スタッフ日記

2021 7/30 (金曜日)

高原館のゆるゆる日記「書くと思考のスイッチングが減る」


(お父さんとお母さんに置いて行かれてしまいしょげるうみさん。)

こんにちは、高原館のくさむらです。

楽に気持ち良く過ごして行くコツの一つは、
脳の仕組みを理解することだと思います。

いつも何かに悩んでいる・・・
グルグル思考が止まらない・・・
ネガティブ思考が止まらない・・・

多かれ少なかれ、
誰しもそんなことがあるのではないかと思います。

そんな状態から救ってくれるのは、
やっぱり「書く」ということ。

脳は基本的に一つのことしかできません。
マルチタスクというのはほとんどが幻想だそうです。
私たちがマルチタスクだと思って行っていることは、
「タスクスイッチング」なのだと言われています。

マインドフルネスの書籍には
「感じると考えるは同時にできない」と書いてあります。

何かを考えながら何かを行うことは出来ない。
何かを考えながら何かを感じることは出来ない。

でも私たちは今日の晩御飯を考えながら
掃除をする事が出来るし、
悲しいと感じながらこれからの先どうしようと
考える事が出来ます。

私たちは出来ていると「思い込んでいる」ようです。
実は超超超高速でタスクスイッチングを行っているということ。
スイッチングが超超超高速なので
同時に行っていると錯覚してしまう。

スイッチングを繰り返しているとき、
その思考や作業に対する集中力は低くなってしまいます。

晩御飯はなかなか決まらないしお掃除もはかどらない。
悲しい気持ちは大きくなるばかりだし、
この先どうしていいかもわからない。

この様な状態は日常で多くあるかもしれません。
それが普通になっている可能性もあります。
書くことを習慣にする前の私はずっとそうでした。

書くことで一体何が起こるのか。
自分の中をよく観察してみると、こんなことが分かりました。

「書いている時はスイッチングの回数が大幅に減る」

頭の中だけで考えることはつまり、
思考のスイッチングをし続けているということです。。
スイッチングの回数を減らす事が出来れば
集中する事が出来ます。

「脳は一つのことしかできない」
ということを知っていると有効な解決策が見えやすくなります。
書くことが気持ちを楽にする手段として有効だと言うことにも
納得しやすくなります。

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2021 7/24 (土曜日)

高原館のゆるゆる日記「書き『ながら』考えてみる」


(ソラくんは開脚マスター!)

こんにちは、高原館のくさむらです。

書くことは視覚を使うことなのだなぁと
改めて思いました。

書くことは見える化すること
という表現はしていましたが、改めて。

頭の中で考えているだけでは視覚も聴覚も使われません。
脳は視覚から大半の情報を得ています。
色々な研究がありますし、個人差もありますが、
知覚する五感のうち7割から9割を視覚から得ています。
多くの判断は目で見たものから行われます。

目で見ると脳は判断しやすく、
目で見られないと判断しにくい、ということです。

頭の中で考えているだけだと、
脳本来の実力を発揮できないのではないでしょうか。

脳の能力を発揮するには、
見てなんぼ!、なのかもしれません。

視覚を使っただけで、
脳のスイッチがONになるような気がします。
言い方を変えれば、
視覚を使わないと脳は一向に本気を出してくれない。
脳からすると、どう処理したら良いかわからないよ~!、
ということなのかもしれません。

脳は視覚から情報を得るのが超得意。

解決策を考えてから忘れないように書いておく。
ではなくて、書きながら考えるのが良いと思います。

悩みを解決したい場合は、書きながら考える。
わたしが一番おすすめする方法です。

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2021 7/16 (金曜日)

高原館のゆるゆる日記「書くことは考え”続ける”こと」


(まだ紫陽花が咲いていました~♪)

こんにちは、高原館のくさむらです。

書くということはどういうことなのか。
これをスパっと一言で表現したいのですが、
それがなかなか難しいです。

ということは、私の中で、いまだに、
書くということがどのようなことなのか、
整理しきれていないということです。

今回、書くということを書いていて、
結果たどり着いたのは・・・

「書くということは考え続けるということ」

でした。

言い方を変えれば、
書かないと考え続ける事ができないということです。
つまり頭の中だけでは考え続けることが、
とってもとってもとっても難しい。

人間は「感じる」と「考える」が一度にはできません。
そして同時に複数のことを考えることも出来ないと言われています。

それでもそう出来ていると思えているのは、
超高速で感じる考えるを行ったり来たりしている、
超高速でいくつかの考え事を行ったり来たりしているから。

行ったり来たりをずーっと繰り返しているので、
考え続けることは基本的に出来ないと認識していた方が良さそうです。
実際に私自身の頭の中をよく観察してみると、
一つのことを考え続けるのは至難の業だとわかります。
「どうしても」「頑張ってみても」一つのことを考え続けられません。
複数の考え事を言ったり来たししてしまいます。
そうなると考え事は一向に前へ進みません。

頭の中だけで考え続けるのは至難の業ですが、
頭の中だけじゃなければ途端に難しいことではなくなります。

頭の中だけじゃない、それが書くということになります。
書きながら考える、ということです。

同じ「考える」でも、
書かずに考えるか、書きながら考えるかで、
考え事の進むスピードが全く変わります。
書かずに、話さずに考えるということは、
「出来ない」といっても過言ではないと思います。

書くことによって考え続けることが可能になります。
考え続けることで悩みは飛躍的に解決しやすくなります。
悩みを少なくしていきたい場合必要なことは、
「考え続ける」ということなのだと気が付きました。
考える、ではなくて、一定時間そのことだけを考え続ける、です。

わたしはこれまで「考える」ことは、
あまり良くないことだと思って来ました。
マインドフルネスは「考える」ことをしないで、
「感じる」ことに意識を向けていきます。
考えることがストレスをためると理解していたため、
考えてしまう自分を責めていたところがあります。

でも考えること自体が悪いのではなさそうです。
頭の中だけで考えようとすることがあまり良くない。
良くないというよりは考えられないので、
その悩みから抜け出す事ができない。
書きながら考える、話しながら考える。
こうすることでちゃ~んと考えられます。
考え事はしっかりと前へ進んでいきます。

悩みごとを解決するために書くことはとても有効です。
なぜなら書くことで一定時間集中して考え続けられるからです。
考え続けるということは前に進むということです。
考え事が前に進むと悩みごとは解決しやすくなっていきます。

今回もお付き合いいただきありがとうございました^^

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2021 7/9 (金曜日)

高原館のゆるゆる日記「書くことは『思い出す』こと?」


(今いたるところに咲いているヒメヒオウギスイセンです♪)

高原館のゆるゆる日記「書くことは『思い出す』こと?」

こんにちは、高原館のくさむらです。

悲しことや苦しいことがあったとき、
心の中では「なぜ?!」「どうして?!」と、
納得いかない気持ちが発生していることに気が付きます。

脳は良くも悪くも、すご~く忘れやすく出来ています。

一方で「悲しい」「苦しい」といった、
インパクトのある一瞬は記憶として強烈に残ります。
でもその一瞬の前後はすぐに忘れてしまいます。

悲しみや苦しみの前後が抜け落ちてしまうと、
なぜ悲しい気持ちになったのか、
なぜ苦しい気持ちになったのかが分からなくなってしまいます。

仕事でミスをして怒られ、
悲しくなったのだとしたら、その裏に、
「なんでわたしが怒られなきゃならないの?!」
という気持ちが潜んでいることがあります。

ミスをした自分が悪くても、
「なんで?!」という気持ちが発生してしまいます。

それはその前後が抜け落ちてしまっているからのように思います。

例えば自分がレストランで働くウェイトレスだったとします。
お客さんから受けた注文をキッチンへ伝え忘れてしまいました。
お客さんは「まだ料理が来ない!」と怒り帰ってしまいました。
お客さんから怒られ、そして店長からも叱られてしまいました。
そんな出来事があったとします。

この場合、自分がオーダーを通し忘れたことが原因ですから、
「自分のミスだ・・・」と反省します。
でも一方で「なんで私のせいなの?!」とも感じる。

例えばそのとき物凄くお店が混んでいて、
自分に余裕が無かったとします。
そうであるとしたら
「あの時はとても忙しくて他にやることがたくさんあったから、
ついオーダーミスをしてしまったんだ」
という気持ちが残ります。

お店が混んで忙しいのは自分のせいではない。
こんなに混んでいるのにスタッフが少ないからいけないんだ。

そんな気持ちが発生するかもしれません。

それらをひっくるめて、
「なんで私が怒られなきゃいけないの?!」
という感情が湧いてきます。

でも、脳はすご~く忘れやすいですから、
その時お店がとても混んでいて自分に余裕がなかったこと、
スタッフの人数が少なくて大変だったこと、
それでも精一杯頑張っていた自分のこと、
あらゆることを忘れてしまいます。

頭の中だけで考えると、
ストーリーとして思い出す事ができないので、
怒られた瞬間のことだけがリピート再生します。

「怒られた!悲しい!悔しい!」
この思いだけが強烈に残って支配されてしまいます。
その他の部分はうっすら頭の中にある程度で、
ほとんど意識下で把握できなくなってしまいます。

あの時はすごく混んでいて大変だったんだ・・・
スタッフの人数が足りなくて大変だったんだ・・・
でもお客さんが怒るのも無理ない・・・
店長が怒るのもしょうがない・・・

しっかりそのことが把握できると、
「いろいろしかたなかったんだなぁ・・・」と納得します。
これはただ抜け落ちてしまってた部分を思い出しただけです。
それだけのことですが「なんで?!」が無くなるので、
気持ちが落ち着いていきます。

たったこれだけのことでも、
「怒られた!悲しい!悔しい!」の気持ちが強烈すぎるので、
意識で把握する事ができなくなってしまいます。

でもその状況のことや感情を書き出してみると、
怒られた場面に支配されず他の場面を思い出す事ができます。
強烈に印象づいた場面や感情に支配されず、
その場のことを思い出す事ができると気持ちは落ち着きます。
それは「なぜ?!」が減っていくからだと思います。

悲しいのも、苦しいのも、その感情の強さにより、
それがどうして発生したのか簡単に忘れてしまいます。
「なぜ?!」「どうして?!」。
わかっているつもりでも、実は忘れかけてしまっています。

ただ忘れかけているだけ。
ということは、ただしっかりと思い出すだけ。
それだけで気持ちは軽くなっていきます。

書くことは「思い出すこと」とも言えるのかもしれません。
人は思い出すことでもっと楽になっていけるのかもしれません。

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2021 7/2 (金曜日)

高原館のゆるゆる日記「たかが書く、されど書く」


(ソラの自慢は大きなおて手です♪)

こんにちは、高原館のくさむらです。

書くということは、見える化です。

心の問題は、見えないから気付きにくいし、
解決するのが難しいと思っていました。

でも、書けば、見えるようになります。

悲しいと感じた時は紙に「悲しい」と書くことにより、
悲しみが見える化できます。

それでなんの意味があるの?と思われるかもしれません。

人は悲しいと感じた時、辛い気持ちになります。
だけれど意外にすぐに他のことを考える。
でもまたすぐ悲しい気持ちに戻る。
そんなことを繰り返します。

悲しいと紙に書けば、悲しみに集中します。

悲しみに集中したらより辛くなりそうですが、
そうではないと考えています。

書きながらなぜ悲しくなったのかを思い出す。
その経緯を書いて思い出します。
そうすると悲しみの理由がわかってきます。

理由がわかると気持ちが落ち着きます。

なぜなら、その悲しみが正体不明ではなくなるからです。
正体がわかれば、振り回されるだけの状態ではなくなります。
何かしらの対策が出来ます。
そしてその悲しみを繰り返す可能性が低くなります。

例えば上司に叱られて悲しくなったとします。
書かずにいると、頭の中で叱られている場面だけが抽出されて、
リピート再生します。
書くことによって叱られるまでの経緯が思い出せます。
思い出せると、ここがまずかったな、というポイントがわかります。

もしその上司がどんなやり方をしても
気分次第で叱ってくる人物だとしたら。
そこがマズいポイントです。
それがわかれば、ひたすら逃げる!避ける!とか、
人事に相談するとか、転職サイトに登録するとか、
対策を講じることができます。
叱られないようにするため、何ができるかわかると、
それだけで気持ちが落ち着きます。
そして実際に行動していると、悲しい気分は緩和して行きます。

書くことは、思い出すこと、そして思い描くこと。

見える化して、わかって、対策を講じる。
このステップは書かないと出来ません。

たかが書く、されど書く。

ただ悩むのであれば、とりあえず紙とペンを用意して
悩んでみるのがオススメです。

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