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素材の命を使い切る。やすらぎの里のおかゆパン

日々の暮らしや料理のなかで
「中途半端に残ってしまったおかゆ、
どうしようかな」
「出汁をとったあとの昆布や、
野菜の皮、ヘタを捨てるのは
なんだかもったいないな」
と感じることはありませんか?

食べものを無駄にせず、
その命をすべていただき、
地球にも自分の体にもやさしく暮らす。
そんな温かい思想が、
私たちの心と体をそっとととのえてくれます。

やすらぎの里には
そんな養生の思想を体現した、
リピーターのゲストの皆様から
長年愛され続けている特別な
名物メニューがあります。
それが、今回ご紹介する
「おかゆパン」です。

別名「残パン」とも呼ばれる
このおかゆパンは、残ったおかゆや、
お料理で使ったお野菜の余った部分、
そして出汁をとり終えたあとの昆布などを
生地に丸ごと混ぜ込んで焼き上げます。
今回は、30年の歴史で
多くの心と体を癒してきた
やすらぎの里のオリジナルレシピと、
エコで優しい食卓作りのヒントをお届けします。

おかゆパンが心と体にそっと寄り添ってくれる理由

一口かじると、
もちもちとしたやわらかい食感とともに、
野菜の素朴な旨味や
レーズンのやさしい甘みが広がるおかゆパン。
おやつとしてはもちろん、
主食としても大人気な
このパンに込められた優しさをご紹介します。

「もったいない」を美味しさに変える地球にやさしいレシピ

「捨てるものを極力少なくし、
地球にやさしくありたい」
というやすらぎの里の
コンセプトから生まれたこのパン。
お料理の過程で出てしまう野菜の切れ端や、
旨味がまだ残っている出汁ガラの昆布は、
細かく刻んで生地に練り込むことで
素晴らしい風味とコクに生まれ変わります。
食材のすべての命を愛おしみ、
使い切る心地よさは、
私たちの心にふんわりとした
温かさをもたらしてくれます。

お腹の調子を優しくととのえる豊富な食物繊維

生地に混ぜ込む昆布、人参、
大根などの野菜には、
食物繊維がたっぷりと含まれています。
また、小麦粉だけでなく
「おかゆ」をたっぷり使っているため、
一般的なパンに比べて油分が少なく、
消化吸収が非常におだやかです。
胃腸が疲れているときや、
デトックス期間中の主食としても、
お腹を驚くほど優しくととのえてくれます。

噛むほどに広がるナッツとドライフルーツの自然な甘み

砂糖をドバッと使うのではなく、
レーズンの持つ自然なフルーティーさと
クルミや白ゴマの香ばしさだけで
優しい甘みを表現しています。
よく噛むことで素材本来の甘みが
口いっぱいに広がり、
満腹中枢が刺激され、
考えすぎて高ぶってしまった神経を
ゆったりと鎮めてくれます。

地球と体にやさしい!やすらぎのおかゆパンレシピ

オーブン皿を使い、
一晩じっくり冷蔵庫でねかせてから
焼き上げることで、
もちもちとした極上の食感に仕上がります。
ご家族で分け合って、
美味しく召し上がってください。

材料(約30人分・オーブン皿2枚分)

  • 出汁をとった後の昆布:2枚(乾燥状態で5cm角程度の大きさのもの)
  • 人参:450g
  • 大根:100g
  • おかゆ:1700g(ザルにあげて水気を切ったもの)
  • 水:50cc
  • 塩:ひとつまみ
  • 小麦粉(中力粉):450g
  • レーズン:270g
  • クルミ:100g
  • 白ゴマ:50g

作り方

  1. 1. 出汁を取った後の昆布をざく切りにし、
    およそ2cm角の大きさにしておきます。
    人参と大根は、あらかじめ小さめの乱切りにしておきます。
    トッピング用のクルミは細かく刻んでおきます。
  2. 2. 準備した昆布、人参、大根を
    フードプロセッサーに入れ、細かいみじん切りにします。
  3. 3. 圧力鍋に、みじん切りにした野菜と昆布、
    しっかり水気を切ったおかゆ、水、塩を入れて蓋をし、
    約60分間じっくりと炊き上げます。
    炊き上がったら、大きめのボウルなどにあけて冷ましておきます。
  4. 4. 炊き上げた生地が完全に冷めたら、
    小麦粉、レーズンの順番に加え、
    全体が均一になるようにしっかりと混ぜ合わせます。
  5. 5. オーブン皿にクッキングシートを敷き、
    できた生地を半量ずつ流し入れます。
    表面をヘラなどでできるだけ平らにならしたらラップをかけ、
    冷蔵庫に入れて一晩(約8〜12時間)静かにねかせます。
  6. 6. 翌日、冷蔵庫から取り出してラップを外し、
    オーブン皿1枚分の生地の表面には
    細かく刻んだクルミを均一に振りかけます。
    もう1枚の表面には白ゴマを全体に振りかけます。
    振りかけたクルミと白ゴマが生地にしっかりなじむよう、
    上から手のひらで優しく軽く押さえます。
  7. 7. 160度に予熱したオーブンにオーブン皿を入れ、
    まずは90分間じっくりと焼き上げます。
    その後、一度オーブンから取り出して生地を裏返し、
    さらに20分間焼きます。
  8. 8. 焼き上がったらオーブンから取り出して
    しっかりと冷まし、食べやすいお好みの大きさに
    切り分けてお召し上がりください。

※美味しく仕上げるための最大のコツは、
おかゆの水分をしっかり切っておくことです。
水気が多すぎると生地がべたついて
重くなってしまいます。
もし生地がゆるいと感じたときは、
木ベラですくい上げても
生地が下に流れ落ちないくらいの硬さを目安に、
小麦粉の量を少しずつ増やして
微調整してみてください。

がんばりすぎず、素材の温もりを感じるひとときを

「余った食材をすべて活かして、
丁寧に暮らさなきゃ」
と、日々の生活の中で
自分を縛りすぎてはいませんか?

やすらぎの里では、
みなさんに特定のやり方を
押し付けることはしません。
野菜の切れ端が足りなければ、
普段使っているお野菜を
そのまま切って使っていただいて構いません。
このおかゆパンも、作る過程を
「楽しいな」
「もったいないが減って嬉しいな」
と、ご自身の心地よいペースで
味わっていただくことこそが、
一番の養生になります。

週末にのんびりと
オーブンから漂う香ばしい匂いを嗅ぎながら
焼き上がりを待つ時間。
それだけで、頭の忙しなさがスッと消え、
自律神経が優しく整っていきます。
焼き上がったもちもちのパンを
一口ずつ噛みしめながら、
がんばっている自分自身を
たくさん愛して、
労わってあげてください。

💡 もっと知りたい!やすらぎの里のヘルシーな食生活

やすらぎの里の養生食には、余計な添加物を排し、食材が持つ本来のパワーや旨味を最大限に引き出すための知恵が数多く込められています。心と体の調子を根本からととのえるための日々の食事習慣について、ぜひこちらの記事もご覧ください。

やすらぎの里の養生食について詳しく見る

 お電話でのご予約は

TEL:0557-55-2668

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