるね〜。
今日のお味噌汁は赤味噌を使っているの?なめこと良く合うね〜。
大根の漬け物、よくつかっていてご飯がすすむね〜。
美味しさについて話しながら食べると、
より楽しく食べることが出来ると思います。
これはお一人でも出来ます。
一人だと、より、ながら食べになりやすいですが、
コツは、しっかりと言葉にすることです。
一人で「このご飯は甘味があって美味しいな〜」と
実際に言うのは抵抗があるかと思うので、
それを一度心の中でしっかりと言葉にしてみます。
美味しさを言葉にしている時は、
不安や心配なことが、頭から離れます。
1日に2回、3回、不安や心配事から離れる時間を作るという意味でも、
食事中、美味しさを言葉にするのはオススメです。
今やすらぎの里に来られなくても、おうちでそんなふうに、
食事の時間をゆっくり美味しく楽しく食べることは出来ます。
いろんなことが落ち着いたら、今度はやすらぎの里で、
美味しさを語らいながら、お食事を召し上がっていただきたいなと思っています。
ありがとうございました。
これで食のワークを終わります。
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