『 やすらぎ通信 』 第730号 2019.4.16
~ やすらぎの断食先生が教える
心と体のリセット法 ~
こんにちは、
やすらぎの里の大沢です。
伊豆高原は朝から快晴。
ちょっと冷たい空気が清々しい朝でした。
今朝はみんなと「池の里山」を散歩。
田園風景の中を
鳥の声を聞きながらのんびり散歩。
スギナの朝露が朝日に照らされ、
とってもきれいでした~。
新緑がまぶしい伊豆高原から、
やすらぎ通信をお送りします。
【目次】
【1】あえて逆をする
【2】やすらぎのレシピ
「竹の子ご飯」
【3】やすらぎの体験談
【4】編集後記
【1】あえて逆をする
3月から養生館を引き継いだ、
イケメン館長の「はるか先生」
穏やかで受容的な雰囲気が人気で、
ゲストのみなさんからの評判も上々です。
淡々とプログラムをやっていく中でも、
ものごとの本質を見つめる視点が素晴らしく、
ブログの投稿でもハッとするような記事を書きます。
先日の「心のやすらぎブログ」の記事が、
「うん、そうそう」と納得する内容だったので、
みなさんにも紹介させていただきますね。
「養生館のテーマ2」 養生館・深澤
養生館では、
あえて普段と逆の事を行います。
例えば、
「食べたいけれど、食べない。」
「舗装された歩きやすい道があるけれど、足場の悪い自然の中を歩く。」
「考えることが沢山あるけれど、考えない。」
「やることが沢山あるけれど、何もしない。」
この「あえて逆」を積極的に一定期間行うことで、
両方の良さがみえてきます。
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断食を行うことで少食絶対主義になるのではなく、
食べないことが食べることを輝かせると思うのです。
食べないことも良いし、
美味しいものをしっかり食べることも良いよねと。
また、あえて考えない時間を増やすことで、
思考の切れ味が戻ってきたり、
普段考えている内容が、
別の角度から見えてきたりします。
どちらかに寄りすぎるというよりは、
どちらも良いと感じられるようになれば、
常に変化し続ける自分と環境を認め、
楽に生きられると思うのです。
養生館はそのための場所です。
強いテーマではない分、
インパクトに欠けるかもしれませんが、
「あえて逆」を行うことが、
真面目過ぎて自分を認められず
苦しくなってしまう人たちの
打開策になると感じています。
【2】やすらぎのレシピ
竹の子が旬になりましたね。
本館の敷地内にも竹林があり、
竹の子が取れるんですが、
今年は朝夕が冷え込んだせいか、
竹の子が出るのが遅かったです。
この時期だけの旬の味ですから、
ちょっと手間をかけて、
生の竹の子から作ってみませんか。
「竹の子ご飯」
~ 材料(約8人分)~
・竹の子 120g(茹で上がりで)
・米ぬか ひとつかみ(アク抜き用)
・五分づき米 2カップ(1カップ200cc)
・水 370cc
・油揚げ 1枚くらい
・日本酒 大さじ2
・濃口しょうゆ 小さじ1と1/2強
・塩 小さじ1/4強
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~ 作り方 ~
1、竹の子は、皮をむき、ひたひたの水と米ぬかを入れた鍋で火にかける。
柔らかくなるまで煮えたら、水洗いして米ぬかを落とす。
3、穂先の部分は、縦に割ってからうす切りにし、
根元の部分は、縦に4~8等分(食べやすい大きさ)にしてから、
繊維を切る様に、うす切りにしておく。
4、お米は、磨いで水切りしておく。
油揚げは、油抜きしてから細い短冊切りにしておく。
5、圧力鍋に米と水を入れ、日本酒・濃口しょうゆ・塩で味付する。
6、2の圧力鍋に竹の子と油揚げを入れ、フタをして強火にかける。
7、圧がかかったら6分弱火にかけ、10秒強火にしてから、火を止める。
8、圧が抜けたら、ご飯と具材を混ぜ合わせ、
器に盛り付けたら出来上がり!!
※お好みで山椒の葉を飾ってお召し上がりください。
※やすらぎの里では、圧力鍋を使っていますが、
白米だったら、普通の炊飯器で手軽にできます。
【3】寄せ書きから
やすらぎの里では、
来ていただいた方がお帰りの際に、
寄せ書きを書いてもらっています。
滞在中の感想から感謝の声まで、
すべてスタッフみんなの活力になっています。
今回は3月27日から4泊5日で、
養生館に滞在されたみなさんの声です。
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なぜリトリートで日常が鮮やかに蘇るのか。
一つは、
「日常生活を専念して行う」
この感覚が滞在で取り戻せるからだと思います。
奇抜なことは二の次で、
場の力をかりて、
シンプルな生活の基本を繰り返し行う日々。
飽きるどころか、
日ごとに日常行為の新鮮さと喜びが蘇ってくる。
特別なことができるようになる必要はなく、
淡々と生活する中での喜びを見出していく。
そこを養生館なりの角度で、
これからも提供できたらと思っています。
深澤
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「きっかけをいただいた」60代 女性
プログラムが心によりそっていただけるものであった。
食の大切さ、運動の大切さ、
瞑想の大切さが自然に身体の中に入ってきた。
自分の気持ちをネガティブから
ポジティブに持っていくきっかけをいただいた。
日常とは違った時間を過ごせたことが
どんなに大事か痛感しました。
養生館のみなさんの細やかな配慮に感謝です。
ありがとうございました。
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「野生的」30代 女性
空腹でも体は動くことがわかった。
食べなくても大丈夫なんだと思った。
食べるものがなければ、食べたいと
あまり思わなかった自分にびっくりした。
「食」に執着が強いと思っていたので、
これからは「本当に食べたいのか」
自分に問いかけながら食べたいと思った。
日常生活に戻っても、
自分の感覚を大切にしていきたいと思います。
スタッフの方々がみなさんいつも丁寧で
ゆったりしていて心地よく過ごすことができました。
ありがとうございました。
■ やすらぎの里の体験談
https://y-sato.com/kougenkan/blog/category/voice
【4】 編集後記
この時期、本館のテラスからは、
眼下に、伊豆高原の新緑が一望できます。
新芽の色は木によって微妙に異なり、
淡い緑のグラデーションは、
いつまで見ていても飽きません。
ゲストのみんなにもテラス席は人気で、
朝のドリンクや朝食は、
テラスで食べる人もたくさんいます。
春の日差しを浴びながら、
テラスで鳥の声を聴いていると、
もうそれだけで幸せ。
土曜日一泊プランだったら、
直前でも大丈夫なので、
気軽にふらっと出かけてみませんか。
大沢
■ やすらぎ日記
https://y-sato.com/kougenkan/blog/category/diary
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