断食という言葉を聞くと、
「お腹が空き過ぎて力が出なさそう・・・」
「フラフラになってすごく辛そう・・・」
そうイメージしませんか?
そんなイメージをもって、
はじめてやすらぎの里へ来るゲストは、
最終日ご自分の状態にとても驚きます。
なぜなら・・・
断食をしたのに、
前日までたくさん食べていた自分より、
明らかに元気になっているのを感じるからです。
食べている時より、
断食した後の方が元気になるなんて、
おかしいですよね。
でも実は、
これってすごく当たり前のことなのです。
わたしたち人間は、
他の生き物より顕著に脳が発達しました。
それに伴って
生活はどんどん便利に豊かになりました。
だけどその変化に、
私たちの体は適応しているでしょうか。
みなさんお分かりのように、
わたしたちの体は世の中の変化に追いついていません。
いまだに「野生」で暮らす仕様なのです。
便利で豊かな生活は、
幸福な面もありつつ、
私たちの体を蝕む要素も多くあります。
危機的な状況の少ない生活だと、
私たちの細胞、機能は、
「別にオレ達頑張る必要なくない?」
と、どんどんさぼりだしてしまうのです。
代謝が悪いと嘆く人はまさに、
細胞が怠けて働かなくなっている状態です。
そんな状態からサクッと抜け出せるのが断食です。
それはなぜかというと、
断食は野生の環境を意識的に作っているとも言えるからです。
食べ物が入ってこない状況は、
生き物にとって生死にかかわる危機。
そんな状況になった時はじめて人間の細胞は、
「これはヤバイ!頑張らねば~!」と本気を出します。
野性的な環境で生きていくのは非現実的ですよね。
でも断食は簡単にその環境を作り出すことができます。
つまり断食って、
人間がもっている野生の力を目覚めさせてくれるメソッドなのです。
野生の力が目覚めたわたしたちは、
生命力にあふれてキラキラと輝きだします。
これが断食のからくりです。
断食はフラフラになって力が出なくて大変そう・・・。
そんなイメージがある方こそ、
断食の若返りパワーを感じてみてほしいです。
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