頭が痛む、熱が出る、
体がだるくて動かない。
そんな突然の体調不良に見舞われたとき、
私たちはつい
「どうして今、こんな風になってしまうのだろう」
と焦り、早くその症状を消し去るために
薬や治療を求めがちになります。
毎日仕事や家事、
周囲の期待に応えようと
一生懸命にがんばっているからこそ、
思うように動いてくれない体に対して
もどかしさや苛立ちを
感じてしまうのは自然なことです。
しかし、少しだけ視点を変えて、
体がどうしてその症状を起こしているのか、
その声を聴いてみませんか。
実は、病気や不調は
あなたを困らせるための敵ではなく、
あなたの心と体を守るために
体が送ってくれている、
とても愛おしく優しい「メッセージ」なのです。
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なぜ体は病気や症状を引き起こすの?→体はいつでもあなたを守るために、最も素晴らしい自己防衛の働きをしているからです
風邪の症状に隠された驚くべき適応力
例えば、風邪を引いたときに熱が出るのは、
風邪のウイルスが熱に弱いためです。
体はあえて体温を上げることで、
ウイルスの活動を抑え、
体内の奥深くへ侵入するのを防いでくれています。
同様に、咳や鼻水が出るのは、
喉や気管支、鼻の粘膜に付着したウイルスを
体外へ一生懸命に排出しようとする防衛反応です。
私たちが頭で考えるよりも早く、
体は絶妙なバランスを保ち、
自分を守るために
最適な判断を下して働いてくれています。
下痢は「元気な腸」が体を守るために起こす浄化作用
古いものや傷んだものを
食べてしまったときに起こる下痢も同様です。
正常に機能している腸は、
入ってきたものが
体に害を及ぼすと判断した瞬間、
それを吸収せずに
一刻も早く外へ排出しようとします。
つまり、下痢ができるというのは、
腸が正常で元気な証拠なのです。
この体の健健な働きを無視して、
ただ都合が悪いからと
薬で無理やり止めてしまうのは、
がんばってくれている体への
無理解になってしまうことがあります。
症状をただ「病気という悪」として
排除するのではなく、
体が何かを解決しようと
がんばっているプロセスに、
私たちがどう協力してあげられるかが大切です。
病気が伝えてくれている本当の意味とは?→「これ以上無理をしないで少し休んで」という、体からの優しい警告です
限界に達する前に体が教えてくれるサイン
「肩が凝る」「腰が痛む」といった感覚は、
体からの
「少し姿勢を変えたり、
ストレッチをしたりして
体を動かしましょう」
というお知らせです。
それでもなお無視してがんばり続けていると、
体は
「これ以上無理を重ねると、
回復できないほどのダメージになってしまう」
というタイミングで、
より強い痛みや不快感(病気)という
警告のメッセージを私たちに発します。
体は言葉を話せない代わりに、
症状を通じて「もう十分がんばったから、
少し休んでね」と訴えかけてくれているのです。
効率や生産性を優先しすぎる現代の罠
現代の社会では、効率や生産性、
スピードが重視され、
常に「何かをしていないと価値がない」ような
錯覚に陥りがちです。
周りの期待に応えようと過剰に適応し、
常に頭の中がタスクで一杯になっていると
最も身近な自然である「自分の体」からの
大切なサインをキャッチできなくなってしまいます。
病気になる前に、体の小さな声に
耳を傾ける時間を持つことは、
自分らしく健やかに生きるための、
最も大切な先行投資になります。
体からのメッセージに協力するには?→一問一答でお答えします
Q. 熱が出たときは、冷やすのではなく温めた方が早く治るのでしょうか?
A. 熱が出始めの寒気があるときは温め、
熱が上がりきって暑く感じるときは
心地よく冷やすのが
体への優しい手助けになります。
ウイルスと戦うために
熱を上げようとしている
「寒気を感じる段階」では、
体をしっかりと温め、
温かい飲み物を摂ることで
体の熱産生をサポートしてあげましょう。
その後、熱が上がりきって体が熱く、
本人が暑がっているときは、
頭や脇の下などを冷やして
心地よく過ごせるように調整します。
症状の段階に合わせて
「今、体が何を求めているか」に
優しく寄り添って対応することが大切です。
やすらぎの里で体験する「何もしない時間」とは?→「する」ことから解放され、静かに自分の存在と向き合うことです
「いま・ここ」の体の感覚をじんわり味わう
私たちは普段、歩いているときでも
「目的地に到着すること」
ばかりを考えたり、
他の心配事を頭に浮かべたりして、
今この瞬間を置いてきぼりにしがちです。
しかし、ただ一歩一歩を踏みしめて歩くだけでも
足の裏がマッサージされ、
内臓が優しく刺激されて、
体の中では心地よい変化がたくさん起きています。
やすらぎの里では、日常生活から少し距離を置き、
五感を研ぎ澄まして
「いま・ここ」にある自然や体の心地よさを
しみじみと味わう時間
を大切にしています。
【がんばりすぎる日々を少しお休みして、自分を労わってあげませんか】
「いつも頭が忙しくて休まらない」「自分の体の声を丁寧に聴いてみたい」と感じている方へ。やすらぎの里が30年以上にわたり大切にし、皆さまにお伝えしてきた『ありのままの自分を整えるリトリートの哲学』について、優しく紐解きます。
自分は今、何をしたら気持ち良くて、
体が何をしたがっているのか。
その声に気づくことは、他の誰でもない、
あなた自身の人生を主役として
生きるということにつながっていきます。
体が発する不調という優しいメッセージを無視せず、
「いつもがんばってくれてありがとう」
と耳を傾けてみてください。
今日から、深く息を吐き出して、
ただ自分の体の温かさを感じる時間を
作ってみてください。
あなたの心と体は
穏やかな安心感で包まれていきます。
お電話でのご予約は
TEL:0557-55-2668